留鳥として大阪府全域の山地に生息すると考えられているが、繁殖期や越冬期の観察例は多くない。よく観察されるのは10月を中心とする秋の渡りの途中の個体。越冬の記録は少なく、河内長野市など金剛山から和泉山系で少数が繁殖しているとされるが、その現状はよくわからない。大阪府レッドデータブックでは、絶滅危惧II類とされている。
全長30cm程度。主に低山で繁殖し、冬期には丘陵や平地にも現れる。関東などでは、市街地での繁殖例が知られている。小鳥を中心に、昆虫なども捕食する。繁殖期は5月〜8月頃で、樹上に皿状の巣をつくる。
私自身が確認した情報(【和田】と表示)を中心に、大阪市立自然史博物館へ寄せられた情報(【博物館】と表示)、和田個人が聞いた情報(【個人情報】と表示)、文献情報(【文献】と表示)を基に作製しました。
文献リスト
(1)(財)日本野鳥の会大阪支部(1990)大阪の野鳥vol.5.大阪府.
博物館や和田個人に情報を寄せて下さったのは次の方々です。
なし
※観察記録は、5月-7月に限る。
【南河内】
●河内長野市
1985-1990年の間の記録 繁殖【文献1】