大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階)

第49回 きのこ!キノコ!木の子! 大阪市立自然史博物館

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はじめに introduction

ニュース news

特別展「きのこ!キノコ!木の子!~きのこから眺める自然と暮らし~」のイベントや最新情報をお伝えします。
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バーチャル特別展として、会場の撮影写真をマッピングしてみました。

開催概要 event guide

観覧料ADMISSION FEES

大人 500円  /  高校生・大学生 300円

※本館(常設展)とのセット券は、大人700円、高校生・大学生400円。
※中学生以下、障がい者手帳など持参者(介護者1名を含む)、
大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明)。30人以上の団体割引あり。
※本館(常設展)、長居植物園への入場は別途料金が必要です(セット券を除く)。

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期間フリーパスFREE PASS

期間内特別展フリーパス

大人 1000円  /  高校生・大学生 600円

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開催日PERIOD

平成30年7月21日(土)〜10月21日(日)

開催時間OPEN TIME

9:30~17:00(入館は16:30まで)

休館日CLOSING TIME

月曜日(ただし、月曜日が休日の場合は翌平日休館)
※8月13日(月)は開館
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主催SPONSER

大阪市立自然史博物館

後援SUPPORTER

日本菌学会、日本きのこ学会、関西菌類談話会、
大阪府教育委員会、大阪市教育委員会

協力COOPORATER

国立科学博物館神奈川県立生命の星・地球博物館
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開催場所VENUE

大阪市立自然史博物館

ネイチャーホール(長居公園 花と緑と自然の情報センター2F)
〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23
TEL:06-6697-6221 FAX:06-6697-6225

アクセスACCESS

Osaka Metro御堂筋線「長居」3号出口・東へ約800m
JR阪和線「長居」東出口・東へ約1000m

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地図 map

みどころ point

イボテングタケ

イボテングタケ

松林には大型のテングタケが出ると言われ、イボテングタケとして区別されていたが、正式に学名がついたのは21世紀になってから。有名な毒きのこのテングタケの仲間でもまだまだわからないことは多い。

モエギアミアシイグチ

モエギアミアシイグチ

足の見事な網の目と傘裏にあいた管孔を見ていただきたく、あえて逆さまにした。こうした柄の網の目は単に模様ではなく、胞子を食べにくる微小動物を撃退する毒液を含む毛などを伴っている場合が多い。

スッポンタケ

チャタマゴタケ

以前は海外の種と同じだと考えられてきたが、当館も加わった共同研究により新種として整理された。本郷氏が資料を残していたことにより混乱を避けて研究を進めることができた。

  • カエンタケ

    カエンタケ

    カエンタケはナラ枯れなどの後、枯れ木の周りに発生する事が多い。毒性はかなり強く小指の先ほどを食べるだけでも死の危険がある。また毒成分が皮膚刺激性があり、触らないほうがいいとされる唯一の毒キノコでもある。きのことしてはそこまでしても胞子を守っている、ということなのだろう。

  • セミタケ

    セミタケ

    セミの幼虫は羽化に出てきた時こそ鳥などに狙われやすいものの、地中では比較的敵の少ない生活をしている。しかし、例外的な敵がこのセミタケだ。セミタケが伸び始めるのは決まって終齢幼虫だが、それより前にどうやら感染しているらしい。

  • ムラサキフウセンタケ・ニセフウセンタケ

    左:ムラサキフウセンタケ

    採集者は関西菌類談話会会員。アマチュアの指導に熱心だった本郷氏の側面を感じる。

    右:ニセフウセンタケ

    光沢のある繊維状の傘表面を丁寧に描いている。

  • 小島秋彦氏の彫刻作品 photo by janny suzuki

    小島秋彦氏の彫刻作品
    photo by janny suzuki

    キノコを中心とした自然を題材にした彫刻で活動する小島秋彦氏による作品。

  • トガリアミガサタケ

    トガリアミガサタケ

    春を告げるキノコの一つ。アミガサタケ類はイタリア料理などのソースの大事なソースのダシ。だから世界的にはすごくよく取引されるキノコであるが、日本ではキノコ好きだけが知るキノコ。サクラやイチョウの下、コンクリブロックの周りなど割と身近なところに発生するがその生態は謎

  • スッポンタケ

    スッポンタケ

    たまご状の幼菌を押し上げて出てきたのはすっぽんの頭のようなトンガリ頭のキノコ、というわけでスッポンタケの名がある。頭部についたカニ味噌のような部分は悪臭を放ち、ハエなどを呼び寄せる、不思議なきのこだ。

  • タマゴダケ

    タマゴタケ

    これもヨーロッパの種と同一なのか、それとも極東ロシアのものと一致するのか、本郷標本を元に確認された。

関連イベント events

関西菌類談話会共催企画

きのこ相談会

きのこに詳しい学芸員や専門家が自由研究の相談、きのこの疑問などを受け付けます。
お好きな時間にお越しください。きのこの持ち込み相談も歓迎です。

特別展会場内

7月22日(日) 10:30 ▶ 15:00

対象:どなたでも参加できます(小学生以下は保護者同伴)
参加費:無料(特別展観覧料必要)
申込み:不要。直接会場へお越しください


公開講演会「Lepiota 類(ハラタケ科)のいくつかの種について」

自然史博物館本館 講堂

8月5日(日) 13:00 ▶ 15:00

講師:丸山厚吉氏
対象:どなたでも参加できます(小学生以下は保護者同伴)
参加費:無料(常設展観覧料必要)
申込み:不要。直接会場へお越しください

ギャラリートーク

会期中、特別展を担当した学芸員が、毎回1つのトピックに絞って展示解説を行います。

特別展会場(自然史博物館 ネイチャーホール)

