友の会読書サークルBooks
本の紹介「うんこ虫を追え」
「アリのかぞく」島田拓文・大島加奈子絵、福音館書店、2022年4月、ISBN978-4-8340-8655-3、900円+税
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【冨永則子 20220612】
●「アリのかぞく」島田拓文・大島加奈子絵、福音館書店
一匹のクロオオアリの女王アリが地面に穴を掘り、卵を産み育て、大きなコロニーができていく様子が描かれている。女王アリは最初に産んだ卵がかえり、働きアリになって餌を運んでくるまで約一ヶ月半も何も食べない。でも、その間もせっせと卵を産み続けている。どうやって栄養を蓄えているんだろう? 女王アリが20年近くも生きて卵を産み続けることも初めて知った。どこにでもありそうな街の公園の地面の下に、こんなすごい生態の生きものがいることにびっくりした。
お薦め度:★★★★ 対象:アリなんて、どこにでも居るやんと思っている人に
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