>
1)気嚢型 vesiculate
>
A-1.本体corpusを環状にとりまく襞様の未発達な気のう(bladder)をもつ.表面は刺状突起(spinule)をもつ瘤(verruca)に覆われている.
*
ツガ(11)
*
コメツガ(12)
>
A-2.2つの気のう(bladder)をもつ.
>
B-1.本体と向心側の気のう基部はなだらかに接合部する.本体の表面模様と気のうの網状紋(reticulum)は,この接合部でなだらかに移行する.
>
C-1.遠心極側の薄膜部(leptoma)内面には顆粒(granule)が散在する.
*
ハリモミ(18)
*
ドイツトウヒ(19)
*
トウヒ(20)
*
ヤツガタケトウヒ(21)
*
エゾマツ(22)
*
アカエゾマツ(23)
>
C-2.遠心極側の薄膜部(leptoma)内面には顆粒(granule)がない.
*
ヒマラヤスギ(10)
>
B-2.本体と向心側の気のう基部の接合部には明瞭なくびれを形成する.本体の表面模様と気のうの網目は,この接合部で明瞭に異なる.
>
D-1.気のうは本体よりも小さい
>
E-1.本体の大きさは65.0μm以上である.
>
F-1.遠心極側の薄膜部(leptoma)内面には顆粒(granule)がない.
*
モミ(13)
*
シコクシラベ(14)
*
シラビソ(15)
*
ウラジロモミ(16)
*
オオシラビソ(17)
>
E-2.本体の大きさは50.0μm以下である.
>
G-1.遠心極側の薄膜部内面には顆粒(granule)がない.
*
アカマツ(3)
*
クロマツ(4)
*
リュウキュウマツ(5)
>
G-2.遠心極側の薄膜部(leptoma)内面には顆粒(granule)が散在する.
*
ハイマツ(6)
*
ヒメコマツ(7)
*
チョウセンゴヨウ(8)
*
ヤクタネゴヨウ(9)
>
D-2.気のうの大きさは本体と同程度か,より大きい
*
ナギ(27)
*
ラカンマキ(28)
>
2)多ひだ型 polyplicate
>
A-1.赤道軸方向に長く伸びる6本以上の大きな隆起した畝(ridge)があり,極観像では放射相称状に配列する.
*
マオウ(1142
>
3)無口型 inaperturate
>
A-1.乳頭状突起(papilla)がある.
>
B-1.遠心極側の薄膜部(leptoma)境界は明瞭である.
*
スギ(39)
>
B-2.遠心極側の薄膜部境界は不明瞭である.
*
セコイア(40)
*
メタセコイア(41)
*
スイショウ(42)
*
ヌマスギ(43)
>
A-2.乳頭状突起がない.
>
C-1.花粉は大粒である.
>
D-1.花粉壁に層状構造があり,花粉表面は円柱型(baculate),円柱状突起(baculum)の横断面は丸みをおびた三角〜多角形である.
*
アブラギリ(547)
>
D-2.花粉壁に層状構造がない.
>
E-1.花粉表面は微小突起型(scabrate)である.
*
ナンヨウスギ(26)
>
E-2.花粉表面は表面は平滑型(psilate)である.
>
F-2.向心極側に環状の肥厚がある.
*
カラマツ(24)
>
F-2.向心極側に不明瞭な環状の薄い肥厚があり,その内部にしばしばY字状の肥厚を認める.
*
トガサワラ(25)
>
C-2.花粉は中粒以下である.
>
G-1.花粉壁に層状構造がある.
>
H-1.花粉は刺型(echinate)である.
>
I-1.花粉表面は平滑型(psilate)である.
>
J-1.高さ1.0μm程度の短刺(spinule)が均等に分布する.
*
シロモジ(1143
*
シロダモ(1144
>
J-2.高さ0.5μm程度の短刺(spinule)が均等に分布する.
>
K-1.粒径は15.0μmより小さい
*
ウラシマソウ(79)
*
ユキモチソウ(80)
*
オモゴウテンナンショウ(81)
>
K-2.粒径は17.5μm以上である
*
サルトリイバラ(109)
*
シオデ(108)
*
ヤマカシュウ(110)
>
I-2.花粉表面は微小突起型(scabrate)である.
*
サンカヨウ(263)
>
I-3.花粉表面は顆粒型(granulate)である.
>
L-1.長刺(spine)が均等に分布する.
*
ミズオオバコ(88)
>
L-2.短刺(spinule)が均等に分布する.
*
トチカガミ(89)
>
H-1.花粉は刺型(echinate)ではない.
>
M-1.花粉表面は平滑型(psilate)であり,表面を6-8本の線状痕が取り巻く.
*
カラスビシャク(82)
>
M-2.花粉表面は微小突起型(scabrate)であり,これらの突起は比較的均一である.
*
ヤマナラシ(564)
*
ドロノキ(565)
>
M-3.花粉表面は網目型(reticulate)である.
>
N-1.花粉外壁は薄く,畝(murus)の高さは低い.
*
シバナ(91)
*
エビモ(92)
*
ササバモ(96)
*
エゾノヒルムシロ(93)
*
ヒルムシロ(94)
*
コバノヒルムシロ(95)
>
N-2.花粉外壁の厚さは1.5-2.0μmである.
*
センリョウ(60)
>
G-2.花粉壁に層状構造がない.
>
O-1.花粉は球形.花粉表面は平滑型(psilate)または微小突起型(scabrate)で顆粒(granule)が不規則に散在する.観察方向によっては観察方向によっては円形の薄膜部(leptoma)を認めることもある→単孔型も参照
*
ネズミサシ(30)
*
ハイネズ(31)
*
イブキ(32)
*
アスナロ(33)
*
ヒノキアスナロ(34)
*
コノテガシワ(35)
*
ニオイヒバ(36)
*
ヒノキ(37)
*
サワラ(38)
>
O-2.花粉は角ばった球形.観察方向によってはしばしば薄膜部(leptoma)を認める→単溝型も参照
*
カヤ(45)
*
イチイ(46)
*
キャラボク(47)
*
イヌガヤ(48)
*
ハイイヌガヤ(49)
>
4)単溝型 monocolpate
>
A-1.花粉は球形ないし不規則な球形である.
>
B-1.花粉は球形で,表面はいぼ状紋型(verrucate)である.遠心極側の薄膜部(leptoma)は不規則にひろがり,その境界は明瞭→単孔型も参照
*
コウヤマキ(29)
>
B-2.花粉は角ばった球形である.
>
C-1.花粉表面は微小突起型(scabrate)で顆粒が不規則に散在する.薄膜部(leptoma)の境界は不明瞭→無口型も参照
*
カヤ(45)
*
イチイ(46)
*
キャラボク(47)
*
イヌガヤ(48)
*
ハイイヌガヤ(49)
>
C-2.花粉表面は平滑型(psilate)である.
*
セキショウ(77)
*
ショウブ(78)
>
B-3.花粉は不規則な球形で,その表面は平滑型(psilate)である.
*
ハンゲショウ(63)
*
ドクダミ(64)
*
フウトウカズラ(65)
>
A-2.花粉は偏球形(oblate)である.
>
D-1.花粉壁に層状構造がない
>
E-1.花粉表面は平滑型(psilate)
*
イチョウ(2)
*
ホオノキ(76)
>
E-2.花粉表面はしわ模様型(rugulate)
*
オガタマノキ(73)
*
シデコブシ(74)
*
オオヤマレンゲ(75)
>
E-3.花粉表面はいぼ状紋型(verrucate)〜短乳頭型(gemmate)
*
ユリノキ(72)
>
E-4.花粉表面は網目型(reticulate)
*
ソテツ(1)
>
D-2.花粉壁に層状構造がある
>
F-1.巨大な溝(fullow)が花粉本体を半周以上とりまくように配置する.
>
G-1.花粉表面は刺型(echinate)
>
H-1.長さ5.0μm以上の長刺(spine)が散在する.
*
コウホネ(52)
*
ネムロコウホネ(53)
*
オゼコウホネ(54)
>
H-2.長さ1.0μmほどの短刺(spinule)が密に分布する.
*
オニバス(55)
>
G-2.花粉表面は短乳頭型(gemmate)またはいぼ状紋型(verrucate).しばしば円柱状突起(baculum)や棍棒状突起(clava)がまじる.
*
ヒツジグサ(56)
>
F-2.溝(fullow)は花粉本体をとりまくように配置しない
>
I-1.花粉表面は平滑型(psilate)
*
ジュンサイ(50)
>
I-2.花粉表面は微小突起型(scabrate)
*
ヤブミョウガ(166)
*
ミズアオイ(167)
*
コナギ(168)
*
ホテイアオイ(169)
>
I-3.花粉表面はしわ模様型(rugulate)
*
ホウチャクソウ(106)
*
チゴユリ(107)
*
アマナ(125)
*
アマドコロ(155)
*
ノシラン(158)
*
ジャノヒゲ(159)
>
I-4.花粉表面は縞模様型(striate)で,縞模様は本体の長軸方向に流れる.
*
フサジュンサイ(51)
>
I-5.花粉表面はいぼ状紋型(verrucate)〜短乳頭型(gemmate)
*
ヒメヒオウギズイセン(132)
*
コバギボウシ(150)
*
トサノギボウシ(151)
*
スジギボウシ(152)
*
オオバギボウシ(153)
*
ヤブラン(157)
>
I-6.花粉表面は刺型(echinate)
*
シロバナショウジョウバカマ(105)
*
ツユクサ(164)
*
イボクサ(165)
>
I-7.花粉表面は溝網型(areolate)
>
J-1.花粉は中粒以上である
*
チシマアマナ(111)
*
ジョウロウホトトギス(121)
*
チャボホトトギス(122)
*
タマガワホトトギス(123)
*
ケイビラン(154)
*
ツルボ(156)
*
ユキザサ(160)
*
ヤマトユキザサ(161)
>
J-2.花粉は小粒である
*
ソクシンラン(97)
*
シュロ(162)
*
ビロウ(163)
>
I-8.花粉表面は網目型(reticulate)
>
K-1.向心極側の網目内部(lumen)は広く,大小様々な大きさである.
>
L-1.網目(brochi)の畝(murus)を構成するコルメラ(columellae)断面は円形〜楕円形で,網目内部(lumina)に顆粒(granule)が散在する.
*
ユウスゲ(134)
*
トウカンゾウ(135)
*
エゾゼンテイカ(136)
*
ゼンテイカ(137)
*
ハマカンゾウ(138)
*
ヤブカンゾウ(139)
*
ノカンゾウ(140)
>
L-2.網目(brochi)の畝(murus)を構成するコルメラ(columellae)断面は円形で,網目内部(lumina)に顆粒(granule)などはない.
*
イチハツ(128)
>
L-3.網目(brochi)の畝(murus)を構成するコルメラ(columellae)断面に三角形や四角形のものが混在する.網目内部(lumina)に顆粒(granule)はない.
*
テッポウユリ(112)
*
ヤマユリ(113)
*
オニユリ(114)
*
ササユリ(115)
*
タケシマユリ(116)
*
カノコユリ(117)
*
ヒメユリ(118)
*
クルマユリ(119)
*
ウバユリ(120)
>
K-2.向心極側の網目内部(lumen)は細かくほぼ均一である.
>
M-1.網目内部(lumen)は遠心極側では小さくなる
>
N-1.花粉は大粒である.
*
キショウブ(129)
*
ヒガンバナ(142)
*
キツネノカミソリ(143)
*
ナツズイセン(144)
>
N-2.花粉は中粒以下である
*
キンコウカ(98)
*
ナベワリ(99)
*
ニワゼキショウ(133)
>
M-2.網目内部(lumen)は遠心極側でも大きさはほとんど変わらない
>
O-1.花粉は大粒である.
*
ノハナショウブ(126)
*
ハナショウブ(127)
*
アヤメ(130)
*
シャガ(131)
*
サフランモドキ(145)
>
O-2.花粉は中粒以下である
*
シュロソウ(100)
*
バイケイソウ(101)
*
コバイケイソウ(102)
>
A-3.花粉は柑橘類のじょう嚢(citrus segment)様の形状である.
>
P-1.花粉表面はしわ模様型(rugulate)
*
ギョウジャニンニク(146)
*
ヤマラッキョウ(147)
*
ニラ(148)
>
P-2.花粉表面は溝網型(areolate)
*
クサスギカズラ(149)
>
P-3.花粉表面は網目型(reticulate)
>
Q-1.花粉は大粒である.
*
カタクリ(124)
>
Q-2.花粉は中粒である
*
ミズバショウ(83)
>
5)遠心面合流三溝型 trichotomocolpate
*
該当なし
>
6)単孔型 monoporate
>
A-1.明瞭な口環(annulus)がある
>
B-1.位相差像では,花粉表面は独立したいぼ状突起(verruca)からなる.