7月21日(土)
8月4日(土)・ 11日(土/祝)・ 18日(土)
9月8日(土)・ 15日(土)・ 29日(土)
10月13日(土)・ 20日(土)
12:30 ▶ 13:00

対象:どなたでも参加できます(小学生以下は保護者同伴)
参加費:無料(特別展観覧料必要)
申込み:不要。参加希望者は開始5分前までに特別展会場入口付近に集合してください。
*会場混雑時には、やむなく中止となる場合がありますのでご了承ください。

特別展記念菌類学セミナー

特別展に合わせ、各分野からの研究者、第一人者による講演会をひらきます。
全4回を予定しています。

①食用きのこ栽培の最前線

ホンシメジやバカマツタケなど、これまで栽培ができなかったきのこが
様々な工夫によって栽培できるようになってきました.。
何が難しいのか、どうやってできたのか、
第一線で研究するお二人をお招きし最近の状況をお聞きします。

自然史博物館 講堂

7月21日(土) 13:30 ▶ 15:30

講師:山田明義氏(信州大学)・河合昌孝氏(奈良森林技術センター)

②きのこブームは本物か?

フクオカきのこ大祭などきのこをテーマにしたイベントが各地で開催されています。
自らきのこ生産者であり、これらのイベントの仕掛け人である川村倫子さん、
「いきもにあ」に事務局として関わり、また今回のきのこ展のポスターデザインを頂いた
いわたまいこさんの二人をお招きし、きのこの面白さ、魅力、今後の展開について
お話をしたいと思います。

自然史博物館 講堂

8月18日(土) 15:00 ▶ 17:00

講師:川村倫子氏・いわたまいこ氏・佐久間大輔学芸員

③きのこをめぐる虫達

きのこは植物とはもちろん、様々な生き物と関わりを持っています。
今回は野生のきのこに係る虫たちの話、栽培きのこにやってきてしまう虫たちの話をまとめました。

自然史博物館 講堂

9月8日(土) 13:30 ▶ 15:30

講師:赤石大輔氏(京都大学)・長田庸平学芸員(大阪市立自然史博物館)

④もっとディープに変形菌

きのことは似ているけどちょっと違う変形菌、
変形菌の図鑑や入門書で活躍する川上新一さんにお話を伺います。

自然史博物館 講堂

10月20日(土) 13:30 ▶ 15:30

講師:川上新一氏(和歌山県立自然博物館)
対象:どなたでも参加できます(小学生以下は保護者同伴)
参加費:無料(常設展観覧料必要)
申込み:不要。直接会場へお越しください

子どもワークショップ

「きのこ え はくぶつかん」

すてきないろ、ふしぎなかたち。てんじしつには、そんなキノコのえがずらーり!
キノコのハカセたちは、どこをみて、どんなふうにかいているの。なんのためにかくのかな。
きみもキノコをじっくりみて、ハカセになったきぶんで、えをかいてみよう。
みんなのえが、どんどんふえて…、ここは「キノコえ はくぶつかん」!

特別展会場・ワークショップスペース

7月28日(土)・29日(日)、8月4日(土)・5日(日)
11:00 ▶ 11:30
11:30 ▶ 12:00
13:30 ▶ 14:00
14:00 ▶ 14:30
14:30 ▶ 15:00
15:00 ▶ 15:30 (1回約30分)
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対象:どなたでも参加できます(小学生未満は保護者同伴)
定員:各回15名
参加費:無料(特別展観覧料必要)
受付:当日受付(各回10分前より開始)


「きのこ え はくぶつかん」

ひょっこりでてきたかわいいキノコ。あれあれ、いつのまにうまれたの?
はえてるしたをのぞいてみよう。いったいなにがあるのかな。
き、おちば、むし?キノコがうまれるひみつをしったら、とびだすカードをつくってみよう。

特別展会場・ワークショップスペース

8月11日(土/祝)・12日(日)、
17日(金)・18日(土)・19日(日)
11:00 ▶ 11:30
11:30 ▶ 12:00
13:30 ▶ 14:00
14:00 ▶ 14:30
14:30 ▶ 15:00
15:00 ▶ 15:30 (1回約30分)
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対象:どなたでも参加できます(小学生未満は保護者同伴)
定員:各回15名
参加費:100円(特別展観覧料必要)
受付:当日受付(各回10分前より開始)


キッチンきのこ」

しいたけ、えりんぎ、まいたけ。だいどころにある、いつものキノコ。
たべるまえに、ちょっとまった!おいしいだけじゃないんだよ。
いろ、かたち、かさのうらがわ…。
だいどころのキノコをかんさつしてみたら、なにがわかるかな?

