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本の紹介「どうぶつのわかっていること・わかっていないこと」
「どうぶつのわかっていること・わかっていないこと」きのしたさとみ文・よしもりひろすけ絵、小学館集英社プロダクション、2022年7月、ISBN978-4-7968-7905-7、1400円+税
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【冨永則子 20230220】
●「どうぶつのわかっていること・わかっていないこと」きのしたさとみ文・よしもりひろすけ絵、小学館集英社プロダクション
子どもたちの人気者、キリンやゾウ。動物園でも見ることが出来るし、都会に暮らす私達にも馴染み深い生き物です。でも、いまだに分かっていないことがいっぱいあるんですって! 動物の行動を観察することで、その生き物の生態を知ることはできても、『じゃあ、なぜそうなの?』となると分かっていないことだらけ。『こうかな?』『もしかしたら…』と予測し、仮説をたて、実験したり観察を続けてコタエを見つけていくんですって。動物たちの“なぜ?どうして?”を知ろうとすることは、あなたの身近なお友達や、あなた自身を知ることにもなるのかな? 科学絵本ですが、ある意味とても哲学的な思考を促す絵本だと思いました。
お薦め度:★★★ 対象:コタエを求めたがる人に
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