2/27の土曜日、友の会の会員の方から以下のようなメールが届きました。「小さな堰堤があり,水溜りができていました.「ホヨホヨホヨ…」という優しい鳴き声が聞こえるので金網越しにのぞいたら,たくさんのカエルが水の中をうろうろしていました.双眼鏡で見たら,大きな卵塊が水溜りの中にどっさりありました.たまたま1匹が金網の外に出てきたので,捕まえました.」で、なんていうカエルなんだろうと博物館のメーリングリスト上で議論が起きていました。
その結果届けられたのがこちらのカエル。和田学芸員によるとヤマアカガエルだそうです。昼間に繁殖行動を観察できたのは幸運だそうです。写真はすべてオス個体。メスはもっと大きく、その背中にオスがたくさんとりついて産卵するようです。
これはお腹側。模様のある方がふつうらしい。メスは黄色かったそうです。
産み落とされた卵塊の一部。一塊りになっています。
卵塊は発見場所に戻されました。