大阪自然史フェスティバル代替シンポジウム コロナ禍の活動のリブートを目指して

新型コロナウイルス感染症は2021年になっても収まらず、
毎年恒例の大阪自然史フェスティバルは今年も中止となりました。
代わりにオンラインでのシンポジウムを開催します。

感染症対策のため、フェスティバル等のイベントのみならず観察会の実施も困難で、
団体の活動自体が休止せざるを得ない状況も生じています。

コロナ禍が一段落したら、それをいかに再開させるかが問題となります。
今回はこのような状況下での活動の現状を共有するとともに、今後の活動再開における課題を考えます。

11.28 日 14:00-START
大阪市立自然史博物館YouTubeチャンネルはこちら

当日の配信動画のアーカイブをこちらで公開中です(YouTubeページに移動します)。

プログラム

14:00-14:15 導入(和田)
14:00-15:00

第1部 事例報告その1 Small & Local(進行:和田)

<登壇者(所属):コロナ禍の活動状況や課題>

秀瀬みのり氏

秀瀬みのり氏(高槻市立自然博物館(あくあぴあ芥川)
ローカルな参加者を対象に、小規模な観察会などを実施してきている。

和田 岳

和田 岳(大阪市立自然史博物館)
比較的大規模で、京阪神の広いエリアからの参加者を対象とする行事は、府県間の移動の自粛を求められる中で、中止とせざるを得ない状況が続いた。

常俊容子氏

常俊容子氏(大阪自然環境保全協会)
多くのリーダーをかかえ、調査、観察会、保全活動など多様な活動を展開してきた。リーダーごとに活動を中止するか実施するかの判断が分かれ、自分達の活動は不要不急かという議論を繰り返してきている。

質疑

15:00-15:15 休憩
15:15-16:15

第2部 事例報告その2 Remote & Global(進行:佐久間)

<登壇者(所属):コロナ禍の活動状況や課題>

永幡嘉之氏

永幡嘉之氏(日本チョウ類保全協会)
リアルでの活動がしにくい中、保全活動の報告会や写真展をオンラインで開催。また他団体主催のオンラインイベントにも出展。

岩田真衣子氏

いわたまいこ氏(いきもにあ)
大勢を集客しての対面でのイベントを開催し、多くのファンを獲得してきたが、コロナ禍の中で2年続けて対面での実施は断念。代わりにオンラインイベントとして開催している。

田中 颯氏

田中 颯氏(ゆるふわ生物学チャンネル)
生物の研究者が、生き物をポップに紹介するYouTubeチャンネル。リモートでの生き物関連のイベントや発信を考える上で、大いに参考になる成功例。

佐久間大輔

佐久間大輔(大阪市立自然史博物館)
対面行事を中止せざるを得ない中で、リモートでの講演会や行事、YouTubeチャンネルを開設するなど、オンラインでのさまざまな活動を試みている。

16:15-17:00 総合討論

開催概要

開催日時 2021年11月28日(日)14:00~17:00
行事形式 インターネットによる配信行事
対象 インターネットに接続することができる方
参加費 無料
配信方法 YouTubeを使った配信を予定しています。
インターネット環境に接続することができるパソコン・スマホなどがあれば、
ソフトなどをダウンロードする必要はありません。
ネット接続できるパソコン・スマホは各自でご用意ください。
接続方法 YouTubeの「大阪市立自然史博物館」チャンネル(https://www.youtube.com/c/大阪市立自然史博物館/)にアクセスして表題の番組をクリックしてください。開始時間になれば始まります。番組を見つけられない場合はYouTubeの検索ボックスに表題名を入れて検索してください。
その他 チャットで質問するには、Googleアカウントが必要です。
申込み 申込みは不要です。
担当者 動物研究室の和田
主催 大阪市立自然史博物館・NPO法人大阪自然史センター・関西自然保護機構
11.28 日 14:00-START
大阪市立自然史博物館YouTubeチャンネルはこちら