友の会読書サークルBooks

本の紹介「西表島の巨大なマメと不思議な歌」

「西表島の巨大なマメと不思議な歌」盛口満著、どうぶつ社、2004年4月、ISBN4-88622-325-7、1500円+税


【注意】本の紹介は、それぞれの紹介者が自らの判断によって行なっています。他の人からの意見を取り入れて、変更をする場合もありますが、あくまでも紹介文は紹介者個人の著作物であり、サークル全体や友の会、あるいは博物館の意見ではないことをお断りしておきます。
 もし紹介文についてご意見などありましたら、運営責任者の一人である和田(wadat@omnh.jp)までご連絡下さい。

[トップページ][本の紹介][会合の記録]


【田中久美子 20040624】
●「西表島の巨大なマメと不思議な歌」盛口満著、どうぶつ社

 題名のように巨大なマメ、“モダマ”に端を発するゲッチョさんと西表島の関わり。マメの追跡と様々な種の話と西表島で出会った“オバア”の話が交差して島の民謡へと流れ込んでいく。西表のいろいろな動物が歌いこまれた歌。そこから自然や人々のくらしに思いを馳せる。西表に伝わる儀式や祭り…そして歌。旅をするマメと島に住む人がどこか似てると感じてるゲッチョさん。日本にまだ、そういう所があるのだ。心和む1冊。

[トップページ][本の紹介][会合の記録]