日本で3種が繁殖します。ハリオアマツバメとアマツバメは、岩崖などのすき間に枯草でお椀形の巣をつくって営巣します。ヒメアマツバメは、おもにコシアカツバメやイワツバメ、ときにリュウキュウツバメの巣の中に、羽毛などを使って巣をつくって繁殖します。大きなヒメアマツバメの繁殖集団では、他種の巣を利用せずに巣をつくることもあります。
アマツバメ科の鳥の巣づくりの特徴は、唾液をいわば接着剤として使う点です。ほとんど唾液だけで巣をつくる種もあり、そういった巣は“ツバメの巣”として食材に利用されます。
壁
すき間
ヒメアマツバメ
アマツバメ