数少ない留鳥。丘陵から山地の林に生息し、繁殖する。冬期には、市街地の公園にも現れる。大阪府レッドデータブックでは、絶滅危惧II類とされている。
全長50cm程度。夜行性で、おもにネズミ類を捕食する。繁殖期は3月〜5月頃。おもに樹洞に営巣するが、地上やタカ類の古巣などを利用した例もある。夜間、ゴロスケホッホと鳴く。
私自身が確認した情報(【和田】と表示)を中心に、大阪市立自然史博物館へ寄せられた情報(【博物館】と表示)、和田個人が聞いた情報(【個人情報】と表示)、文献情報(【文献】と表示)を基に作製しました。
文献リスト
(1)白木信生・白木美紀(1990)大阪の鳥.むくどり通信(89): 8.
(2)白木信生(1992)大阪の鳥.むくどり通信(100): 4.
(3)浜田誠・浜田千津子(1997)大阪のとり.むくどり通信(130): 7.
博物館や和田個人に情報を寄せて下さったのは次の方々です。
吉岡香代氏
※観察記録は、5月-7月に限る。
【南河内】
●羽曳野市■■
1990.6.21 巣立ちビナに給餌【文献1】
●河南町東山
1997.6.21 巣場所に出入り【博物館】
●富田林市甘南備
1992.5.11 ヒナ3羽【文献2】
【泉南】
●貝塚市
1997.5.7 真夜中に2羽で鳴き交わす【文献3】