はじめに |
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地球が誕生して46億年、現在の私たちが住む陸地の大半は豊かな森で
おおわれ、生きものに満ちあふれた環境になっています。しかし、生命
が最初に陸にあがったのは、地球の歴史からみればつい最近の5億年ほ
ど前のことです。つまり、これまでの地球の歴史の9割が、陸上に生命
のいない荒涼とした時代だったのです。 陸にあがった植物は、わずか5億年の間に地球環境を大きく変えました。 地表を緑でおおい、森林をつくり、餌となって他の生物を養ってきました。 そして、花や種子の誕生は、花粉や種子を運ぶ動物との共進化現象を通して、 地球生命の多様化に大きな役割を果たしています。 地球の歴史と環境を考える際に、植物のたどってきた歴史を理解することは とても意味のあることだと思います。5億年の時をかけた陸上植物の歴史、 それを化石から紐解いてみたいと思います。 |
展示内容を中心に、植物の進化をじっくりと解説した一冊です。 絶滅した植物の復元図を多数載せています。 植物のたどってきた進化の道のりを学ぶ入門書として お薦めの一冊です。 700円(税別) |
「このサイトは、2002年7月6日〜9月1日に開催した第31回特別展『化石からたどる植物の進化 −陸に上がった植物のあゆみ−』をもとに作成したものです。」 | |||
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