府下の平地から丘陵、山間にまで広く分布している。大阪のため池では、もっとも普通に見られる。しかし、あまり採集していないため、標本は多くなく、分布図は不完全。
成体の平均体長は、雄152mm、雌162mm。中には20cmにもなるものもある巨大なカエル。食用として北アメリカから、1918年を初めに何度か持ち込まれ、日本に定着した移入種。背面は緑色で、腹面にはまだら模様がある。池や流れのゆるやかな大きな河川に生息する。繁殖期は、5月から9月。雄は、ブォーブォーと大きな声で鳴く。
【北摂】
●池田市畑
2001.10.14 【標本番号OMNH Am11286】
●豊中市庄内
1963.4.27 【標本番号OMNH Am1924】
【大阪市】
●大阪市東住吉区長居公園
2000.6.23 【標本番号OMNH Am11214】
【北河内】
●交野市寺：住吉神社近く
1999.10.23 水田の水路、alt:ca.80m（MC:5235-15-35）【標本番号OMNH Am11026】
●東大阪市横小路町
1963.10.4 【標本番号OMNH Am2185】
【南河内】
●柏原市石川町：石川（石川橋～玉手橋）
2000.6.22 河川（MC:5135-64-79）【標本番号OMNH Am11127-11128】
●大阪狭山市東黄木4丁目
1998.10.11 川【標本番号OMNH Am10922】
【泉南】
●泉南市信達岡中：金熊寺川
2002.5.27 【標本番号OMNH Am11295】
●岬町多奈川谷川：楠木橋近く
1999.10.28 水田（MC:5135-30-79）【標本番号OMNH Am11031】