おもに数少ない冬鳥。丘陵から山地の林、農耕地や淀川などの河川敷、埋立地などさまざまな環境で見られる。10月を中心とする渡りの時期には、群が観察される。少なくとも1995年頃から北摂山地での繁殖の可能性が指摘されていたが、1999年に能勢町で繁殖が確認された。大阪府レッドデータブックでは、要注目とされている。
全長57cm程度。山地で繁殖し、冬期は農耕地や埋立地などにも現れる。主にネズミ類を捕食し、小鳥やカエル、昆虫などの小動物も食べる。繁殖期は5月〜8月頃で、高木に大きな皿状の巣をつくる。
私自身が確認した情報(【和田】と表示)を中心に、大阪市立自然史博物館へ寄せられた情報(【博物館】と表示)、和田個人が聞いた情報(【個人情報】と表示)、文献情報(【文献】と表示)を基に作製しました。
文献リスト
なし
博物館や和田個人に情報を寄せて下さったのは次の方々です。
非公開
※観察記録は、5月-7月に限る。
【北摂】
●能勢町
1995.5.30 稜線付近でホバリング【博物館】
●能勢町
1998.6.12 観察記録【博物館】