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河川・水路・ため池・水田・湿地などの水辺環境は、水深や水質、水の動きなどに少しずつ違いがあり、
それぞれの環境に応じた生き物が暮らしています。農耕のために作られた水田やため池は、
生きもののすみかとして大切な環境です。水辺環境の多様性は、農耕によって保たれてきた側面があります。
水田と水路は、稲を育てるために作られたものですが、水辺の生きものにとって大切な場所です。 そして、湿原や河川よりもずっと面積の広い水辺環境です。しかし、水田面積の減少、農薬の使用、畦や水路のコンクリート化、湿田の乾田化など、ここ数十年の変化が生き物のすみかを奪ってしまいました。 その結果、絶滅の危険にさらされている種類も少なくありません。 |
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