特別展会場・ワークショップスペース

9月1日(土)・2日(日)、10月7日(日)・8日(月祝)
11:00 ▶ 11:40
13:30 ▶ 14:10
15:00 ▶ 15:40 (1回約40分)

対象:小学生以上(定員に余裕のある場合は未就学児童も参加可能)
定員:各回15名
参加費:100円(特別展観覧料必要)
受付:当日受付(各回10分前より開始)

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「おしえて!きのこハカセ」

みんなは、キノコのなにがきになる?しゅるい、ふえかた、どく、におい?
てんじをみて、きみの「?」をみつけてね。ハカセがしつもんにこたえるよ。
きみの「?」が、みんなの「はっけん!」になるかも。
キノコのあれこれ、いっしょにかんがえてみよう。

特別展会場・ワークショップスペース

9月15日(土)・16日(日)、17日(月祝)
11:00 ▶ 12:00
13:30 ▶ 14:30
15:00 ▶ 16:00 (1回約60分)

対象:小学生以上(定員に余裕のある場合は未就学児童も参加可能)
定員:各回15名
参加費:100円(特別展観覧料必要)
受付:当日受付(各回10分前より開始)

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子どもワークショップ参加の保護者の皆さまへ

・定員に余裕のある場合には、小学生未満のお子様もご参加いただけますが、
必ず保護者の方がご同伴ください
・プログラムの内容と安全確保のため、定員になり次第受付を終了します
・途中参加はできません
・プログラムの終了時間は、お子様の制作ペースによって変わります
・高校生以上のプログラム参加や、お子様の付き添いで特別展にご入場の際は入場料が必要です

植物園案内

植物研究室の学芸員が長居植物園を案内し、その季節の植物の説明と
観察を手引きします。きのこがあれば、もちろんキノコ観察も。

自然史博物館 玄関前ポーチ

7月28日(土)、8月25日(土)、9月22日(土)
14:30 ▶ 16:00

対象:どなたでも参加できます(小学生以下は保護者同伴)
参加費:無料(植物園入場料必要)
申込み:不要。直接会場へお越しください

各種ダウンロード download

プレスリリース・チラシ・割引チケット

プレスリリース・チラシがこちらからダウンロードできます。
また、割引チケットをダウンロードし、プリントアウトして会場にお持ちいただくか、
携帯端末等でご提示いただければ、入場料が割引になります。

大人500円→400円、高校生・大学生300円→200円。
1枚(1回の提示)につき、1名様1回限り有効。
※中学生以下、障がい者手帳などをお持ちの方、
大阪市内在住の65歳以上の方(要証明)は無料。

プレスリリース

pressrelease プレスリリース
PDF(586KB)

チラシ

flier チラシ
PDF(10.3MB)

割引チケット

ticket 割引チケット
PDF(2.5MB)

ワークショップチラシ

workshop flier ワークショップチラシ
PDF(2.3MB)
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キッズマップ

キッズマップはたくさんのものがある会場を見て回るための見取り図です。小学校やクラブの団体見学の際にはどうぞ遠足のしおりなどにもご活用下さい。もちろん、見学時のメモにも。「キッズマップ」としていますが大人の方もどうぞご 活用下さい。

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ワークシート

このワークシートは、小学生の皆さんが特別展示室内でグループワークなどを
行うために作成しました。遠足などの参考にキッズマップも公開しています。

※通常、混雑期のグループワークは自然史博物館常設展では階段などでの
安全確保のためご遠慮いただいております。
今回、特別展会場に限定してグループワークをしていただけるようにしております。
詳細はスタッフの指示に従ってください。

【小学校の先生へ】
特別展用のワークシートをご用意しました。
グループワークなどに、キッズマップとともにご活用ください。

小学校のみなさん用

小学校のみなさん用
PDF(3.5MB)

【中学生・高校生・大学生のみなさんへ】
特別展を見学しながら記入するワークシートです。
これを課題として持ちながら、じっくり展示を見ていただき、書き込んでください。
各自でダウンロードして使用してください。 なお、 このワークシートのご提示により、
通常高校生・大学生の特別展観覧料300円が200円に割引になります。(小中学生は無料です)

【中・高・大学の先生へ】
特別展の見学を生徒のみなさんに薦めていただくことをお願いいたしますと共に、
夏休みの課題としてワークシートのご採用も併せてご検討ください。
ワークシートをダウンロードして、学校で印刷して使用していただくか、
送付申込書にて「ワークシート、解答と解説」をお申込みください。
解答と解説はデータでも送信いたしますので、その旨ご記入ください。

中学生・高校生・大学生のみなさん用

中学生・高校生・大学生のみなさん用
PDF(1.6MB)

活用の手引き

活用の手引き
PDF(66KB)

送付申込書

送付申込書
PDF(40KB)

特別展解説書 handbook

解説書

特別展「きのこ!キノコ!木の子!」の内容を
きのこ観察、アマチュア研究の入門書として再編集しました。
ずっと使える1冊です。会場およびミュージアムショップ、
web shopにて販売します。(販売価格1,000円)

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