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本の紹介「えながのねぐら」
「えながのねぐら」松原卓二著、東京書籍、2013年12月、ISBN978-4-487-80832-8、1400円+税税
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【冨永則子 20160612】【公開用】
●「えながのねぐら」松原卓二著、東京書籍
「かわいい」の条件は、丸い、小さい、ふわふわ、きれい、白い、つぶらな瞳…。その全ての条件が当てはまるのがエナガ! 確かにエナガはカワイイ! 本書は、そんなエナガ大好きな写真家によるエナガ写真集。タイトルの「ねぐら」から、エナガの生態を愚直に論じているかと思いきや、ひたすら「カワイイ〜!」の連発! エナガの可愛さが理解できない人には「この人、ヘンタイ?大丈夫?」と思われるのではないかと危惧するほどのエナガ愛、いや偏愛に満ち満ちている。巻末に索引があるが、そこに並ぶ検索ワードが秀逸。『モフモフ』なるワードは9ページも該当する。エナガ好きは索引を眺めているだけでニヤついてしまう。こんなにマニアックな内容なんだから、思い切って、もっと“エナガ愛”を前面に押し出したタイトルにすれば良かったのにと思う。『かわいいエナガ −エナガへの愛が抑えきれない男の告白−』なんて、どう?
お薦め度:★★★★ 対象:エナガを愛する全ての人に
【冨永則子 20160612】
●「えながのねぐら」松原卓二著、東京書籍
この本は、写真家である著者が、エナガのかわいさと一年の暮らしを追いかけた写真集である。エナガのかわいさを著者は「まるい、ちいさい、ふわふわ、きれい、しろい、つぶらな瞳」と表現しているが、本当にエナガはその通りの鳥だ。エナガはさほど珍しい鳥ではない。少しでも関心を持った人は、ぜひ森に行って探してみてほしい。
お薦め度:★★★ 対象:かわいいものが好きな人
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