>
C-1.粒径は50.0μm以上
*
ジュズダマ(240)
*
トウモロコシ(241)
>
C-2.粒径は50.0μm以下
*
オートムギ(207)
*
オオムギ[サキガケ](211)
*
サヤヌカグサ(214)
*
アシカキ(215)
>
B-2.位相差像では,花粉表面は孤島状突起(areola)からなる溝網型(areolate)
*
カンチク(198)
*
モウソウチク(199)
*
メダケ(200)
*
ネザサ(201)
*
ミヤコザサ(202)
*
チシマザサ(203)
*
スズタケ(204)
*
カズノコグサ(205)
*
ムツノガリヤス(206)
*
カニツリグサ(208)
*
クサヨシ(209)
*
カモジグサ(210)
*
コムギ[ノーリン20号](212)
*
ミゾイチゴツナギ(213)
*
マコモ(216)
*
ヨシ(219)
*
ツルヨシ(220)
*
ヌマガヤ(221)
*
オヒシバ(222)
*
アゼガヤ(223)
*
シバ(224)
*
トダシバ(225)
*
チカラシバ(226)
*
キンエノコロ(227)
*
オオエノコロ(228)
*
アワ(229)
*
キビ(230)
*
メヒシバ(231)
*
スズメノヒエ(232)
*
キシュウスズメノヒエ(233)
*
ケイヌビエ(234)
*
チガヤ(235)
*
ススキ(236)
*
モロコシ(237)
*
セイバンモロコシ(238)
*
ウシノシッペイ(239)
>
B-3.位相差像では,花粉表面は独立したいぼ状突起(verruca)と孤島状突起(areola)からなる複合型
*
カモジグサ(210)
*
アシカキ(215)
*
マコモ(216)
*
イネ[豊年早生](217)
*
イネ[SM142](218)
>
A-2.口環(annulus)はない
>
D-1.花粉表面はいぼ状紋型(verrucate)である→単溝型も参照
*
コウヤマキ(29)
>
D-2.花粉表面は平滑型(psilate)または微小突起型(scabrate)で顆粒(granule)が不規則に散在する.
>
E-1.薄膜部(leptoma)中央部に孔状の構造を認める.遠心極側の薄膜部(leptoma)境界は明瞭である.
*
コウヨウザン(44)
>
E-2.遠心極側に薄膜部(leptoma)をほとんど認めない.観察方向によっては円形の薄膜部(leptoma)を見落としやすい→無口型も参照
*
ネズミサシ(30)
*
ハイネズ(31)
*
イブキ(32)
*
アスナロ(33)
*
ヒノキアスナロ(34)
*
コノテガシワ(35)
*
ニオイヒバ(36)
*
ヒノキ(37)
*
サワラ(38)
>
D-3.花粉表面は網目型(reticulate)
*
コガマ(171)
*
ヒメガマ(172)
*
ミクリ(173)
*
タマミクリ(174)
>
7)二溝型 dicolpate
>
A-1.長径は50.0μm以上である.溝(fullow)は長軸方向に長く伸び,溝辺(margo)は未発達である.花粉表面には短刺(spinule)が散在する.
*
ハマオモト(141)
>
8)三溝型 tricolpate
>
A-1.花粉壁の2層間が分離してできた気嚢様の襞3つが両極方向に伸び,これらが極で合流する,溝は襞上に配置する.
*
ヒシ(612)
>
A-2.花粉に気嚢様の襞はない.
>
B-1.花粉表面に小刺(spinule)または長刺(spine)が分布する.
>
C-1.高さ7.0μmほどの長刺(spine)が散生する
*
チシマキンレイカ(1100)
>
C-2.花粉表面には小刺(spinule)が散在するほか,コルメラ(columella)が発達する.
>
D-1.溝(fullow)は細長い.コルメラ(columella)は両極付近で特に発達する.
*
マツムシソウ(1103)
*
タカネマツムシソウ(1104)
>
D-2.溝(fullow)は極方向に長い長楕円形状
*
コツクバネウツギ(1090)
*
ツクバネウツギ(1091)
*
オオツクバネウツギ(1092)
>
C-3.花粉表面には小刺(spinule)が散在する.
>
E-1.花粉表面を微小突起(scabra)が密に覆う
>
F-1.花粉外壁は3.0μm以上あり厚い
>
G-1.溝(fullow)は長く極方向にのびる.小刺(spinule)は1.5〜2.0μm.
*
オミナエシ(1098)
*
オトコエシ(1099)
*
カノコソウ(1101)
*
ツルカノコソウ(1102)
>
G-2.溝(fullow)は短く,極域(polar area)は広い.小刺(spinule)は1.0μm以下.
*
リンネソウ(1089)
>
F-2.花粉外壁の厚さは2.5μm未満である.
*
モミジカラマツ(285)
*
マツバギク(737)
>
E-2.花粉表面を顆粒(granule)が密に覆う
*
クサギ(937)
*
ショウロウクサギ(938)
*
イボタクサギ(947)
>
B-2.花粉表面に小刺(spinule)または長刺(spine)は分布しない.
>
H-1.花粉表面は平滑型(psilate)
>
I-1.溝(fullow)は狭く,溝辺(margo)はやや肥厚する
*
アゼトウガラシ(934)
>
I-2.溝(fullow)の輪郭は不明瞭
*
ナンバンギセル(977)
>
H-2.花粉表面は微小突起型(scabrate)である.
>
J-1.溝表面はほとんど平滑である.
*
オサバグサ(251)
*
シナノキンバイ(295)
*
ツルナ(736)
*
ヨウシュヤマゴボウ(739)
>
J-2.溝表面には微小突起(scabra)が分布する.
*
センニンソウ(264)
*
ハンショウヅル(266)
*
ミヤマハンショウヅル(267)
*
タカネハンショウヅル(268)
*
トリガタハンショウヅル(269)
*
ボタンヅル(270)
*
オダマキ(286)
*
ミヤマオダマキ(287)
*
ヒメウズ(288)
*
リュウキンカ(296)
*
シラネアオイ(297)
>
J-3.溝表面には顆粒(granule)が散在する
>
K-1.溝の輪郭は明瞭
*
オクトリカブト(289)
*
ヤマトリカブト(290)
*
レイジンソウ(291)
>
K-2.溝の輪郭は不明瞭
*
イヌノフグリ(926)
*
グンバイヅル(927)
*
ツクシコゴメグサ(971)
*
トサノコゴメグサ(972)
*
タチコゴメグサ(973)
*
ゴマクサ(974)
>
H-3.花粉表面は顆粒型(granulate)である.
*
ハマクサギ(939)
*
メハジキ(940)
*
オドリコソウ(941)
>
H-4.花粉表面はいぼ状紋型(verrucate)
>
L-1.溝(fullow)は長くて明瞭.花粉表面は焦点移動により細かな網目型(reticulate)へと変化することが多い.
*
コムラサキ(943)
*
ビロードムラサキ(944)
*
ムラサキシキブ(945)
*
ヤブムラサキ(946)
>
L-2.溝(fullow)は不明瞭
*
ハシリドコロ(911)
>
H-5.花粉表面は円柱型(baculate)である.
>
M-1.花粉壁は外表層型(tectate)である.
>
N-1.溝(fullow)は長い.
>
O-1.溝(fullow)の巾は狭く,コルメラ(columella)は密に均等に分布
*
ユキノシタ(328)
*
ジンジソウ(329)
*
ダイモンジソウ(330)
*
ヘクソカズラ(864)
>
O-2.溝(fullow)はやや広い.
>
P-1.溝辺(margo)は肥厚する.
*
フクジュソウ(279)
*
オオバショウマ(293)
*
サラシナショウマ(294)
>
P-2.溝辺(margo)は肥厚しない.
>
Q-1.溝の上面には微小突起(scabra)が分布する
*
クサノオウ(243)
>
Q-2.溝の上面には微小突起(scabra)が分布する
*
レンゲショウマ(292)
>
N-2.溝(fullow)は短い.
*
コバノボタンヅル(265)
*
ハクサンイチゲ(273)
*
シコクイチゲ(274)
*
イチリンソウ(275)
>
M-2.花粉壁は外表層型(tectate)ではない.
>
R-1.溝(fullow)の輪郭は明瞭
>
S-1.溝(fullow)は長い
>
T-1.溝(fullow)の巾は広く,溝上面はいぼ状突起(verruca)が分布
*
ハクチョウゲ(867)
>
T-2.溝(fullow)の巾は狭く,花粉表面は焦点移動によりしわ模様型(rugulate)に変化する.
*
ハス(300)
>
S-2.溝(fullow)は短い
*
ハマネナシカズラ(893)
>
R-2.溝(fullow)の輪郭は不明瞭
*
アオイゴケ(890)
>
H-6.花粉表面は網目型(reticulate).
>
U-1.網目は粗大である.
>
V-1.畝(murus)は円柱状突起(baculum)よりなる.網目内部(lumina)には,短乳頭状突起(gemma)または顆粒(granule)が散在する.
*
ツルソバ(703)
*
タニソバ(704)
>
V-2.畝(murus)は円柱状突起(baculum)よりなる.網目内部(lumina)は平滑または微小突起(scabra)が散在する.
>
W-1.円柱状突起(baculum)の先端には微細な小刺(spinule)がある.
*
イソマツ(684)
>
W-2.円柱状突起(baculum)の先端には小刺(spinule)はない.
*
ハマサジ(685)
>
U2.網目は粗大ではない
>
X-1.花粉は等極性(isopolar)で,溝(fullow)の長さは本体の1/2.5以下である.
>
Y-1.花粉壁は非外表層型(intectate)で,花粉表面には棍棒状突起(clava)が密に配列する.
*
カイフウロ(600)
*
タチフウロ(601)
*
シロバナゲンノショウコ(602)
*
ゲンノショウコ(603)
>
Y-2.花粉壁は外表層型(tectate)である.
*
ギンバイソウ(762)
>
X-2.花粉は等極性(isopolar)で,溝(fullow)の長さは本体の1/2以上である.
>
Z1.溝(fullow)は細長く,極付近にまで達する.網目は溝間域(intercolpium)で細かくなる.
*
シキミ(59)
>
Z-2.溝(fullow)は極付近にまでは達しない.
>
AA-1.外表網目型(supra-reticulate)である.
*
タニジャコウソウ(953)
*
ジャコウソウ(954)
>
AA-2.真網目型(per-reticulate)である.
>
BB-1.溝の上面にはいぼ状突起(verruca)が分布する.
*
カタバミ(541)
*
ミヤマカタバミ(542)
>
BB-2.溝の上面には顆粒(granule)が分布する.
>
CC-1.溝は楕円形に大きく広がり,極域は広い,溝の上面には顆粒(granule)が密に分布する.極観像は亜三角形(subangular)〜半耳ひだ型(semi-lobate).
*
カツラ(318)
>
CC-2.溝は短く,極域は広い.溝の上面には顆粒(granule)が散在する.極観像は円形(circular).
*
アメリカスズカケノキ(301)
>
BB-3.溝の上面には微小突起(scabra)が分布する.
>
DD-1.極観像では溝間域(intercolpia)のコルメラ(columellae)が三日月状に配列する.
*
ダイコン(673)
*
ナズナ(674)
*
クマモナズナ(675)
*
シコクハタザオ(676)
*
コンロンソウ(677)
*
ミズタガラシ(678)
*
オオバタネツケバナ(679)
>
DD-2.極観像では溝間域(intercolpia)のコルメラ(columellae)が三日月状に配列しない.
>
EE-1.溝(fullow)は長く,溝辺は(margo)肥厚する
*
マンサク(312)
*
マルバノキ(313)
*
トサミズキ(314)
*
ヒュウガミズキ(315)
*
コウヤミズキ(316)
*
イスノキ(317)
>
EE-1.溝辺は(margo)肥厚しない
>
FF-1.溝(fullow)の両端は丸い
>
GG-1.網目は焦点移動によりしわ模様型(rugulate)に変化する.
*
コマクサ(246)
>
GG-2.網目は焦点移動によりしわ模様型(rugulate)に変化しない.
*
ヤマブキソウ(244)
>
FF-2.溝の両端は尖る
>
HH-1.網目は両極と溝付近で細かくなる.
*
ルイヨウボタン(260)
>
HH-2.網目は全面均一
*
ナンテン(261)
*
イカリソウ(262)
>
BB-4.溝の上面にはいぼ状突起(verruca)〜微小突起(scabra)などは分布しない.
>
II-1.溝(furrow)付近では外壁が薄くなる.網目内部(lumen)は溝間域(intercolpium)で粗く,溝付近では細かくなる.
>
JJ-1.溝(furrow)付近には微小突起(scabra)が分布する.
