展示物詳細データ
和 名 | コケ類 |
学 名(英名) | Bryophyta |
分 類 | コケ植物 |
時 代 | 現生 |
産 地 | |
所 蔵 | |
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解 説
コケ植物は蘚類、苔類、ツノゴケ類の3群(綱)を含む。 緑藻類の一部が、約5億年前に陸上に進出し、現在の多様な陸上植物に進化したと考えられている。胞子体は配偶体に寄生しており、初期の陸上植物を思わせる。最古の化石が古生代デボン紀から発見されているが、それ以前から存在していたと考えられる。 初期の陸上植物の一つがコケ植物の祖先であったと推定される。コケ植物は受精に水を必要とし、完全な陸上生活に適応していない。そのため、コケ植物は水界と陸界のはざまで生きる、植物の「両生類」のようなものだと考えられている。
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