大阪府下のテングコウモリの分布

確認データ   分布図

内容のまちがいに気づいた方、新たな情報(観察記録や文献)を持っている方はお知らせ下さい。


テングコウモリの生息状況と解説

 能勢町と箕面市の2ヶ所の廃坑で、少数が記録されているにすぎない。繁殖は確認されていない。大阪府レッドデータブックでは、絶滅危惧I類とされている。
 成体の頭胴長は、6-7cm。樹洞性のコウモリだが、洞窟でもしばしば見つかる。昼間は樹洞や洞窟で休み、日没後出ていって飛翔昆虫を補食する。


 博物館の標本に基づく場合は【標本】、博物館に標本がなくても文献上の情報がある場合は【文献】としました。

文献リスト
(1)沢田 勇・西川喜朗・原田正史・井上龍一(1987)北摂・丹波地方のコウモリ.Nature Study 33(9): 3-4.
(2)大阪府(2000)大阪府野生生物目録.
(3)大阪府(2000)大阪府における保護上重要な野生生物−大阪府レッドデータブック−.
(4)浦野信孝(2000)大阪近郊のコウモリ(第1報).紀伊半島野生動物研究会会報 (23): 8-9.
(5)浦野信孝(2000)大阪近郊のコウモリ(第2報).紀伊半島野生動物研究会会報 (24): 8.
(6)浦野信孝(2000)大阪近郊のコウモリ(第3報).紀伊半島野生動物研究会会報 (25): 2-3.
(7)浦野信孝・藤田俊児(2000)大阪府能勢町で発見したキクガシラコウモリのコロニー.Nature Study 46(11): 129.

博物館や和田個人に情報を寄せて下さったのは次の方々です。
 浦野信孝氏


和田の鳥小屋のTOPに戻る


確認データ

【北摂】
●能勢町山田
 1986.11.9 廃坑に1頭【文献1】
 2000.4.9 廃坑に5頭【文献6、文献7】
●箕面市上止々呂美:鉢伏山
 2000.1.3 廃坑に1頭【文献4】


和田の鳥小屋のTOPに戻る