*
ケショウヤナギ(566)
*
オオバヤナギ(567)
*
タチヤナギ(568)
*
ツガルヤナギ(569)
*
ヤマヤナギ(570)
*
シバヤナギ(571)
*
コリヤナギ(572)
*
カワヤナギ(573)
*
イヌコリヤナギ(574)
*
シダレヤナギ(575)
*
ウンリュウヤナギ(576)
*
バッコヤナギ(577)
*
マルバヤナギ(578)
*
ネコヤナギ(579)
*
キツネヤナギ(580)
*
キヌヤナギ(581)
*
オノエヤナギ(582)
*
コゴメヤナギ(583)
*
ミヤマヤナギ(584)
*
タカネイワヤナギ(585)
>
JJ-2.溝(furrow)付近には微小突起(scabra)が分布する.
*
ギョリュウ(683)
>
II-2.溝辺(margo)は肥厚も薄くもならない.
>
KK-1.網目(brochus)は溝間域(intercolpium)で粗く,溝(furrow)付近では細かくなる.
*
オウギカズラ(948)
*
キランソウ(949)
*
ジュウニヒトエ(950)
*
ミズネコノオ(952)
*
テンニンソウ(951)
>
KK-2.網目はほぼ一様,焦点移動によりしわ模様型(rugulate)に変化する.
*
ハマゴウ(942)
*
タツナミソウ(967)
>
X-3.花粉は異極性(heteropolar)で,稜が丸みをおびた4面体である.
*
カナビキソウ(680)
>
H-7.花粉表面は縞模様型(striate)~しわ模様型(rugulate)の複合型
*
チドリノキ(1146)
>
9)多溝型 stephanocolpate
>
A-1.花粉は亜球形(subspheroidal)
>
B-1.花粉表面は短乳頭型(gemmate)で,短乳頭状突起(gemma)は溝間域(intercolpium)にあって極方向に配列する.溝(fullow)の数は15前後.
*
シチョウゲ(869)
>
B-2.花粉表面はいぼ状紋型(verrucate)である.溝(fullow)は長く,数は12前後.
*
ゴマ(935)
>
B-3.花粉表面は微小突起型(scabrate)である.
>
C-1.花粉表面は微小突起(scabra)のみで覆われる.
>
D-1.溝(fullow)は長く,幅は狭い
*
アカネ(860)
*
キヌタソウ(861)
*
ヤマムグラ(862)
*
カワラマツバ(863)
>
D-2.溝(fullow)は短く,幅はやや広い
*
タイミンタチバナ(778)
>
C-2.花粉表面は微小突起(scabra)で覆われ,そこに長刺(spine)または短刺(spinule)がある.
>
E-1.長さ7.0μm前後の長刺(spine)が散在する.溝(fullow)は長く,数は8前後.
*
アレチウリ(523)
>
E-2.長さ1.0μm以下の短刺(spinule)がまばらに散在する.
>
F-1.溝(fullow)は長く,数は7〜10
*
ツルニンジン(997)
>
F-2.溝(fullow)は短く,数は5〜7
*
キキョウ(996)
>
B-4.花粉表面は円柱型(baculate)である.
>
G-1.円柱状突起(baculum)は高さ1.0〜1.5μm.
>
H-1.溝(fullow)の上面に微小突起(scabra)が散在する.
*
ニリンソウ(276)
>
H-2.溝(fullow)の上はほとんど平滑である.
*
クルマバナ(959)
*
トウバナ(960)
*
カキドオシ(961)
>
G-2.円柱状突起(baculum)は高さ2.0〜2.5μm.
*
マメダオシ(891)
*
ネナシカズラ(892)
>
B-5.花粉表面は網目型(reticulate)である.
>
I-1.網状紋(reticulum)は細かく,均一である
>
J-1.溝(fullow)はやや広くて短く,極域(polar area)は広い
*
ヒトリシズカ(61)
*
フタリシズカ(62)
>
J-2.溝(fullow)は狭く,極方向に長い
*
ナツノタムラソウ(962)
*
キバナアキギリ(963)
*
ウツボグサ(964)
*
イブキジャコウソウ(965)
*
エゾシロネ(966)
>
I-2.網状紋(reticulum)は不均一で,外表網目型(supra-reticulate)
*
アキチョウジ(955)
*
ムシャリンドウ(956)
*
シモバシラ(957)
*
アオジソ(958)
>
A-2.花粉は偏球形(peroblate)で,赤道観(equatorial view)は亜長方形(subrectangular).溝(fullow)は短く,数は4で極観(polar view)では4隅に配置.
*
ツリフネソウ(763)
*
キツリフネ(764)
*
ハガクレツリフネ(765)
*
A-3.花粉は鏃〜砲弾状 →多孔型(stephanoporate)を参照
>
10)散溝型 pericolpate
>
A-1.花粉表面に短刺(spinule)が分布する.
>
B-1.散在する短刺(spinule)は1.0μm程度.
>
C-1.花粉は70.0μm以上である
*
マツバボタン(743)
>
C-2.花粉は70.0μm以下である
*
スベリヒユ(742)
>
B-2.散在する短刺は(spinule)は微小である.
>
D-1.花粉表面は円柱型(baculate)
*
ウマノアシガタ(278)
>
D-2.花粉表面は微小突起型(scabrate)〜いぼ状紋型(verrucate).
*
バイカモ(277)
>
A-2.花粉表面に短刺(spinule)が分布しない.
>
E-1.花粉表面は網目型(reticulate)
>
F-1.溝上面に顆粒(granule)がある.網目紋(reticulum)は非常に細かい,
*
フサザクラ(242)
>
F-2.溝上面に顆粒(granule)はない.網目内部(lumina)には,短乳頭状突起(gemma)または顆粒(granule)が散在する.
>
G-1.花粉は50.0μm以上である.網目紋(reticulum)は大きく径4.0μm以上のものが多い.網目内部(lumina)の突起が目立つ.
*
エゾノミズタデ(698)
>
G-2.花粉は50.0μm以下である.網目紋(reticulum)は小さく径2.0μm以下,網目内部(lumina)の突起は目立たない.
*
ミズヒキ(694)
>
E-2.花粉表面はしわ模様型(rugulate)で,溝上面に顆粒(granule)があり,溝の両端は鈍頭.
*
ムラサキケマン(247)
*
キケマン(248)
*
ミヤマキケマン(249)
*
ジロボウエンゴサク(250)
>
E-3.花粉表面は円柱型(baculate)で,溝周辺では微小突起(scabra)が取り囲む.花粉は丸みを帯びた六面体.
*
ツルムラサキ(741)
>
E-4.花粉表面はいぼ状紋型(verrucate)
*
ツクモグサ(272)
>
E-5.花粉表面は平滑型(psilate)〜微小突起型(scabrate).
*
ザクロソウ(738)
>
11)二溝孔型 dicolporate
>
A-1.花粉は扁平で極方向に長い楕円形.平らな面に発芽口が配置する.
*
キツネノマゴ(983)
>
12)三溝孔型 tricorporate
>
A-1.花粉表面は平滑型(psilate)
>
B-1.花粉は長径で40.0μm以上ある.
>
C-1.花粉は偏球状球形(oblate spheroidal)〜亜偏球形(suboblate)で,コルメラ(columella)が発達する.極域にはいぼ状突起(verruca)〜短乳頭型突起(gemma)が分布する.
*
ハマナタマメ(383)
>
C-2.花粉は球形(spheroidal)で,溝の上面にはいぼ状突起(verrca)が散在する.
*
ホドイモ(381)
>
C-3.花粉は亜長球形(subprolate)である.内口(endoaperture)は水平方向に長く,時に8字状を示す.
*
カキノキ(772)
>
B-2.花粉は長径で25.0〜35.0μm程度である.
>
D-1.極観像は三角円形(semi-angular).内口(endoaperture)は楕円形で,円錐状空間(fastigium)を形成し,突出する.
*
リョウブ(815)
>
D-2.極観像は円形(circular)である.
>
E-1.赤道観は亜偏球形(suboblate)〜偏球状球形(oblate spheroidal)で,発芽口周辺部は突出しない.
*
ミミカキグサ(979)
*
ムラサキミミカキグサ(980)
>
E-2.赤道観は亜長球形(subprolate)で,発芽口周辺部は時に突出する.
>
F-1.内口(endoaperture)は丸い.
*
ワタナベソウ(331)
>
F-2.内口(endoaperture)は赤道方向に長い楕円形である.
*
オカトラノオ(789)
>
B-3.花粉は長径で25.0μm以下である..
>
G-1.花粉の赤道観は南京豆(peanut shape)型である.
*
キュウリグサ(888)
*
エゾルリソウ(889)
>
G-2.花粉の赤道観は亜球形(subspheroidal)〜長球形(prolate)である.
>
H-1.溝(fullow)は長い
>
I-1.内口(endoaperture)は水平方向に長い楕円形である.
>
J-1.内口辺肥厚(costa)がある.
>
K-1.赤道観は紡錘形状
*
マツカゼソウ(646)
>
K-2.赤道観は紡錘形状ではな
>
L-1.溝上面に微小突起(scabra)が散在する.
*
シュウカイドウ(534)
>
L-2.溝上面に微小突起(scabra)が散在しない.
*
カイナンサラサドウダン(822)
*
シロドウダン(823)
*
ベニドウダン(824)
>
J-2.内口辺肥厚(costa)はない.
>
M-1.花粉は長球形(prolate)である
*
クリ(470)
*
ツブラジイ(471)
*
マテバシイ(472)
*
シリブカガシ(473)
>
M-2.花粉は亜長球形(subprolate)である
*
イズセンリョウ(773)
*
ヤブコウジ(774)
*
ツルコウジ(775)
>
I-2.内口(endoaperture)は円形〜楕円形である
>
N-1.溝辺(margo)はやや肥厚する.
>
O-1.発芽口周辺部はやや突出する
*
モッコク(770)
*
サカキ(771)
>
O-2.発芽口周辺部は突出しない.
*
ヒサカキ(768)
*
ハマヒサカキ(769)
>
N-2.溝辺(margo)は肥厚しない.
*
ミヤコグサ(393)
>
I-3.内口(endoaperture)は不明瞭でやや突出する.
*
キクモ(928)
*
シソクサ(929)
*
イワブクロ(930)
*
クガイソウ(931)
>
H-2.溝(fullow)は短く,極域は広い
*
イワタバコ(923)
>
A-2.花粉表面は微小突起型(scabrate)
>
P-1.花粉は偏球形(oblate)〜亜偏球形(suboblate)である.
>
Q-1.溝(fullow)は短い.極観像は円形(circular)〜三角円形(semi-anglar)である.
>
R-1.溝の上面にはいぼ状突起(verrca)が散在する.
*
オオバベニガシワ(549)
>
R-2.溝はスリット状で,外壁内層(endexine)が内口(endoaperture)を取り囲むように肥厚する.
*
ヘラノキ(655)
*
シナノキ(657)
*
オオバボダイジュ(658)
>
Q-2.溝(fullow)は長い.極域は狭い.極観像は三角形(angular)〜亜三角形(subangular)である.
*
ムクロジ(641)
>
P-2.花粉は球形(spheroidal)から〜亜長球形(subprolate)である.
>
S-1.溝(fullow)は短く,極域は広い.
>
T-1.内口(endoaperture)は円形である.
>
U-1.発芽口周辺はくちばし(beak)状に突出し円錐状空間(fastigium)が発達する.
*
ナツグミ(442)
*
ナワシログミ(443)
*
アキグミ(444)
*
ツルグミ(445)
>
U-2.発芽口周辺は突出しない.
*
ヤブマメ(386)
>
T-2.内口(endoaperture)は楕円形で.内口辺肥厚(costae)がある.
>
V-1.内口(endoaperture)は水平方向の楕円形である,
*
クララ(364)
>
V-2.内口(endoaperture)は横長で水平方向に長くのび,内口辺肥厚(costae)が赤道をとりまくように長くのびる.
*
イワツクバネウツギ(1093)
>
S-2.溝(fullow)は長く,極域は狭い
>
W-1.花粉は長径15.0μm以下である.
*
ヤクシマアジサイ(758)
*
ホルトノキ(543)
*
コバンモチ(544)
>
W-2.花粉は長径15.0μm以上である.
>
X-1.内口(endoaperture)は明瞭である.
>
Y-1.溝の上面にはいぼ状突起(verrca)が散在する.
>
Z-1.内口(endoaperture)は横長で,内口辺肥厚(costa)がある.
*
シバハギ(368)
*
アレチヌスビトハギ(369)
>
Z-2.内口(endoaperture)は丸く,内口辺肥厚(costa)はない.
*
タチツボスミレ(587)
*
ナガバタチツボスミレ(588)
*
エイザンスミレ(589)
*
キバナノコマノツメ(590)
*
シハイスミレ(591)
>
Y-2.溝の上面にはいぼ状突起(verrca)が散在しない.
>
AA-1.内口(endoaperture)は突出し帯状に赤道面を完全にとりまく.
*
キンギンナスビ(903)
>
AA-2.内口(endoaperture)は突出し赤道面をとりまくように長くのびる.
>
BB-1.内口辺肥厚(costa)がある.
