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本の紹介「アマガエルのヒミツ」
「アマガエルのヒミツ」秋山幸也文・松橋利光写真、山と渓谷社、2004年4月、ISBN4-635-06340-2、1600円+税
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【和田岳 20040625】【公開用】
●「アマガエルのヒミツ」秋山幸也文・松橋利光写真、山と渓谷社
アマガエルの行動、一生、一年の生活を、写真を多用しながら紹介した本。
体の色が変わる、鳴く、卵を産む、オタマジャクシ、いろんな季節にいる場所、アマガエルの食べ物、アマガエルを食べる動物、飼い方。およそアマガエルについて、博物館や観察会で必要なことは、すべて載っているといってもいいくらい。アマガエルについて知るなら、この1冊。
お薦め度:★★★ 対象:アマガエルについて何か知りたい人
【寺島久雄 20040615】
●「アマガエルのヒミツ」秋山幸也文・松橋利光写真、山と渓谷社
毎年田植えのシーズン近くなると可愛くて愛くるしく飛びはね、合唱するアマガエルが、グラビア画面いっぱいに写って、それに解説文が加わっている美しい本です。
卵が産み付けられて、そしてオタマジャクシがアマガエルになり宇宙にも行ったアマガエルのヒミツが解き明かされている。春は田んぼに、夏は草っぱらや森に、冬は土の中で過ごす生活がよく出ている。
アマガエルの飼い方が出るなど楽しく読み学べる。
お薦め度:★★★ 対象:アマガエルのヒミツを知りたい人に
【六車恭子 20040815】
●「アマガエルのヒミツ」秋山幸也文・松橋利光写真、山と渓谷社
春、田んぼに水がはられると何処からともなくカエルの合唱が戻ってくる!
稲の苗と共に育つオタマジャクシはどのように生まれ、育つのか?私たちにとって身近なアマガエルの一生を可愛い写真を眺めながら本文を読んでいるうちに、みるみるその秘密を丸ごと手中にできる、そんな本です。たくさん産むにはわけがある、私たちのすぐそばでこのけなげな隣人、カエルたちに起こることを知ることは、自然の営みの一端を覗く楽しみに出会えそうです。
お薦め度:★★★ 対象:カエル好きもカエル好きでない人もだれでも
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