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本の紹介「ぼくの鳥の巣絵日記」
「ぼくの鳥の巣絵日記」鈴木まもる著、偕成社、2005年5月、ISBN4-03-437350-4、1400円+税
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【西村寿雄 20050626】
●「ぼくの鳥の巣絵日記」鈴木まもる著、偕成社
この本は、「鳥の巣博士」こと鈴木まもるさんの一段と楽しい鳥の巣絵本である。山の中の一軒家に20年以上も暮らしているという鈴木さん、自分の庭や周りの林で巣作りする鳥たちの1年をこの絵本に描いた。身近な鳥たちの生活史が読み取れる。ページの大半をさいて、いくつもの鳥たちの子育ての姿がこまめに描かれている。巣の材料はさまざまで、ネコの毛やガのマユも利用する。子育ての様子など、ふだんなかなか目にできない情景が細かくユーモラスに描かれている。
写真ではなかなかとらえきれない場面が多い。
お薦め度:★★★★ 対象:小学生以上
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