>
CC-1.溝辺(margo)は肥厚する.
*
ナス(902)
*
イヌホウズキ(904)
>
CC-2.溝辺(margo)はほとんど肥厚しない.
*
ヒメセンナリホオズキ(900)
*
ホオズキ(901)
*
ヒヨドリジョウゴ(905)
*
ヤマホロシ(906)
>
BB-2.内口辺肥厚(costa)はない.
*
トウゴマ(551)
>
AA-3.内口(endoaperture)は円形または水平方向の楕円形である.
>
DD-1.内口(endoaperture)は突出する
*
ザクロ(611)
>
DD-2.内口(endoaperture)は突出しない
*
テンノウメ(441)
*
アカギ(563)
*
マタタビ(812)
*
ミヤママタタビ(813)
*
サルナシ(814)
>
AA-4.内口(endoaperture)は楕円形で,円錐状空間(fastigium)を形成し,突出する.
*
キブシ(626)
>
X-2.内口(endoaperture)は不明瞭である.
>
EE-1.溝辺(margo)は肥厚する.
*
ハナイカダ(988)
>
EE-2.溝辺(margo)は肥厚しない.
*
ムベ(254)
*
アオツヅラフジ(255)
*
イソヤマアオキ(256)
>
P-3.花粉は長球形(prolate)〜過長球形(perprolate)である.
>
FF-1.内口(endoaperture)は円形で大きく,発芽口周辺は突出する.
*
キンミズヒキ(425)
>
FF-2.発芽口周辺はほとんど突出しない.
>
GG-1.溝辺(margo)は肥厚する.
>
HH-1.内口辺肥厚(costa)がある.
>
II-1.溝(fullow)の上面には小刺(spinule)が散在する.
*
マロニエ(640)
>
II-2.赤道観は菱形に近い.コルメラ(columella)は溝間域(intercolpium)と極域で周囲よりやや発達する.
*
 ノチドメ(1118)
>
HH-2.内口辺肥厚(costa)はない.
*
ミゾカクシ(998)
*
サワギキョウ(999)
>
GG-2.溝辺(margo)はほとんど肥厚しない.
>
JJ-1.内口辺肥厚(costa)がある.コルメラ(columella)は溝間域(intercolpium)と極域で周囲よりやや発達する.
>
KK-1.孔がやや突出する.
*
マルバトウキ(1138)
*
シラネニンジン(1139)
*
ニンジン(1140)
*
ミシマサイコ(1141)
>
KK-2.孔は突出しない.
*
ウバタケニンジン(1119)
*
イシズチボウフウ(1120)
*
トサボウフウ(1121)
*
シシウド(1122)
*
シラネセンキュウ(1123)
*
ノダケ(1124)
*
ヒメノダケ(1125)
*
セントウソウ(1126)
*
ミヤマセントウソウ(1127)
*
ムカゴニンジン(1128)
*
ドクゼリ(1129)
*
セリ(1130)
*
ウイキョウ(1131)
*
ハマボウフウ(1132)
*
ボタンボウフウ(1133)
*
ヤブジラミ(1134)
*
ミツバ(1135)
*
ウアノミツバ(1136)
*
フキヤミツバ(1137)
>
JJ-2.内口辺肥厚(costa)はない.
*
ビヨウヤナギ(593)
>
A-3.花粉表面はいぼ状紋型(verrucate).
>
LL-1.花粉は偏球形(oblate)である.
>
MM-1.溝(fullow)は広い.模様は溝(fullow)近くでは微小突起型(scabrate)となる.
*
ハナイカリ(872)
>
MM-2.溝(fullow)の巾は狭い.
*
ハイノキ(800)
*
クロキ(801)
*
ヒロハノミミズバイ(802)
>
LL-2.花粉はほぼ球形(spheroidal)である.
>
NN-1.内口(endoaperture)は円形で大きい.
>
OO-1.内口辺肥厚(costa)がある.
*
ヒョウタン(522)
>
OO-2.内口辺肥厚(costa)はない.
>
PP-1.極観像は円形(circular)で,極域(polar)は広い.
*
ブナ(487)
>
PP-2.極観像は丸みのつよい三角円形(semi-angular)で,極域(polar)は狭い.
*
イヌブナ(488)
>
NN-2.内口(endoaperture)は赤道を取り巻くように広がる.
*
アカメガシワ(550)
>
LL-3.花粉は長球状球形(prolate spheroidal)〜亜長球形(subprolate)である.
>
QQ-1.極観像は円形(circular)〜三角円形(semi-angular)である.
>
RR-1.内口(endoaperture)は明瞭で,水平方向の横長である.
>
SS-1.発芽口周辺は突出しない.
>
TT-1.内口(endoaperture)は赤道を取り巻くように広がる.
*
イワダレソウ(986)
>
TT-2.内口(endoaperture)は楕円形.溝間域(intercolpium)ではコルメラ(collumella)が顕著に発達.
*
クサトベラ(1009)
>
SS-2.発芽口周辺は突出する.
>
UU-1.内口辺肥厚(costa)がある.
*
メヒルギ(545)
*
オヒルギ(546)
>
UU-2.内口辺肥厚(costa)はない.
*
クマツヅラ(987)
>
RR-2.内口(endoaperture)は丸い.または,不明瞭である.
>
VV-1.発芽口周辺は突出する.
>
WW-1.焦点移動により微細な網目型(reticulate)へ変化する.
*
コマツナギ(387)
>
WW-2.焦点移動によりしわ模様型(rugulate)へ変化する.
*
エビスグサ(353)
*
ハブソウ(354)
*
ニワフジ(388)
>
VV-2.発芽口周辺は突出しない
>
XX-1.いぼ状紋型は比較的均一である.
*
ユズリハ(319)
>
XX-2.いぼ状突起(verruca)は不均一である.
>
YY-1.内口(endoaperture)は明瞭.赤道部付近では外壁内層が内側に大きく落ち込むように湾曲する.
*
ハナガカシ(474)
*
ツクバネガシ(475)
*
ウラジロガシ(476)
*
アラカシ(477)
*
アカガシ(478)
*
イチイガシ(479)
*
シラカシ(480)
*
ウバメガシ(481)
>
YY-2.内口(endoaperture)は不明瞭赤道部付近では外壁内層が内側に大きく落ち込むように湾曲しない.
*
ナラガシワ(482)
*
クヌギ(483)
*
カシワ(484)
*
ミズナラ(485)
*
コナラ(486)
>
QQ-2.極観像は亜三角形(subangular)である.溝の両端は尖り,内口(endoaperture)は円形で内口辺肥厚(costa)がある.
*
ミズキ(745)
*
クマノミズキ(746)
*
ヤマボウシ(747)
*
サンシュユ(748)
*
ゴゼンタチバナ(749)
>
A-4.花粉表面はしわ模様型(rugulate).
>
ZZ-1.花粉は球形(spheroidal)で大きさは80.0μm以上あり,しわ模様の畝(vallum)は粗大である.
*
ウリノキ(744)
>
ZZ-2.花粉の大きさは70.0μm以下である.
>
Aa-1.溝(fullow)は短い
>
Ab-1.極観像は三角円形(semi-angular)〜半耳ひだ形(semi-lobate),溝(fullow)は明瞭である.内口(endoaperture)は横長で,内口辺肥厚(costa)がある.
*
クロバイ(803)
>
Ab-2.極観,赤道観ともに球形(spheroidal)で,溝(fullow)は不明瞭である.
*
ヨウシュチョウセンアサガオ(910)
>
Ab-3.花粉は亜長球形(subprolate)で,極観は間口型(planaperturate)の三角円形(semi-angular)〜亜三角形(subangular).内口(endoaperture)は突出する.
*
サルスベリ(604)
*
シマサルスベリ(605)
>
Aa-2.溝(fullow)は長い
>
Ac-1.内口辺肥厚(costa)がある.
>
Ad-1.発芽口周辺部は突出する
>
Ae-1.花粉は長球形(prolate)〜亜長球形(subprolate)である.
>
Af-1.溝辺(margo)は肥厚する
*
タカネマンネングサ(334)
*
ウンゼンマンネングサ(335)
*
コモチマンネングサ(336)
*
ミツバベンケイソウ(337)
*
ミセバヤ(338)
*
ツメレンゲ(339)
*
タコノアシ(340)
>
Af-2.溝辺(margo)は肥厚しない
*
クロイチゴ(418)
*
ナワシロイチゴ(419)
*
ニガイチゴ(420)
*
クサイチゴ(421)
>
Ae-2.花粉は球形(spheroidal)〜亜偏球形(suboblate)であり,極観像は亜三角形(subangular).
*
クマヤナギ(448)
*
サネブトナツメ(449)
*
ハマナツメ(450)
*
ケンポナシ(451)
>
Ad-2.発芽口周辺部は突出しない.
*
ツクバネアサガオ(908)
>
Ac-2.内口辺肥厚(costa)はない.
>
Ag-1.発芽口周辺部は突出する
*
ミヤマフユイチゴ(422)
>
Ag-2.発芽口周辺部は突出しない.
*
クサボケ(439)
*
ボケ(440)
>
A-5.花粉表面は縞模様型(striate).
>
Ah-1.内口(endoaperture)は明瞭に識別できる.
>
Ai-1.縞模様は彫りが深く明瞭である
>
Aj-1.内口(endoaperture)は横長である.
>
Ak-1.発芽口周辺部は突出する.
>
Al-1.溝辺(margo)は肥厚 する.
*
イヌザクラ(433)
>
Al-2.溝辺(margo)は肥厚しない
*
オランダイチゴ(408)
*
シロバナノヘビイチゴ(409)
*
ウラジロキンバイ(410)
*
クロバナロウゲ(413)
*
キンロバイ(414)
>
Ak-2.孔(pore)は内口辺肥厚(costa)があり突出しない,溝辺(margo)は肥厚する.
*
ヌルデ(629)→縞模様型(striate)と網目型(reticulate)の複合型も参照
*
クコ(909)
>
Aj-2.内口(endoaperture)は円形〜やや楕円形
>
Am-1.発芽口周辺部は突出する
*
ソメイヨシノ(430)
*
マメザクラ(431)
*
モモ(432)
>
Am-2.発芽口周辺部は僅かに突出,または突出しない
>
An-1.溝辺(margo)は肥厚する.
>
Ao-1.溝上面には小刺(spinule)が散在する.
*
トチノキ(639)
>
Ao-2.溝上面には小刺(spinule)が散在しない.
*
ミヤマダイコンソウ(416)
*
チングルマ(417)
*
チョウノスケソウ(415)
>
An-2.溝辺(margo)は僅かに肥厚,または肥厚しない.
>
Ap-1.溝上面にいぼ状突起(verruca)が散在する.
*
ゴキヅル(516)
*
アマチャヅル(517)
>
Ap-2.溝上面にいぼ状突起(verruca)が散在しない.
*
オオイタヤメイゲツ(631)
*
ウリハダカエデ(632)
*
コハウチワカエデ(630)
*
イロハモミジ(633)
*
オガラバナ(634)
>
Ai-2.縞模様は彫りが浅く明瞭さを欠く.
>
Aq-1.発芽口周辺部の突出は著しい.
*
コゴメウツギ(399)
*
シモツケ(400)
*
イブキシモツケ(401)
*
ホザキシモツケ(402)
*
イワガサ(403)
*
ウラジロイワガサ(404)
*
トサシモツケ(405)
*
ヤマブキショウマ(406)
*
ヤマブキ(407)
*
イワキンバイ(411)
*
オヘビイチゴ(412)
*
ハマナス(426)
*
ナニワイバラ(427)
*
ヤブイバラ(428)
*
テリハノイバラ(429)
*
リンボク(434)
>
Aq-2.発芽口周辺部の突出は僅か,または突出しない
>
Ar-1.花粉外壁は外層より内層のほうが厚い
*
ビワ(435)
*
カマツカ(436)
*
ザイフリボク(437)
*
サビバナナカマド(438)
>
Ar-2.花粉外壁は外層と内層の厚さが同等である.
*
ツクバネ(681)
>
Ah-2.内口(endoaperture)は不明瞭である
*
ミツガシワ(1005)
*
イワイチョウ(1006)
>
As-2.縞の畝(vallum)は細かい.
*
ミネカエデ(635)
*
トウカエデ(636)
*
アサノハカエデ(637)
*
カラコギカエデ(638)
>
A-6.花粉表面は網目型(reticulate).
>
At-1.花粉は長球形(prolate)であるが,医療カプセル(medical capsule shape)似た円筒形である.
>
Au-1.網目(brochus)は1.0μm以下であり細かい.
>
Av-1.溝(fullow)の上面に微小突起(scabra)が分布する.
*
ヌスビトハギ(366)
*
ミソナオシ(367)
>
Av-2.溝(fullow)の上面に微小突起(scabra)が分布しない.
