友の会読書サークルBooks
本の紹介「へんなおさかな」
「へんなおさかな 竹島水族館の「魚歴書」」小林龍二著、あさ出版、2018年3月、ISBN978-4-86667-042-3、1200円+税
【注意】本の紹介は、それぞれの紹介者が自らの判断によって行なっています。他の人からの意見を取り入れて、変更をする場合もありますが、あくまでも紹介文は紹介者個人の著作物であり、サークル全体や友の会、あるいは博物館の意見ではないことをお断りしておきます。
もし紹介文についてご意見などありましたら、運営責任者の一人である和田(wadat@omnh.jp)までご連絡下さい。
[トップページ][本の紹介][会合の記録]
【ケンタロウ 20181219】【公開用】
●「へんなおさかな」小林龍二著、あさ出版
この本は、竹島水族館にいる魚などがのっています。その魚などを魚歴書(へんな魚のせつめい書〉で魚などをおもしろく書いています。内容、イラストなどすべて水族館のスタッフさんの手作りで、とてもおもしろいのでぜひよんでみてください。
お薦め度:★★★★ 対象:竹島水族館の生き物のことを知りたい人に
【犬伏エルリッヒ麻美子 20181221】【公開用】
●「へんなおさかな」小林龍二著、あさ出版
魚歴書は、竹島水族館のスタッフの方がたが、生き物のことを知ってもらいたいという思いで作られたもので、履歴書スタイルの解説書です。カラフルな手書きで、ユーモラスなイラストなどが添えられているなど、始めから終わりまでおふざけが満載です。息子と一緒に読んでも、くすっと笑ってしまう本です。竹島水族館は、アイデア水族館ですね。
お薦め度:★★★★ 対象:お魚のことを楽しみながら知りたい人たちに
【上田梨紗 20181026】
●「へんなおさかな」小林龍二著、あさ出版
愛知県にある竹島水族館の頑張りがわかる本。手作りの「魚歴書」や「解説かんばん」を作成し、水族館で実際に展示しているものが1冊の本になっている。イラストと写真がのっていて、イラストに眉毛があるものを探すのも楽しい。
読んでいて楽しいけど、これは魚の魅力だけではなく、文章の面白さかもしれない。館長の小林さんが面白いのか、スタッフの方々の性格なのかわからないが、とにかく楽しそうな水族館ということが伝わってきます。
お薦め度:★★★ 対象:かわいいもの好きな人、竹島水族館に行こうと思っている人
【西村寿雄 20181020】
●「へんなおさかな」小林龍二著、あさ出版
竹島水族館は愛知県蒲郡市の海岸沿いにある小さな水族館である。水槽の位置も低く作るなど、子ども目線にたった手作り感の強いビンボー水族館である。費用のかかる大型の魚をなくして、小さくても珍しい魚をたくさん展示している人気上昇中の水族館。この水族館の人気の元は、珍しい魚にあることもあるが、各魚に展示されている「魚歴書」にある。「魚歴書」とは、その魚がどこからどのようにしてこの水族館に来たかとか、その魚の習性、魚の特技?などが書かれている。各「魚歴書」の中味がおもしろいのは各飼育員の個性丸出しのユニークな解説があるからである。担当の飼育員が好きなように参観者に伝えたいことを書いている。その「魚歴書」がこの本になった。
どんなことが書かれているか気になる人は是非この本を。そして、できれば蒲郡まで。
お薦め度:★★★ 対象:魚に興味のない人、博物館展示に関心のある人
[トップページ][本の紹介][会合の記録]