大阪府下のタマシギの繁殖

確認データ   分布図

内容のまちがいに気づいた方、新たな情報(観察記録や文献)を持っている方はお知らせ下さい。



タマシギの繁殖状況と解説

 数少ない留鳥。おもに平地の水田や休耕田に生息する。ふだんは草の中に隠れており、夜行性であることもあって生息確認は少なく、繁殖記録はあまりない。繁殖に適した休耕田などの湿地の減少とともに、個体数は減少していると考えられる。大阪府レッドデータブックでは、絶滅危惧II類とされている。
 全長26cm程度。ミミズ・昆虫といった動物質や草本の種子を採食する。夜行性で、昼間は湿地の草むらの中に潜む。繁殖期は4月〜8月頃で、水辺の草むらに巣をつくる。夜にコーコーコーと連続的に鳴く。


私自身が確認した情報(【和田】と表示)を中心に、大阪市立自然史博物館へ寄せられた情報(【博物館】と表示)、和田個人が聞いた情報(【個人情報】と表示)、文献情報(【文献】と表示)を基に作製しました。

文献リスト
 なし

博物館や和田個人に情報を寄せて下さったのは次の方々です。
 北山昭氏、橋田俊彦氏


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確認データ

※観察記録は、5月-7月に限る。

【北摂】
●茨木市
 1999.6.4 囀り【博物館】

【北河内】
●交野市
 1999.6.28 囀り【和田】

【泉北】
●堺市
 1999.6.4 囀り【博物館】
 1999.6.12 囀り【博物館】
 1999.6.14 囀り【博物館】