*
シナガワハギ(394)
*
シロバナシナガワハギ(395)
*
タヌキマメ(396)
>
Au-2.網目(brochus)は粗く,畝(murus)は皺(wrinkle)のように隆起は鋭くない.
*
ヤハズエンドウ(370)
*
スズメノエンドウ(371)
*
ナンテンハギ(372)
*
クサフジ(373)
*
ソラマメ(374)
*
ヨツバハギ(375)
*
ハマエンドウ(376)
>
At-2.花粉は医療カプセル(medical capsule shape)似た円筒形ではない.
>
Aw-1.極観像は三角形(anglar)〜亜三角形(subanglar)ときに半耳ひだ型(semi-lobate)である.
>
Ax-1.花粉は亜偏球形(suboblate)〜過偏球形(peroblate)である.
>
Ay-1.内口(endoaperture)は円形で大きい.溝上面および周辺部には微小突起(scabra)が分布する.
*
ノアズキ(377)
>
Ay-2.内口(endoaperture)は赤道方向に細長く,内口辺肥厚(costa)がある.
*
タンナサワフタギ(798)
*
サワフタギ(799)
>
Ax-2.花粉は球形(spheroidal)〜亜長球形(subprolate)である.
>
Az-1.内口(endoaperture)は円形で,内口辺肥厚(costa)がある.溝(fullow)は狭い
*
エビヅル(345)
*
ヤマブドウ(346)
*
サンカクヅル(347)
>
Az-2.内口(endoaperture)は赤道方向に長い
>
Ba-1.溝辺(margo)は肥厚し,内口辺肥厚(costa)がある.
*
クロツバラ(446)
*
イソノキ(447)
>
Ba-2.溝辺(margo)の肥厚はなく,内口辺肥厚(costa)もない.
*
タラノキ(1106)
*
メダラ(1107)
*
ウド(1108)
*
ヤマウコギ(1109)
*
ケヤマウコギ(1110)
*
コシアブラ(1111)
*
カクレミノ(1112)
*
タカノツメ(1113)
*
カミヤツデ(1114)
*
トチバニンジン(1115)
*
ハリブキ(1116)
*
キヅタ(1117)
>
Aw-2.極観像は円形(circular)〜三角円形(semi-banglar)である.
>
Bb-1.花粉は偏球形(oblate)〜過偏球形(peroblate)であり,外壁内層(endexine)が発芽口を取り囲むように肥厚する.
*
ボダイジュ(656)
>
Bb-2.花粉は偏球状球形(oblate spheroidal)〜偏球形(oblate)である.
>
Bc-1.内口(endoaperture)は極方向に長い楕円形である.溝(fullow)の上面には微小突起(scabra)〜いぼ状突起(verrca)が密に分布する.溝辺(margo)は肥厚する.
*
ジャケツイバラ(352)
>
Bc-2.網目(brochus)は細かい.内口(endoaperture)は不明瞭である.溝(fullow)の上面は平滑である.
*
ハエドクソウ(969)
>
Bb-3.花粉は球形(spheroidal)〜長球形(prolate)である.
>
Bd-1.溝(fullow)は幅広である.
>
Be-1.内口(endoaperture)は極方向に長い楕円形である.溝(fullow)の上面には微小突起(scabra)が分布する.
*
サツマイナモリ(868)
>
Be-2.内口(endoaperture)は丸く,内口辺肥厚(costa)がある.花粉は球形(speroidal)である.
>
Bf-1.網目(brochus)は粗大である.部分的に畝(murus)が途切れたことにより巨大な網目内部(lumen)をもつ部分が混在する.
*
トウガン(527)
>
Bf-2.網目(brochus)は粗いが,溝(fullow)付近をのぞき大きさは比較的そろっている.網目内部(lumen)には顆粒(granule)がまばらに存在する.
*
スイカ(528)
>
Bd-2.溝(fullow)は幅広ではない.
>
Bg-1.網目(brochus)は少なくとも1.0μm以上ある.
>
Bh-1.網目(brochus)は溝間域(intercolpium)から溝(furrow)に向かって細かくなる.
>
Bi-1.内口(endoaperture)は不明瞭である.
>
Bj-1.溝(fullow)付近では平滑型(psilate)へ移行する.
*
フジ(390)
*
ナツフジ(391)
>
Bj-2.溝(fullow)付近まで網目(brochus)が連続する.
>
Bk-1.発芽口周辺は突出し,しばしば赤道ブリッジ(bridge)を形成する.
*
イジュ(797)
>
Bk-2.発芽口周辺は突出しない.
*
ヤマグルマ(303)
>
Bi-2.内口(endoaperture)は明瞭である.
>
Bl-1.溝(fullow)付近では平滑型(psilate)へ移行する.
>
Bm-1.網目(brochus)は細かく,孔(pore)は長径約5.0μm以下.溝(fullow)は両極方向に長くのび,極域は狭い
*
レンプクソウ(1076)
>
Bm-2.網目(brochus)はやや粗く.孔(pore)は長径約7.0μmある.
*
ヤハズソウ(365)
>
Bl-2.溝(fullow)付近では微小突起型(scabrate)へ移行する.
*
ミツバウツギ(624)
*
ゴンズイ(625)
>
Bl-3.溝(fullow)付近では縞模様型(striate),時に微小突起型(scabrate)に移行する.
>
Bn-1.内口辺肥厚(costa)がある.
*
サンショウ(643)
>
Bn-2.内口辺肥厚(costa)はない.
*
ニワウルシ(653)
>
Bl-4.溝(fullow)付近でも網目型(reticulate)である.
>
Bo-1.コルメラ(columella)は1.2μm以上
>
Bp-1.内口辺肥厚(costa)がある.
>
Bq-1.畝(murus)は湾曲するように繋がる.
>
Br-1.花粉は長径で30.0μm以上.
*
キハダ(647)
>
Br-2.花粉は長径で30.0μm以下.
*
イネザンショウ(644)
*
カラスザンショウ(645)
>
Bq-2.畝(murus)は湾曲するようには繋がらない.
>
Bs-1.内口(endoaperture)は赤道方向にわずかに長い楕円形.
*
クロヅル(540)
>
Bs-2.内口(endoaperture)は赤道方向に長い楕円形.
*
サンゴジュ(1079)
>
Bp-2.内口辺肥厚(costa)はない,または僅かである.極観では溝間域(intercolpium)のコルメラ(columella)は三日月状に配列する.
*
マサキ(535)
*
ツリバナ(536)
*
ヒロハツリバナ(537)
*
ツルウメモドキ(539)
>
Bo-2.コルメラ(columella)は1.2μ以下
>
Bt-1.内口(endoaperture)は水平方向の横長である.
*
トベラ(1105)
>
Bt-2.内口(endoaperture)は円または楕円形である..
*
クズ(384)
>
Bh-2.網目(brochus)は全面にわたりほぼ均質である.
>
Bu-1.内口(endoaperture)は円形である.
>
Bv-1.内口辺肥厚(costa)がある.溝辺(margo)はときに肥厚する.
*
スズメウリ(519)
*
ニガウリ(520)
*
ヘチマ(521)
>
Bv-2.内口辺肥厚(costa)はない.円柱(bacula)が1列に並び畝(murus)を形成する.
>
Bw-1.溝(fullow)は極めて狭く,線状に極方向へ長くのびる.極域は狭い.
*
ミヤマニガウリ(518)
>
Bw-2.溝(fullow)はやや狭く,極域はやや広い.
>
Bx-1.網目(brochus)は少なくとも2.5μm以上ある
*
キソケイ(912)
*
ネズミモチ(913)
*
オオバイボタ(914)
*
イボタノキ(915)
*
ハシドイ(916)
>
Bx-2.網目(brochus)は大きくとも2.0μm以下である
*
レンギョウ(917)
*
ヒイラギ(918)
*
マルバアオダモ(ホソバアオダモ)(919)
*
シマタゴ(920)
*
コバノトネリコ(921)
*
シマトネリコ(922)
>
Bu-2.内口(endoaperture)は水平方向に長い
*
ラセンソウ(660)
>
Bh-3.網目(brochus)は,やや大きな網目(brochus)のまわりを小さな網目がとりまくように全面に配置,
*
アオギリ(668)
>
Bg-2.網目(brochus)は1.0μm以下である.
>
By-1.内口(endoaperture)は不明瞭である.
>
Bz-1.溝辺(margo)は肥厚する
*
ナツツバキ(796)
>
Bz-2.溝辺(margo)はほとんど肥厚しない.
>
Ca-1.網目(brochus)は溝間域(intercolpium)から溝(furrow)に向かって細かくなる.
*
ボタン(309)
>
Ca-2.網目(brochus)は全面にわたりほぼ均質である.
>
Cb-1.溝(fullow)の上面に微小突起(scabra)が分布する.
*
アケビ(252)
*
ミツバアケビ(253)
>
Cb-2.溝(fullow)の上面に微小突起(scabra)が分布しない
*
ヤマシャクヤク(307)
*
ベニバナヤマシャクヤク(308)
>
By-2.内口(endoaperture)は明瞭である.
>
Cc-1.網目(brochus)は溝間域(intercolpium)から溝(furrow)に向かって細かくなる.
>
Cd-1.溝(fullow)付近では平滑型(psilate)へ移行する.
*
キレンゲショウマ(327)
*
マルバウツギ(755)
>
Cd-2.溝(fullow)付近でも網目型(reticulate)である.
*
チダケサシ(322)
*
アカショウマ(323)
*
アワモリショウマ(324)
*
アラシグサ(325)
*
ヤマネコノメソウ(326)
*
バイカウツギ(750)
*
ニッコウバイカウツギ(751)
*
ウツギ(752)
*
ヒメウツギ(753)
*
ウラジロウツギ(754)
*
ツルアジサイ(756)
*
ガクアジサイ(757)
*
ノリウツギ(759)
*
コガクウツギ(760)
*
ガクウツギ(761)
>
Cc-2.網目(brochus)は全面にわたりほぼ均質である.
>
Ce-1.網目(brochus)は僅かの焦点移動で消失しない.
>
Cf-1.内口辺肥厚(costa)がある.
>
Cg-1.溝辺(margo)は肥厚する.
>
Ch-1.内口(endoaperture)は円形.
*
ヒトツバハギ(562)
>
Ch-2.内口(endoaperture)は水平方向の楕円形.
*
クスドイゲ(586)
>
Ch-3.内口(endoaperture)は水平方向に長くのびる.
>
Ci-1.コルメラ(columella)は1.5μm以上ある.
*
コバノガマズミ(1082)
*
オオカメノキ(1083)
*
ガマズミ(1084)
*
カンボク(1085)
>
Ci-2.コルメラ(columella)は1.0μm程度である.
*
アワブキ(298)
*
ヤマビワ(299)
>
Cg-2.溝辺(margo) はほとんど肥厚しない.
>
Cj-1.内口(endoaperture)は円形.
*
シラヒゲソウ(332)
*
ウメバチソウ(333)
>
Cj-2.内口(endoaperture)は水平方向の楕円形.
*
ソクズ(1077)
*
ニワトコ(1078)
*
オトコヨウゾメ(1081)
>
Cf-2.内口辺肥厚(costa)はない,またはほとんど認められない.
>
Ck-1.溝辺(margo) は肥厚する.
*
ノウゼンカズラ(985)
>
Ck-2.溝辺(margo) はほとんど肥厚しない.
>
Cl-1.外壁外層(ektexine)のほうが外壁内層(endexine)よりも厚い.
*
イワウメ(806)
*
イワカガミ(807)
>
Cl-2.外壁外層(ektexine)と外壁内層(endexine)の厚さは同等.
*
ヒルギダマシ(982)
>
Ce-2.網目(brochus)は僅かの焦点移動で消失する.
>
Cm-1.コルメラ(columella) は1.0μm以上あり均一である.
>
Cn-1.内口(endoaperture)は円形またはやや楕円形である.
>
Co-1.溝(fullow)は狭くスリット状である.
*
スイバ(686)
*
ギシギシ(687)→散溝孔型も参照
>
Co-2.溝(fullow)はやや幅広で,内口辺肥厚(costa)がある.
*
アイナエ(882)
>
Cn-2.内口(endoaperture)は水平方向に長い.
>
Cp-1.内口(endoaperture)はスリット状で,内口辺肥厚(costa)がある.
*
ノブドウ(348)
>
Cp-2.内口(endoaperture)が帯状に赤道面をとりまく.
*
ツルドクダミ(691)
*
オオイタドリ(692)
*
イタドリ(693)
>
Cp-3.内口(endoaperture)はやや不明瞭で楕円形をなし,赤道面上で溝と直交する.
*
ソバ(705)
*
ダッタンソバ(706)
*
シャクチリソバ(707)
>
Cm-2.コルメラ(columella)は1.0μm以下であるか,または識別できない.
>
Cq-1.内口辺肥厚(costa)がある.
*
コフジウツギ(932)
>
Cq-2.内口辺肥厚(costa)は僅か,または認められない.
