1)大会参加費(要旨集代含む) | ||
早期:7月15日までに振込 | 一般 5,000円 | 学生 3,000円 |
後期:7月16日以降 | 一般 6,000円 | 学生 4,000円 |
2)懇親会会費 | ||
早期:7月15日までに振込 | 一般 4,000円 | 学生 3,000円 |
後期:7月16日以降 | 一般 5,000円 | 学生 4,000円 |
3)要旨集のみ | 一般・学生ともに 3,000円 |
(要旨・主旨の作成様式)
1行目には演題を書き,次の行に講演者氏名を書いて下さい.1行空けた後に本文を書いて下さい.演題と講演者氏名は申し込み用紙に記入したものと一致するようにして下さい.共同発表の場合,演者の氏名の左肩に○印をつけて下さい.要旨・主旨は情報が正確に伝わるように心がけて下さい.最終的にはB5版に縮小コピーして要旨集とすることを考慮して,文字サイズ・レイアウトをお決め下さい.図表も入れられますがきれいに刷り上らない場合があります.
9. シンポジウム『鳥の種分化と種分類 -日本列島の鳥の系統学からの発展-』
日時:9月19日(月) 15時〜18時
場所:大阪市立大学8号館810(予定)
コーディネーター:西海功(国立科学博物館)・高木昌興(大阪市立大学大学院)
2012年の鳥学会創立100周年に向けて鳥類目録の改訂が進められている.大きな変更と修正が加えられるのは,掲載種の増加,大分類の変更と併せて,種分類の見直し(種の細分化)となりそうである.種分類の見直しが必要な理由には,20世紀中頃から後半に流行した併合主義を維持してきた日本鳥類目録に対して,世界の鳥類目録の多くが近年は細分主義を好むため,両者に多くの齟齬が生じていることが挙げられる.細分主義は保全の観点から望まれるし,またDNAデータの蓄積によって系統学的種が次々と見つけられていることも細分主義の流行に影響している.DNAバーコーディングは種を同定するためのツールで,種を分けるためのものではないが,バーコーディングにより世界の鳥のDNA分析が急速に進むことからも細分化に拍車がかかろうとしている.そのような中にあって,日本とその周辺での鳥の系統学とそこからの発展としての音声,行動あるいは形態に関する集団分化と進化の研究について5名の演者に話してもらい,今一度立ち止まって種分化と種分類を考えるきっかけとしたい.
講演者(コーディネーターによる仮題を含む)
1)西海 功(国立科学博物館) 「はじめに-DNAバーコーディングと日本の鳥の種分類-」
2)山崎剛史(山階鳥類研究所) 「島におけるハシブトガラスの人為環境への適応と進化」
3)江田真毅(鳥取大学医学部) 「2つの集団(亜種?)からなるアホウドリ」
4)斉藤武馬(山階鳥類研究所) 「古くに分岐した3種の隠蔽種からなるメボソムシクイ」
5)長谷川理(エコネットワーク)「北半球の大型カモメの遺伝的分化〜種分類の難しさ〜」
司会: 高木昌興
10.高校生による発表
本大会においても高校生によるポスター発表の場を設けます.鳥を材料に調査・研究を行っている部活動・生徒個人に発表の機会を設け,大会会長による表彰を行います.会員資格・参加費用は必要ありません.発表希望者は「4.参加申し込み・講演申し込み」の要領でお申し込み下さい.参加のみも無料で受け付けますので同様にお申し込み下さい.
このページの一番上から配布用チラシをダウンロードできますので,該当する高校のクラブ等にお心当たりの方がいらっしゃいましたら参加を勧めて下さると幸いです.
発表希望の方は,詳細をお伝えしますので大会事務局(osj-2011@sci.osaka-cu.ac.jp)【「@」を全角にしています。送信の際は@を半角に変えてください】までご連絡ください.
