出展者募集要項

開催趣旨 ・ 開催内容 ・ 出展者リスト

後日の関連企画 ・ ホネサミTシャツ/記念酒等販売のお知らせ

チラシ < 表面 ・ 裏面 >

ホネホネサミット2023には、2日間で約5000人の来場がありました。
来場いただいたみなさま、出展くださったみなさま、ありがとうございました。
また、今回のホネホネサミット2023は、みなさんに頂いた寄付で運営しました。
ご支援くださったみなさま、ありがとうございました。


ホネホネサミット2023



◆開催日時:2023年10月21日(土)〜22日(日)
      9時30分〜17時00分(入場は16時30分まで)
◆会場:大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール・講堂
◆入場料:無料
  (自然史博物館常設展の観覧、及び招待講演会会場へは入館料が必要です)
◆主催:なにわホネホネ団、大阪市立自然史博物館、認定NPO法人大阪自然史センター

◆問合せ先
〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23 大阪市立自然史博物館内 ホネホネサミット事務局( 担当:和田・西澤 )
TEL : 06-6697-6222、 FAX : 06-6697-6225、 E-mail:wadat@omnh.jp

◆ホネホネサミット開催に向けて、なにわホネホネ団で寄付を募っています。応援を検討いただける方は、こちらで詳細をご確認ください。

◆開催内容
●ブース展示(両日とも9時30分〜17時00分)
 ネイチャーホールで、出展団体による活動紹介や標本などの展示、自然をテーマとした参加体験型のゲームコーナーなど。




●招待講演会「クジラの歌を聴け! -海の哺乳類が教えてくれること-」
 海を生活の拠点としながら、我々と同じ哺乳類であり続けているのが、クジラ・イルカの鯨類、アシカ・アザラシの鰭脚類、ジュゴン・マナティの海牛類とラッコとホッキョクグマで、海棲哺乳類と総称します。彼らは、同じ海洋にいる魚類や貝類よりも我々と近い動物で、彼らを知ることは我々自身を知ることにもつながります。そんな彼らが海岸に打ち上がるストランディングという現象が国内では年間300件発生しています。それを調査していると、我々人間が彼らや海洋環境に多大なる迷惑をかけている現状も目の当たりにします。彼らと共に歩む未来には何が必要で何が欠けているのでしょう?その答えは我々の中にあるはずなのです。
 ・日 時:2023年10月21日(土) 13時30分〜15時
 ・会 場:大阪市立自然史博物館本館 講堂
 ・参加費:無料(ただし自然史博物館入館料が必要)
 ・講 師:田島木綿子氏(国立科学博物館)

●ホネホネ☆発表会
 出展者が、骨標本作りや皮むきの技や道具などのノウハウ、骨を使った教育プログラムや活動展開を紹介します。
 ・日 時:2023年10月22日(日) 13時〜15時
 ・会 場:大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階)
 ・参加費:無料
 ・発表者:板橋区立教育科学館 クワちゃんラボ、荻野慎諧、シャレコーベミュージアム、なにわホネホネ団、ミノル、丸山啓志ほか


◆後日のホネホネサミット関連企画
●ドイツの標本士のお仕事見学会 <要申込み>
 ドイツの博物館で標本士として働いているミノルに実際に標本作りを行ってもらい、その様子を見学します。標本作りの相談をじっくりできる機会ですので、一歩踏み込んだ標本作りをしたい方におすすめ。基本的に見学会ですが、自分で材料を持ち込んで一緒に作業してもらってもかまいません。好きな日に自由に参加いただけます。途中からの参加、退場自由です。
 ・日 時:2023年10月25日(水)〜29日(日) 10時〜17時
       10月25日〜28日 ゆるく哺乳類と鳥の本剥製作りなどの作業をします(作業内容は作業の進み方次第、材料は未定)。
       10月29日 鳥の本剥製作り。なめした皮から本剥製の完成までを1日で行います。
 ・会 場:大阪市立自然史博物館 実習室など
 ・参加費:無料
 ・申込み方法:参加者全員の氏名、参加予定日・時間帯、持ち込み作業がある場合はその内容を記入の上、件名に「見学会参加希望」と記入して、9月30日までにホネホネサミット事務局(wadat@omnh.jp)までお申し込みください。相談したい内容や、見たい作業のリクエストなどがあればそちらも記入してください(ご希望に添えないこともあるので、あらかじめご了承ください)。
 ・その他:詳細は返信でお知らせします。