>
Cr-1.溝辺(margo)はやや肥厚する.
>
Cs-1.内口(endoaperture)は水平方向に長い
>
Ct-1.発芽口周辺は突出する.
*
ハマボッス(785)
*
クサレダマ(786)
*
ヤナギトラノオ(787)
*
ツマトリソウ(791)
*
ルリハコベ(790)
*
クリンソウ(784)
>
Ct-2.発芽口周辺は突出しない.
*
ヒナノウスツボ(933)
*
サギゴケ(968)
*
キリ(970)
>
Cs-2.内口(endoaperture)は円形または水平方向の楕円形
>
Cu-1.発芽口周辺は突出し,しばしば赤道ブリッジ(bridge)を形成する.
*
ハナズオウ(385)
*
トモエソウ(594)
*
タカネオトギリ(595)
*
サマニオトギリ(596)
*
イワオトギリ(597)
*
オトギリソウ(598)
*
ミズオトギリ(599)
>
Cu-2.発芽口周辺は突出しない.
*
キハギ(355)
*
メドハギ(356)
*
シラハギ(357)
*
ニシキハギ(358)
*
ツクシハギ(359)
*
センダイハギ(360)
*
エンジュ(361)
*
ツルマメ(362)
*
コメツブウマゴヤシ(363)
>
Cr-2.溝辺(margo)の肥厚は認められない.
>
Cv-1.内口(endoaperture)は円形またはやや楕円形,発芽口周辺は突出しない.
>
Cw-1.口(endoaperture)の直径は溝(fullow)の長さの1/2〜1/3程度ある..
>
Cx-1.花粉は球形(spheroidal)である
*
イタチハギ(389)
>
Cx-2.花粉は長球形(prolate)である
*
ゲンゲ(392)
>
Cw-2.口(endoaperture)の直径は溝(fullow)の長さの1/4以下である.
*
コイワカガミ(808)
>
Cv-2.内口(endoaperture)は水平方向の横長,発芽口周辺はやや突出する
*
マンリョウ(776)
>
A-7.花粉表面はいぼ状紋型(verrucate)〜網目型(reticulate)の複合型.焦点移動によりいぼ状突起(verruca)間の隙間が網目に観察される.
>
Cy-1.網目(brochus)は溝間域(intercolpium)から溝(furrow)に向かって細かくなる
>
Cz-1.内口(endoaperture)は横長で孔周辺は突出しない.溝(furrow)付近では微小突起型(scabrate)へと変化する.
*
チシャノキ(885)
>
Cz-2.内口(endoaperture)は円形である.孔周辺は突出し,しばしば赤道ブリッジ(bridge)を形成する.網目(brochus)は溝(furrow)付近では細かくなる.時に畝(vallum)の巾が広いしわ模様型(rugulate)として観察される.
*
ヤブツバキ(792)
*
サザンカ(793)
*
ユキツバキ(794)
*
チャノキ(795)
>
Cy-2.網目(brochus)は全面にわたりほぼ均質である.溝辺(margo)は肥厚する.内口(endoaperture)は水平方向の楕円形で内口辺肥厚(costa)がある.孔周辺は突出し,赤道ブリッジ(bridge)を形成する.
*
エゴノキ(809)
*
ハクウンボク(810)
*
アサガラ(811)
>
A-8.花粉表面は縞模様型(striate)と網目型(reticulate)の複合型.焦点移動により網目が流れて観察される.
>
Da-1.溝辺(margo)は肥厚する
>
Db-1.網目(brochi)は明瞭
>
Dc-1.内口(endoaperture)は水平方向の長楕円形
*
ヤマウルシ(627)
*
ヤマハゼ(628)
>
Dc-2.内口(endoaperture)は円形〜やや楕円型
*
ツタ(350)
>
Db-2.網目(brochi)は不明瞭
*
ヌルデ(629)→縞模様型(striate)も参照
>
Da-2.溝辺(margo)は肥厚しない
*
センブリ(873)
*
アケボノソウ(874)
*
ツルリンドウ(875)
*
フデリンドウ(876)
*
リンドウ(878)
*
エゾリンドウ(879)
*
オヤマリンドウ(880)
*
タテヤマリンドウ(881)
>
A-9.花粉表面は刺型(echinate)
>
Dd-1.長刺(spine)が散在する
>
De-1.溝(fullow)は短く不明瞭である.内口(endoaperture)は円形で内口辺肥厚(coata)がある.
*
イチビ(667)
>
De-2.溝(fullow)は明瞭である.
>
Df-1.コルメラ(columellae)層の発達が著しい.
*
シマカンギク(1037)
*
リュウノウギク(1038)
*
ノジギク(1039)
*
カニコウモリ(1040)
*
オオカニコウモリ(1041)
*
タマブキ(1042)
*
ニシノヤマタイミンガサ(1043)
*
オケラ(1044)
*
シコクアザミ(1045)
*
ハンカイソウ(1046)
*
タムラソウ(1047)
>
Df-2.コルメラ(columellae)層の発達は著しくなく,溝間域(intercolpia)では三日月状に配列しない.
*
ゴマナ(1010)
*
ヤマシロギク(1011)
*
サワシロギク(1012)
*
シラヤマギク(1013)
*
ヤナギノギク(1014)
*
ヨメナ(1015)
*
オオバヨメナ(1016)
*
ウラギク(1017)
*
サワギク(1018)
*
キオン(1019)
*
タイキンギク(1020)
*
ウスベニニガナ(1021)
*
ネコノシタ(1022)
*
アメリカセンダングサ(1023)
*
ウサギギク(1024)
*
ヤブタバコ(1025)
*
サワヒヨドリ(1026)
*
キクバヒヨドリ(1027)
>
Dd-2.短刺(spinule)が散在する
>
Dg-1.溝は短く,極域は広い
>
Dh-1.内口(endoaperture)は水平方向に長く大きい.内口辺肥厚(coata)があり,極観像では明瞭な円錐状空間(fastigium)を認める.
*
スイカズラ(1088)
>
Dh-2.内口(endoaperture)は円形〜楕円で小さい
>
Di-1.短刺の密度が高い
*
オナモミ(1057) →しばしば膜腔(caveae)を形成する
>
Di-2.短刺の密度が低い
*
ブタクサ(1058) →しばしば膜腔(caveae)を形成する
*
オオブタクサ(1059) →同上
>
Dg-2.溝(fullow)は長い.
>
Dj-1.コルメラ(columellae)層の発達が著しい.
>
Dk-1.小刺(spinule)は高さ1.0〜3.0μmである.
*
ノコギリソウ(1048)
*
オヤマボクチ(1049)
*
シラネアザミ(1050)
*
コウシュウヒゴタイ(1051)
*
トサトウヒレン(1052)
>
Dk-2.小刺(spinule)は高さ1.0μm以下である.
>
Dl-1.花粉の大きさは長径で30.0μm以上
*
センボンヤリ(1053)
*
モミジハグマ(1054)
*
クサヤツデ(1055)
>
Dl-2.花粉の大きさは長径で25.0μm以下
*
イヌヨモギ(1060)
*
カワラヨモギ(1061)
*
ヨモギ(1062)
*
ニシヨモギ(1063)
*
カワラニンジン(1064)
*
ヒメヨモギ(1065)
*
オトコヨモギ(1066)
>
Dj-2.コルメラ(columellae)層の発達は著しくなく,溝間域(intercolpia)では三日月状に配列しない.
>
Dm-1.小刺(spinule)は高さ1.0〜3.0μmである.
*
アズマギク(1028)
*
ヒメジョオン(1029)
*
トキンソウ(1030)
*
イズハハコ(1031)
*
セイタカアワダチソウ(1032)
*
オカオグルマ(1033)
*
マメカミツレ(1034)
*
ホソバノヤマハハコ(1035)
*
ダンドボロギク(1036)
>
Dm-2.小刺(spinule)は微細で高さ1.0μmに満たない
*
ノブキ(1056)
>
A-10.上記以外の型で個々のエレメントが識別できるもの
>
Dn-1.エレメントは棍棒型(clavate).溝辺(margo)は肥厚し,内口(endoaperture)は水平方向の楕円形で突出しない
*
モチノキ(989)
*
タラヨウ(990)
*
ウメモドキ(991)
*
ソヨゴ(992)
*
クロガネモチ(993)
*
ナナミノキ(994)
*
イヌツゲ(995)
>
Dn-2.エレメントは円柱(bacula)と棍棒状突起(clavate)の混在型.エレメントはまばらに散生.溝(fullow)は広く,内口(endoaperture)は不明瞭.
*
ヤドリギ(682)
>
Dn-3.エレメントは円柱型(baculate).
>
Do-1.内口(endoaperture)は不明瞭である
*
アオキ(858)
>
Do-2.内口(endoaperture)は明瞭であり,水平方向に長い.
>
Dp-1.円柱(bacula)は溝(furrow)付近にまで達する.
>
Dq-1.内口(endoaperture)は赤道を取り巻くように広がる.
*
ミチヤナギ(688)
>
Dq-2.円柱(bacula)は極付近で分布がやや疎となる.
*
ハルトラノオ(689)
*
イブキトラノオ(690)
>
Dp-2.溝(furrow)付近には微小突起(scabra)が分布する.
>
トウダイグサ科 →外表層(tectum)はほとんど平滑で表面観では識別され難く,直下のコルメラ(columellae)を観察することになる
*
ヤマアイ(552)
*
ナンキンハゼ(553)
*
シラキ(554)
*
ナツトウダイ(555)
*
イワダイゲキ(556)
*
トウダイグサ(557)
*
コニシキソウ(558)
*
オオニシキソウ(559)
>
13)多溝孔型 stephanocolporate
>
A-1.溝(fullow)は4-5である
>
B-1.花粉表面は平滑型(psilate)
>
C-1.赤道観は角柱状で,円形の内口(endoaperture)をもつ.
*
ホタルカズラ(887)
>
C-2.赤道観は亜長球形(subprolate).内口(endoaperture)水平方向に長く,溝辺(margo)はやや肥厚する.
*
ヌマトラノオ(788)
>
B-2.花粉表面は微小突起型(scabrate)
>
D-1.内口(endoaperture)は大きく直径径5.0-6.0μmである.
*
センダン(654)
>
D-2.内口(endoaperture)は小さく,わずかに突出する.
*
エノキグサ(548)
>
B-3.花粉表面は縞模様型(striate)と網目型(reticulate)の複合型.焦点移動により網目が流れて観察される.
>
E-1.内口(endoaperture)は水平方向に長く,溝辺(margo)は肥厚する.
>
F-1.溝(fullow)は4である.
*
コクサギ(648)
>
F-2.溝(fullow)は5である.
*
ミヤマシキミ(649)
>
E-2.内口(endoaperture)は円形または水平方向にやや長い楕円形.溝辺(margo)は肥厚しない.
*
アサマリンドウ(877)→三溝孔型(tricorporate)も参照
>
B-4.花粉表面は網目型(reticulate)
>
G-1.花粉壁は外表層型(tectate).
>
H-1.内口(endoaperture)は水平方向に長く,内口辺肥厚(costa)をもつ.
*
タチバナ(650)
*
キンカン(652)
*
カラタチ(651)
>
H-2.内口(endoaperture)は円形で内口辺肥厚(costa)をもつ.
*
コミカンソウ(560)
>
G-2.花粉壁は半外表層型(semitectate)または外表層欠失型(intectate)
>
I-1.溝(fullow)は極長の1/2以下で短く,極域は広い
*
フタバムグラ(870)
>
I-2.溝(fullow)は長い
>
J-1.内口(endoaperture)は円形で内口辺肥厚(costa)をもつ.溝(fullow)は狭く,溝辺(margo)はやや肥厚する.
*
ヨーロッパブドウ(344)
>
J-2.内口(endoaperture)は円形〜やや楕円型,溝辺(margo)は薄い.
*
ニシキギ(538)
>
J-3.内口(endoaperture)は水平方向に長く,内口辺肥厚(costa)をもつ.
*
ゴモジュ(1080)
>
B-5.花粉表面に小刺(spinule)が散在する.
*
ウグイスカグラ(1086)
*
ミヤマウグイスカグラ(1087)
>
A-2.溝(fullow)は6以上である
>
K-1.溝(fullow)は6-8である.
>
L-1.口(pore)は突出し,溝辺(margo)は肥厚する.外表層(tectum)は厚い
*
ワレモコウ(423)
*
ナガボノワレモコウ(424)
>
L-2.口(pore)は突出せず水平方向に長い楕円形で,時に左右の口と連結する.内口辺肥厚(costa)をもつ.
*
ムシトリスミレ(981)
>
K-2.溝(fullow)は10以上である.赤道面に輪帯状に融合した内口(endoaperture)をもつ.
>
M-1.花粉は等極性(isopolar)である.
>
N-1.極域を取り囲むように放射状に配列した凹部(lacuna)をもつ.
