ミンククジラの全身骨格1頭分 

 

平成8年7月12日、大阪港(住之江区南港東6丁目)の岸壁に、ミンククジラ(全長7.7m)が流れついた。展示するのは,この鯨を当館で解剖し、約1年半,砂場に埋めて骨格標本にしたもの。ミンククジラは、世界中の海にすんでおり、比較的海岸に近いところを泳ぐことも多い。そのため、日本海側を中心に、定置網にかかったり、死んで海岸に流れつく例がみられる。大阪湾では、昨年もミンククジラまたはニタリクジラと思われる小型のひげ鯨類が泳いでいるのが確認されている。

写真は現場で当館職員が解体をしているところ