【相川稔プロフィール】
自由の森学園高等学校
ボーフム市立高等職業専門学校標本科生物部
2000年-2008年ドイツ・ヘッセン州立ヴィースバーデン博物館自然史部
2008年‐2018年日本でフリーランスの標本士として活動
2018年‐現在   再びドイツ、ケーニヒ動物学研究博物館(ミノルの紹介ページ

◆ホネサミTシャツ/記念酒等販売のお知らせ
 2011、2017年に制作して好評だったホネホネサミットオリジナルTシャツと記念酒を「ホネホネサミット開催応援グッズ」として再販します。それぞれ数十円から数百円の開催支援寄付が含まれています。

 Tシャツデザインや記念酒の詳細、及び申込みはこちらのグーグルフォームからお願いします。
◆出展者リスト →北海道から沖縄県まで、日本各地(およびドイツからも!)のホネ関連の42団体・個人
あくあぴあ芥川(高槻市立自然博物館)、板橋区立教育科学館 クワちゃんラボ、牛の博物館 標本づくり自主練習有志、うとりじま(烏鳥島)(木登りヤギと浜口とり)、海のホネグミ、岡山理科大学 環境考古学研究会・富岡ゼミ、小木曽チエ、荻野慎諧、香川動物ラボ、神奈川県立生命の星・地球博物館 鳥類ボランティア、木嶋健志、北の骨探求者たち(えぞホネ団Sapporo・北大ホネボランティア・アスミス)、京都大学地質学鉱物学教室古脊椎グループ、高知みらい科学館、光明学園相模原高等学校 理科研究部、cocoro、古生物くん 渡辺毘駕、佐々木蒼大【鯛の鯛図鑑】、認定特定非営利活動法人四国自然史科学研究センター、シャレコーベミュージアム、主婦と骨、素人魂〜特濃魚汁〜、STUDIO D’ARTE CORVO、駿河ほねほね団、田辺高憲、とがくしぼうけん団、豊橋市自然史博物館、とらふずく、中村玄・吉本アートファクトリー、名古屋大学博物館、なにわホネホネ団、福井市自然史博物館脊椎動物骨格標本作製ボランティアグループ「ホネ部」、一般社団法人 富士ストランディングネットワーク、プロジェクトとっかり、骨のある部屋、丸山啓志(千葉県立中央博物館)、マンタム、ミノル、名城大学附属高等学校自然科学部、盛口満、野生鳥獣研究所 けものら、谷戸 崇(50音順)

※(募集は一応締め切っています。申し込んだはずなのに、このリストにない。という場合は対応しますので、事務局までご連絡ください。出展者名に間違いがある場合も事務局までお知らせ下さい。)


◆開催趣旨
 2003年より、「なにわホネホネ団」が大阪市立自然史博物館を舞台に活動を始めて、2023年で20年になりました。当初は、ほんの数名が細々と活動しているだけでしたが、現在では登録人数が450名を超える大所帯になりました。「なにわホネホネ団」の主な活動内容は、博物館に集まった動物の死体を、博物館で保存するために標本化することです。その他に各地のイベントに出掛けていって、動物の死体を標本として残すことの意義を普及し、こうした標本の製作活動の楽しさを広めようとしてきました。
 「なにわホネホネ団」以外にも、日本各地の自然史系博物館や大学の周辺には、動物の死体を標本として保存しようと活動している方々がいます。日本各地にホネの魅力にとりつかれ、個人で骨格標本を作製している方がいます。こうした同好の士が一同に集まって、それぞれの技術を伝えあったり、さまざまな情報交換をしてみたいと考えました。
 ホネホネサミットは、博物館や大学などを舞台に、公の財産としてのホネの標本づくりをしている団体や個人の交流が大きな目的です。その他にも、さまざまな形でホネの標本づくりに関わっている者同士が交流できればと考えています。
 また、イベントとして一般の方々にも来ていただき、ホネの魅力や動物の死体を標本として残すことの意義を多くの人に知ってもらう機会にもしたいと考えています。
 それぞれが作ったホネの標本を展示したり、活動内容を紹介したり、皮むきや骨取り技術の交換をしたりして、楽しく盛り上がり、意義あるイベントにしましょう。
 2009年以降、今までに大阪府・高知県・北海道の3ヶ所で、7回のホネホネサミットが開かれてきました(大阪府2009年・2011年・2014年・2017年、高知県2016年・2018年、北海道2020年)。その中で、ホネの情報交換のネットワークホネットが立ち上がるなど、ホネの標本製作集団は盛り上がってきました。今回のイベントが、今後のさらなる活性化につながればと思っています。

【参考】過去のホネホネサミット
ホネホネサミット2017
ホネホネサミット2014
ホネホネサミット2009