わたしたちが日常,目にするコケの仲間はこのグループが多いです.茎と葉の区別があって,茎が立つグループとはうグループに大きく区別できます.街中では葉の先がとがるものがほとんどです.
目立つものはゼニゴケなどの葉状体(ようじょうたい:茎と葉の区別がない)のグループですが,茎葉体(けいようたい:茎と葉が区別できる)のグループのものの方が実は種類はたくさんあります.しかし,茎葉体の苔類はとても小さいものが多いので目立ちません.街中の茎葉体の仲間は葉が丸いものがほとんどです.
葉状体の形をしているので,苔類と区別が付きにくいですが,ツノ状に立ち上がる独特の胞子体を付けるので簡単に区別できます.