*
ヒメハギ(397)
>
N-2.極域を取り囲むように放射状に配列した凹部(lacuna)はなく,赤道付近では発芽口が著しく突出し輪帯状に連なる.
*
タヌキモ(978)
>
M-2.花粉は異極性(heteropolar)で,赤道観は腎臓型.
*
ヒナノキンチャク(398)
>
14)散溝孔型 pericolporate
>
A-1.内口(endoaperture)は円形である
>
B-1.内口(endoaperture)には内口辺肥厚(costa)があり,溝辺(margo)は肥厚する.
*
ヤブカラシ(349)
>
B-2.内口(endoaperture)には内口辺肥厚(costa)がなく,溝辺(margo)は肥厚しない.
*
ギシギシ(687)
>
A-2.内口(endoaperture)は楕円形で,内口辺肥厚(costa)がある.溝(fullow)は時に隣接する溝と融合する.
*
アリドオシ(865)
>
15)二孔型 diporate
>
A-1.極観の輪郭はほとんど円形で,赤道観の輪郭は円形〜水平方向に長い楕円形
>
B-1.口環(annulus)がある.
>
C-1.口環(annulus)は著しく発達する.花粉表面は平滑型(psilate)
*
サカキカズラ(884)
>
C-2.口環(annulus)の発達は著しくない.花粉表面は微小突起型(scabrate)
*
ウラジロエノキ(458)
>
B-2.口環は未発達.
*
コウゾ(461)
*
カテンソウ(464)
*
イラクサ(466)
>
A-2.紡錘形で,赤道観は異極性を示し,外形の輪郭が上下非対称となる
*
ズイナ(320)
>
16)三孔型 triporate
>
A-1.花粉は円筒状〜三角錐状の大きな前腔(vestibulum)をもつ
>
B-1.花粉本体の直径と前腔(vestibulum)の深さの比は2.5以
>
C-1.花粉の大きさは100.0μm以上ある.
*
マツヨイグサ(617)
>
C-2.花粉の大きさは65.0μm以下である
*
タニタデ(613)
*
ミヤマタニタデ(614)
*
ミズタマソウ(615)
*
ウシタキソウ(616)
>
B-2.花粉本体の直径と前腔(vestibulum)の深さの比は2.5以上
>
D-1.向心極側にY字状の肥厚部がある.
*
チョウジタデ(621)
*
ミズキンバイ(622)
>
D-2.向心極側にY字状の肥厚部がない.
*
アカバナ(618)
*
イワアカバナ(619)
*
ヤナギラン(620)
>
A-2.花粉は円筒状〜三角錐状の大きな前腔(vestibulum)をもたない.
>
E-1.花粉本体の極観像はほとんど円形(circular)であり,突出した孔をもたない.
>
F-1.花粉表面は平滑型(psilate).
*
ヤッコソウ(816)
>
F-2.花粉表面は微小突起型(scabrate).
>
G-1.口環(annulus)がある.
>
H-1.孔断面では花粉外壁が円頭状に膨らみ口環(annulus)を形成する.
*
エノキ(456)
*
ムクノキ(467)
>
H-2.孔断面では花粉外壁の外層が花粉本体の内側方向へ湾曲する.
>
I-1.孔部では花粉外壁の外層は内層を取巻くように包みこむ
*
アサ(460)
>
I-2.孔部では花粉外壁の外層は内層を包みこまない.
*
カナムグラ(459)
>
G-2.口環(annulus)は未発達.
*
カラムシ(462)
*
コアカソ(463)
*
ムカゴイラクサ(465)
*
ハドノキ(467)
*
ヤナギイチゴ(468)
*
サンショウソウ(469)
>
F-3.花粉表面はしわ模様型(rugulate)
>
J-1.孔は口環(annulus)をもち,わずかに突出する.
*
ドクウツギ(515)
>
J-2.口環(annulus)は未発達.
*
コマガタケスグリ(321)
>
F-4.花粉表面は刺型(echinate)
>
K-1.花粉表面の突起は長刺(spine)よりなる
*
ヤブウツギ(1094)
*
ハコネウツギ(1095)
*
タニウツギ(1096)
*
ニシキウツギ(1097)
>
K-2.花粉表面の突起は短刺(spinule)よりなる
>
L-1.LO分析よりコルメラ(collumella)の円柱が明瞭に識別できる.短刺(spinule)は2.0〜3.0μmである.
*
カラスノゴマ(659)
>
L-2.LO分析より円柱が識別できない.短刺(spinule)は1.5μm以下である.
>
M-1.短刺(spinule)が散在する.
*
ホタルブクロ(1002)
>
M-2.短刺(spinule)は密である.
*
ヒナギキョウ(1004)
>
F-5.花粉表面は網目型(reticulate)
>
N-1.花粉の大きさは40.0μm以上である.
>
O-1.網目内部(lumen)の大きさは1.0μm以上である.
*
オオカラスウリ(526)
>
O-2.網目内部(lumen)の大きさは1.0μm以下である.
*
カラスウリ(524)
*
キカラスウリ(525)
>
N-2.花粉の大きさは20.0μm以下である.
*
ミサオノキ(871)
>
E-2.花粉本体の極観像は三角円形(semi-angular)であるか,または,突出した孔をもつ.
>
P-1.花粉表面は平滑型(psilate)
*
ギンリョウソウ(820)
>
P-2.花粉表面は微小突起型(scabrate).
>
Q-1.花粉表面に弧状の溝様のへこみが見られる.
*
ノグルミ(493)
>
Q-2.孔断面では突出部を形成する花粉外壁の外層は肥厚する.内層は孔突出部の基部までのびず,アトリウム(atrium)を形成する.また,その境界部には微小な突起が散在する.
*
ヤマモモ(489)
*
ヤチヤナギ(490)
>
P-3.花粉表面はしわ模様型(rugulate)
>
R-1.花粉は亜長球形(subprolate)または長球形(prolate)であり,顕著に突出した孔(pore)がある.
*
ハマザクロ(610)
>
R-2.花粉は亜偏球形(suboblate)〜偏球形(oblate)である
>
S-1.孔断面では突出部の花粉外壁は外層(ektexine)と内層(endexine)からなり,分離しない.
*
ハシバミ(494)
*
ツノハシバミ(495)
>
S-2.孔断面では突出部の花粉外壁は外層と内層が分離し,前腔(vestibulum)を形成する.
*
シラカンバ(496)
*
ダケカンバ(497)
*
シコクダケカンバ(498)
*
ウダイカンバ(499)
*
ミズメ(500)
*
ヤチカンバ(501)
*
アポイカンバ(502)
>
S-3.孔断面では突出部の花粉外壁は外層だけからなり,内層は孔突出部の基部までのびる.突出部の外層は肥厚しない.
*
サワシバ(503)
*
クマシデ(504)
*
アカシデ(505)
*
イワシデ(506)
*
アサダ(508)
>
P-4.花粉表面はしわ模様型(rugulate)といぼ状紋(verrucate)の複合型.
*
ミミズバイ(804)
>
P-5.花粉表面はいぼ状紋(verrucate).
*
シロバイ(805)
>
P-6.花粉表面は網目型(reticulate).
>
T-1.網目内部(lumen)の大きさは5.0μm以上である.
*
アズキ(378)
*
ヤブツルアズキ(379)
*
ササゲ(380)
>
T-2.網目内部(lumen)の大きさは1.0μm以下である.
*
キュウリ(529)
*
マクワウリ(530)
*
シロウリ(531)
*
ザッソウメロン(532)
>
E-3.花粉本体は三角形(angular)である.
>
U-1.花粉表面はいぼ状紋型(verrucate).
*
ヤマモガシ(302)
>
U-2.花粉表面は網目型(reticulate).
*
コフウセンカズラ(642)
>
17)多孔型 stephanoporate
>
A-1.花粉表面に短刺(spinule)がほぼ均一に分布する.
*
ヒナシャジン(1000)
*
ツリガネニンジン(1001)
*
チシマギキョウ(1003)
>
A-2.花粉表面に長刺(spine)または短刺(spinule)は分布しない
>
B-1.極観像は亜三角形(subangular)〜半耳ひだ形(semi-lobate).孔は各稜に位置し,赤道の上下に2個が対をなすように配置する.
*
ノササゲ(382)
>
B-2.極観像は多角形(polygonal)〜ほとんど円形(circular).
>
C-1.赤道観は偏球形(oblate)である
>
D-1.花粉表面は脳皺状の粗大なしわ模様型(rugulate)または網目型(reticulate)
>
E-1.孔周囲の花粉外壁外層は肥厚し口環(annulus)を形成する.孔はやや突出し,極観像での稜は明瞭である.
*
ケヤキ(455)
>
E-2.孔周囲の花粉外壁外層の肥厚は小さく,孔はあまり突出しない.極観像での稜は不明瞭で,やや円形状を呈する.
*
ハルニレ(452)
*
アキニレ(453)
*
オヒョウ(454)
>
D-2.花粉表面は粗大ないぼ状紋型(verrucate).孔はやや突出する,極観像での稜は明瞭である.
*
ハリゲヤキ(1145)
>
D-3.花粉表面はしわ模様型(rugulate)で,孔は突出する.
>
F-1.弧状肥厚(arcus)がある.孔断面では突出部の花粉外壁は外層と内層が分離し,前腔(vestibulum)を形成する
>
G-1.弧状肥厚(arcus)は太く明瞭である.前腔部の外層と内層の分離が大きい
*
ハンノキ(509)
*
ケヤマハンノキ(510)
>
G-2.弧状肥厚(arcus)は細く,しばしば不明瞭.前腔部の外層と内層の分離が小さい.
*
ヒメヤシャブシ(511)
*
ミヤマハンノキ(512)
*
オオバヤシャブシ(513)
*
ヤシャブシ(514)
>
F-2.弧状肥厚(arcus)はない.孔断面では突出部の花粉外壁は外層だけからなり,内層は孔突出部の基部までのびる.突出部の外層は肥厚しない.
*
イヌシデ(507)
>
D-4.花粉表面は突起が均一に分布する微小突起型(scabrate),孔の突出は弱く,孔周辺の花粉外壁は肥厚しない.
>
H-1.孔の大部分は赤道面に配列するが,1〜数個は一方の半球上に偏って開口する.<異極性(heteropolar)を示す>.
*
オニグルミ(491) →孔が赤道面のみに配列することは極めて稀である.
>
H-2.孔は赤道面に配列する
*
サワグルミ(492) →しばしばクルミ属のように1〜数個の孔が一方の半球上に偏って開口することがある.
>
C-2.赤道観は球形(spheroidal)〜亜偏球形(suboblate)である.
>
I-1.花粉表面は円柱型(baculate)で,孔周辺部では円柱の高さが減ずる.孔は円形.
*
ヤマトグサ(859)
>
I-2.花粉表面は短乳頭型(gemmate)またはいぼ状紋型(verrucate)で,様々な形の短乳頭状突起(genmma)あるいはいぼ状突起(verruca)が混在する.孔の開口部はやや不明瞭.
*
カンアオイ(66)
*
フタバアオイ(67)
*
ウスバサイシン(68)
*
タイリンアオイ(69)
*
ミヤコアオイ(70)
*
コバノカンアオイ(71)
>
I-3.花粉表面はほぼ均一ないぼ状紋型(verrucate).
*
シライトソウ(103)
*
チャボシライトソウ(104)
>
I-4.花粉表面はしわ模様型(rugulate)〜微小突起型(scabrate)で,孔の形は子午線方向に長い楕円形.孔周辺では花粉外壁(exine)が肥厚する.
>
J-1.孔は目立って突出する.
>
K-1.花粉外壁(exine)は2.5μm
*
アリノトウグサ(341)
>
K-2.花粉外壁(exine)は2.0μm以下である.
*
ホザキノフサモ(342)
>
J-2.孔の突出はわずかである.
*
フサモ(343)
>
B-3.花粉は鏃〜砲弾状.孔は不明瞭であるが,弾底部に1つと側面に複数あり.側面の孔は楕円〜長楕円形,時に溝状を呈する.<異極性(heteropolar)を示す>.
>
L-1.花粉表面は孔部では周辺部より表面模様が粗くなり,顆粒(granule)〜いぼ状突起(verruca)で覆われる.
*
アゼガヤツリ(179)
*
ヒメワタスゲ(180)
*
アブラガヤ(181)
*
ホタルイ(182)
*
サンカクイ(183)
*
ワタスゲ(184)
*
サギスゲ(185)
*
クログワイ(187)
*
マツバイ(188)
*
イヌノハナヒゲ(189)
*
コタヌキラン(190)
*
コカンスゲ(191)
*
シバスゲ(192)
*
ミヤマカンスゲ(193)
*
ヒメカンスゲ(194)
*
カンスゲ(195)
*
ヒゲスゲ(196)
*
カサスゲ(197)
>
L-2.孔部と周辺部の表面模様にはほとんどかわりがなく,微小突起(scabra)で覆われる.
