数少ない夏鳥。北摂や生駒北部、金剛〜和泉の山地に主に生息し、繁殖していると考えられる。近年個体数の減少が懸念されている。9月中下旬を中心とする渡りの時期には、群が見られる。大阪府レッドデータブックでは、絶滅危惧II類とされている。
全長61cm程度。低山に生息し、その名の通りハチの幼虫や蛹など昆虫をよく採食する。繁殖期は6月〜8月頃で、高木に大きな皿状の巣をつくる。
私自身が確認した情報(【和田】と表示)を中心に、大阪市立自然史博物館へ寄せられた情報(【博物館】と表示)、和田個人が聞いた情報(【個人情報】と表示)、文献情報(【文献】と表示)を基に作製しました。
文献リスト
(1)日本野鳥の会大阪支部(1990)例会報告.むくどり通信(89): 15.
(2)西本勝義(1991)大阪の鳥.むくどり通信(95): 5.
(3)堂本直正・小西敏雄ほか(1992)大阪の鳥.むくどり通信(101): 5.
(4)原直(1993)大阪の鳥.むくどり通信(107): 5.
(5)日本野鳥の会大阪支部(1994)例会報告.むくどり通信(113): 15.
博物館や和田個人に情報を寄せて下さったのは次の方々です。
非公開
※観察記録は、6月-7月に限る。
【北摂】
●能勢町
1995.5.30-1995.8.18 波状ディスプレイ、2個体による帆翔【博物館】
●豊能町
1993.6.21 観察記録【文献4】
●箕面市
1994.6.5 観察記録【文献5】
●島本町
1999.7.1 観察記録【和田】
1999.7.6 観察記録【和田】
【北河内】
●交野市
1992.6.28 観察記録【文献3】
【南河内】
●河内長野市
1995.5.13 波状ディスプレイ【博物館】
●河内長野市
1999.6.6 観察記録【和田】
●河内長野市
1990.7.15 観察記録【文献1】
【泉北】
●和泉市
1999.6.11 求愛ディスプレイ【和田】
●岬町
1991.7.9 ディスプレイフライト【文献2】