けものと恐竜の化石(自然史博物館の展示案内 脊椎動物化石編)
 その他の哺乳類 
和 名ナガスクジラ類 
学 名Balaenoptera sp. 

解説:
 手前の標本は大阪の地下でみつかったクジラの化石の中では最大のもので生きていた時の体長は、20mくらいと推定されます。約6000年前に堆積した地層から掘り出されました。そのころ現在の鶴見区は、河内湾のちょうどまん中あたりでした。ナガスクジラ類はヒゲクジラのなかまなので、この骨には、歯がはえていません。後には、大阪各地で発掘されたクジラ化石を展示しています。
この写真の説明:
左下顎骨;大阪市鶴見区諸口6丁目;第四紀完新世