自己紹介
和田学芸員の例にならって,Nature Studyに採用時に載せた自己紹介を転記しておきます.
悪いことができなくなると困るので写真の公開や情報の更新はあえてしません.どうしても,という方は博物館へお出かけください.
それでは困る、という方にはREADをどうぞ
植物研究室に新人としてやってまいりました,佐久間ともうします.植物園案内でキノコの解説をしよる妙なヤツがおるらしい,あのしっぽの生えたヤツやろ…私のことです.ただし「(サ)あくま」ではないので(そう呼ばれたこともある)お尻にしっぽはありません.まあ、一度見に来てください.28歳(独身!),京都在住です.
この3月までは京大生態学研究センターで,外生菌根菌というマツ科やブナ科などの植物と共生関係にあるキノコの生態を扱ってきました.地面の中はいろいろな植物の根が折り重なる,非常におもしろい(正直に言うとややこしい)世界です.人呼んで「アンダーグラウンド・エコロジー」,よりいっそうあやしくなるでしょうか?ここから横広がりにキノコ・菌根一般にも徐々に守備範囲を広げていきます.
また,里山の保全をめざした研究にも手を染めてきました.ため池や小川と結びついた丘陵地の二次林の生態は古くて新しい課題です.研究と保全策の検討を「里山研究会」というグループで行っています.
もう一つ,これからシダを扱えるように勉強中です.とはいえ一朝一夕にはまいりませんし,他の学芸員の眼力に恐れ入ってる今日この頃,どうか長い目でよろしく御願いします.
就職して3年余が立ち,上記のデーターには既にかなりの「現在事実でない項目」が混じっています.が,慣例に従い更新しません..必要な場合は本人を追求下さい.
もう少し情報を入れましょう
1990年3月ごろまで
生まれてからずっと,神奈川県の三浦半島の中程,横須賀にすんでいました.海を望む丘陵地が,私の原風景です.
1990年4月〜1996年3月まで
京都大学生態学研究センターというところに住んでました.いや,文字どおり.研究と生活がシームレスに一体化していたようにも思います.ここで現在の専門,外生菌根共生をめぐる生態学に手を染めたわけです.生活の風景は京都の三山と,研究室を囲む京大植物園の森になっていたわけです.
このころ,学生稼業だけでなく
1992年10月より 京都保育社会福祉専門学院 非常勤講師(生物学)
1992年11月より1993年3月末まで
京都大学理学部ティーチング・アシスタント
1993年10月より 滋賀女子短期大学 非常勤講師(環境科学)
1995年4月より 嵯峨美術短期大学 非常勤講師(生態学)
なんてことも並行してやっていました.不幸にして私の授業を受けた方などいましたらメールください.
1996年4月から現在の職場に移っています.
生活の風景は植物園の森と目の前を囲む書類の山...晴れた日には生駒が見える..という移り変わりです.