11. 総会委任状
大会期間中には総会が開催され,学会の重要な議題が審議されます.総会に参加されない方は,申し込み用紙末尾の該当欄に記入して下さい.申し込み用紙をメール添付で送られる場合,捺印欄は空白で結構ですが,大会当日の受付の際に捺印して頂きます.大会受付まで印鑑をお持ち下さい.記入・捺印の上,大会事務局宛に郵送して下さっても結構です.
12. 大会決議
総会において,保護に関する決議文案等の提出を希望される方は,8月7日(日)までに保護委員会の早矢仕有子委員長(hayashiy@sapporo-u.ac.jp【「@」を全角にしています。送信の際は@を半角に変えてください】)までご連絡の上,同委員会とご相談下さい.保護委員が十分に検討できるよう,期限に関わらずなるべく早い連絡をお願いします.あらかじめ相談のない提案には対応しかねます.
13. 大会中の昼食について
17日・18日および19日の昼食として,お弁当の販売を行います.購入をご希望の方は申し込み用紙の該当欄に記入して下さい.大阪市立大学周辺には少数の食堂等がありますが,土日祝日のため多くは休業しています.コンビニエンスストアは大学北側(理学部横)と駅周辺にあります.
14. 託児サービス
大阪市立大学杉本キャンパスには,大学教員・学生が養育する乳幼児が対象の保育園(杉の子保育園)が付設されています.大会期間中は参加者の方々にもご利用が可能ですので,保育園の利用をご希望の方は,申し込み用紙の該当欄に記入して申し込んでください.申し込み締め切りは7月15日(金)です.利用料金は申し込み数によって変動しますが,1500円/時間程度になる見込みです.締切日以降のご相談(osj-2011@sci.osaka-cu.ac.jp【「@」を全角にしています。送信の際は@を半角に変えてください】までご連絡ください)にも可能な限り対応したいと思いますが,できる限り締切日までにお申し込み下さい.詳細はこちらのリンクを参照して下さい.
託児所とは別に,会場内に授乳スペースを設けます.授乳スペースでは,授乳・オムツ替え・着替えをすることができます.このスペースは予約なし,無料でご利用頂けます.
万が一の事故などの場合は,保育委託会社と利用者の契約により,保険の適用範囲で保障されます(ただし,授乳スペース利用のみの方は除く).大会実行委員会は一切の責任を負わないことをご了承下さい.
15. 宿泊について
最寄り駅である,杉本町駅およびあびこ駅にホテル等はありません.天王寺駅(杉本町駅より20分,あびこ駅より10分)には多くのホテルがあるほか,大阪市内の主要駅には多くのホテルがあります.参加者ご自身で手配下さるようお願い致します.各主要駅から会場までのアクセスはアクセスマップ(大会ウェブサイトからダウンロード可)の交通案内図を参照下さい.
なお,大阪市立大学杉本キャンパスには,国際学術交流および教育研究活動のために本学を訪れる研究者のための,宿泊施設(ゲストハウス)が付設されています.大学院生に限り,この施設の利用が可能です.2000円/泊です.利用の3ヶ月前(6月16日)から申し込みが可能ですので,利用を希望する大学院生は大阪市立大学運営本部・研究支援課(06-6605-3452/3453)まで電話でお申し込み下さい.宿泊可能な人数は全体で31名ですが,他利用者の宿泊状況により変動します.詳細はこちらのリンクを参照して下さい.
16. 大会事務局
問い合わせ・連絡などはなるべくメールでお願いします.
〒558-8585 大阪市住吉区杉本3-3-138
大阪市立大学 大学院 理学研究科 生物地球系専攻 高木昌興気付
日本鳥学会2011年度大会事務局
Email osj-2011@sci.osaka-cu.ac.jp【「@」を全角にしています。送信の際は@を半角に変えてください】
TEL&FAX 06-6605-3170
大会会長 高木昌興(大阪市立大学)
大会実行委員長 堀江明香(大阪市立大学)
HP委員長 和田岳 (大阪市立自然史博物館)