*
ヒデリコ(186)
>
18)散孔型 periporate
>
A-1.花粉表面は円柱型(baculate)
>
B-1.口環(annulus)がある
>
C-1.孔の上面には顆粒(granule)が散在する.
*
ツメクサ(710)
*
ワチガイソウ(711)
*
ミヤマミミナグサ(712)
*
ミミナグサ(713)
*
タガソデソウ(714)
*
ウシハコベ(715)
*
オオヤマハコベ(716)
*
カワラナデシコ(717)
*
フシグロセンノウ(718)
*
アポイマンテマ(719)
*
エゾマンテマ(720)
*
ムシトリナデシコ(721)
>
C-2.孔の上面には顆粒(granule)が散在しない.
*
ノゲイトウ(734)
>
B-2.口環(annulus)がない
>
D-1.小型の円柱(baculum)が密に配列し,その間に大型の円柱が散在する.
*
マツバニンジン(592)
>
D-2.円柱(baculum)がほぼ均一に配列し,孔の上面には顆粒(granule)が散在する.
*
コヒルガオ(894)
>
A-2.花粉表面は短乳頭型(gemmate)
*
ヨルガオ(899)
>
A-3.花粉表面はいぼ状紋型(verrucate)
>
E-1.口環(annulus)がある
*
ヘラオオバコ(925)
>
E-2.口環(annulus)がない
*
オオバコ(924)
>
A-4.花粉表面は刺型(echinate)
>
F-1.花粉は特大粒(very large)である.
>
G-1.長刺(spine)の高さは15.0μm以上である.
*
トロロアオイ(663)
*
フヨウ(664)
*
ハマボウ(665)
*
ムクゲ(666)
>
G-2.長刺(spine)の高さは10.0〜13.0μmである.長刺は孔を取り囲むように3〜5本が配置するとともに,孔(pore)の周囲ではコルメラ(columella)層が発達し,畝(murus)を形成する.
*
グンバイヒルガオ(895)
*
ノアサガオ(896)
*
サツマイモ(897)
*
ルコウソウ(898)
>
G-3.長刺(spine)の高さは5.0〜7.0μmである.
>
H-1.花粉表面には長刺(spine)が散在するほか,1.0μm以下の短刺(spinule)が密集する.孔(pore)は径18.0μm程度.で口蓋(operculum)をもつ.
*
セイヨウカボチャ(533)
>
H-2.花粉表面には短刺(spinule)は分布しない.
*
タチアオイ(662)
>
G-4.長刺(spine)はなく,短刺(spinule)が密集する.
*
オシロイバナ(740)
>
F-2.花粉は大粒(large)であり,長刺(spine)の高さは3.0〜4.0μmである.
*
キンゴジカ(661)
>
F-3.花粉は小粒(small)〜中粒(mediam)であり,短刺(spinule)をもつ.孔(pore)はやや不明瞭で,孔の上面にも短刺(spinule)が分布する.
*
クワイ(85)
*
ウリカワ(86)
*
アギナシ(87)
>
A-5.花粉表面はしわ模様型(rugulate)
*
ミヤマハナシノブ(766)
>
A-6.花粉表面は網目型(reticulate)
>
I-1.網目は粗大である.
>
J-1.花粉は正12面体であり,稜の部分が畝(murus)となる.畝(murus)は1列の円柱状突起(baculum)よりなる.
*
ツルノゲイトウ(735)
>
J-2.畝(murus)は断面が三角形や四角形をした円柱状突起(baculum)よりなる.
*
フッキソウ(306)
>
J-3.畝(murus)は断面が丸い大小2種類の円柱状突起(baculum)よりなる.
*
シバザクラ(767)
>
J-4.畝(murus)は円柱状突起(baculum)よりなる.孔のない網目内部(lumina)には,短乳頭状突起(gemma)または顆粒(granule)が散在する.
*
サクラタデ(695)
*
ヤナギタデ(696)
*
イヌタデ(697)
*
ヤノネグサ(699)
*
ホソバノウナギツカミ(700)
*
イシミカワ(701)
*
ママコノシリヌグイ(702)
>
I-2.網目は細かく,ほぼ均一である..
>
K-1.花粉本体に対し孔は大きい.→Q-2も参照
*
フウ(310)
*
モミジバフウ(311)
>
K-2.花粉本体に対し孔は小さい.
*
コガンピ(669)
*
ガンピ(670)
*
コショウノキ(671)
*
ミツマタ(672)
>
A-7.花粉表面は微小突起型(scabrate)
>
L-1.口環(annulus)がある
>
M-1.孔は不規則に配置する
>
N-1.花粉は中粒(small)であり,孔の数は10以上である.
*
テイカカズラ(883)
>
N-2.花粉は小粒(small)であり,孔の数は10以下である.
*
タケニグサ(245)
>
M-2.孔は均等に配置する.
*
ハマアカザ(722)
*
アカザ(723)
*
コアカザ(724)
*
アリタソウ(725)
*
ホウキギ(726)
*
ホウレンソウ(727)
*
シチメンソウ(728)
*
イノコズチ(729)
*
ハリビユ(730)
*
イヌビユ(731)
*
ホナガイヌビユ(732)
*
ホソアオゲイトウ(733)
>
L-2.口環(annulus)がない
>
O-1.花粉本体に対し孔は大きい.
>
P-1.孔の輪郭は明瞭である.
>
Q-1.孔の周囲ではコルメラ(columella)層が肥厚し,低い畝(murus)を形成し孔を取り囲む.孔の上面にも顆粒(granule)が散在する.
*
ヘラオモダカ(84)
>
Q-2.孔の周囲ではコルメラ(columella)層は肥厚しない.孔の上面にも顆粒(granule)が散在する.→K-1も参照
*
フウ(310)
*
モミジバフウ(311)
>
P-2.孔の輪郭は不明瞭である.孔の上面をふくめ花粉全体に微小突起(scabra)が分布する.
*
カラマツソウ(280)
*
チャボカラマツ(281)
*
アキカラマツ(282)
*
ミヤマカラマツ(283)
*
タマカラマツ(284)
*
クサボタン(271)
>
O-2.花粉本体に対し孔は小さく,その輪郭は不明瞭→花粉表面が僅かにしわ模様型(rugulate)を呈することもある.
*
ツゲ(305)
*
ヒメツゲ(304)
>
19)合流溝型 syncolpate
>
A-1.溝(fullow)は花粉を螺旋状または取り巻くように不規則に配置する.
>
B-1.花粉表面に高さ1.0μmほどの短刺(spinule)が分布する.
*
シロイヌノヒゲ(175)
*
ニッポンイヌノヒゲ(176)
*
シラタマホシクサ(177)
>
B-2.花粉表面は穿孔型(perforate)または浅溝型(fossulate)で,短刺(spinule)は分布しない.
*
メギ(257)
*
ヒロハヘビノボラズ(258)
*
ホソバヒイラギナンテン(259)
>
A-2.溝(fullow)は極軸方向に沿って配列する.
>
C-1.溝は極付近で融合する.
>
D-1.発芽口は溝孔型(colporate)である.
>
E-1.花粉表面は網目型(reticulate)
*
ハグロソウ(984)
>
E-2.花粉表面は微小突起型(scabrate)
>
F-1.内口(endoaperture)は突出し,内口辺肥厚(costae)がある.
*
メジロホオズキ(907)
>
F-2.内口(endoaperture)は突出しない.
*
キカシグサ(606)
>
E-3.花粉表面は平滑型(psilate)
*
カラタチバナ(777)
>
D-2.発芽口は溝型(colpate)である.
>
G-1.溝の数は3である.
>
H-1.極付近に溝によって囲まれた独立した領域がある.
>
I-1.花粉表面は縞模様型(striate).
*
アサザ(1008)
>
I-2.花粉表面はいぼ状紋型(verrucate).
*
ガガブタ(1007)
>
I-3.花粉表面は微細な網目型(reticulate).
*
ヒナザクラ(779)
*
エゾコザクラ(780)
*
ユキワリソウ(781)
>
H-2.極付近に溝によって囲まれた独立した領域はない.
>
J-1.花粉表面は微細な網目型(reticulate).
*
シコクカッコソウ(783)
>
J-2.花粉表面は平滑型(psilate)
*
ユキワリコザクラ(782)
*
シオガマギク(975)
*
ヨツバシオガマ(976)
>
G-2.溝の数は6であり,そうのち3溝は極方向に長く伸び融合する.他の3溝は融合しない.
*
サネカズラ(57)
*
チョウセンゴミシ(58)
>
C-2.溝(fullow)は不規則に配列し,花粉表面には小刺(spinule)が分布する.
*
ヒギリ(936)
>
A-3.溝(fullow)は4-6本あり,全面に均等に配列する
>
20)不同溝型 heterocolpate
>
A-1.溝(fullow)は6,孔(pore)は3である.
>
B-1.花粉表面は縞模様型(striate)で,溝(corpus)部は顆粒(granule)で覆われる.
*
ミソハギ(609)
>
B-2.花粉表面は平滑型(psilate)
>
C-1.孔(pore)は径3.0μm以下
*
ノボタン(623)
>
C-2.孔(pore)は径4.0μm以上
*
モンパノキ(886)
>
A-2.溝(fullow)は8以上,孔(pore)は3〜4である.
>
D-1.花粉表面は縞模様型(striate)〜しわ模様型(rugulate)である.
*
ヒメミソハギ(608)
>
D-2.花粉表面は微小突起型(scabrate)である.
*
ホソバヒメミソハギ(607)
>
D-3.花粉表面は網目型(reticulate)である.孔(pore)をもたない溝(fullow)は両極方向で合流する→合流溝型(syncolpate)も参照.
*
ハグロソウ(984)
>
21)小窓状孔型 fenestrate
>
A-1.花粉表面は刺型(echinate).刺(spine)が癒合して畝(ridge)を形成し,この畝が連続して巨大な網目を形成する.
*
コウゾリナ(1067)
*
エゾコウゾリナ(1068)
*
オニタビラコ(1069)
*
ヤクシソウ(1070)
*
シロバナタンポポ(1071)
*
セイヨウタンポポ(1072)
*
ノゲシ(1073)
*
フクオウソウ(1074)
*
スイラン(1075)
>
22)二集粒 dyads
>
A-1.単粒は無口型(inaperturate)で,花粉表面は網目型(reticulate)である.
*
ホロムイソウ(90)
>
23)四集粒 tetrads
>
A-1.花粉表面は網目型(reticulate)で,個々の花粉粒は単孔型(monoporate)である.多くの場合,四集粒は平面状に接合する.
*
ガマ(170)
>
A-2.花粉表面は刺型(echinate)で,個々の花粉粒の遠心極側表面を長短長さの異なる短刺(spinule)が密に覆う.
*
コモウセンゴケ(708)
*
モウセンゴケ(709)
>
A-3.花粉表面は平滑型(psilste),微小突起型(scabrate)または,いぼ状紋型(verrucate)である.
>
B-1.個々の花粉粒は無口型(inaperturate)であり,花粉外壁は極端に薄い.
*
ヌカボシソウ(178)
>
B-2.個々の花粉粒は無口型(inaperturate)ではない.
>
C-1.個々の花粉粒は三孔型(triporate)で,口環(annulus)が発達する.
*
クチナシ(866)
>
C-2.個々の花粉粒は三溝孔型(tricorporate)である.
>
D-1.粘着糸(viscin thread)がある
*
ホツツジ(837)
*
シロヤシオ(838)
*
アケボノツツジ(839)
*
ダイセンミツバツツジ(840)
*
ヒカゲツツジ(841)
*
ホンシャクナゲ(842)
*
キバナシャクナゲ(843)
*
フジツツジ(844)
*
ヤマツツジ(845)
*
モチツツジ(846)
*
トサノミツバツツジ(847)
*
キシツツジ(848)
*
サイゴクミツバツツジ(849)
*
オンツツジ(850)
*
コヨウラクツツジ(851)
*
ツリガネツツジ(852)
*
エゾツツジ(853)
*
イワナシ(854)
*
ツガザクラ(855)
*
アオノツガザクラ(856)
*
エゾノツガザクラ(857)
>
D-2.粘着糸(viscin thread)をもたない.
*
ジンヨウイチヤクソウ(817)
*
ベニバナイチヤクソウ(818)
*
イチヤクソウ(819)
*
ガンコウラン(821)
*
ヒメイソツツジ(825)
*
ミネズオウ(826)
*
チシマツガザクラ(827)
*
イワヒゲ(828)
*
ヒメシャクナゲ(829)
*
ジムカデ(830)
*
アセビ(831)
*
ネジキ(832)
*
アカモノ(833)
*
クロウスゴ(834)
*
クロマメノキ(835)
*
コケモモ(836)
>
24)多集粒 polyads
>
A-1.16集粒よりなる.花粉壁は外表層型(tectate)で,花粉表面は微小突起型(scabrate)である.
*
ネムノキ(351)