友の会読書サークルBooks
本の紹介「イヌワシの四季」
「コラーゲンの話 健康と美をまもる高分子」大崎茂芳著、中公新書、2007年10月、ISBN978-4-12-101917-2、720円+税
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【西川裕子 20071222】
●「コラーゲンの話」大崎茂芳著、中公新書
化粧品などでよく耳にする名前、コラーゲン。でも、待てよ。コラーゲンってなに? コラーゲンはたんぱく質の一種で、細胞と細胞の隙間を埋める、強い繊維。
コラーゲンが何者でどんな働きをするのかということが知れてすっきりしたものの、この本の半分は著者の研究手法と研究成果のPR。閉口。○○先生と研究の打ち合わせをしたとか、実験素材の入手に苦労したとか、論文をどこの雑誌に投稿したとか、いらん。最後にちょこっと載ってる、趣味でやってるクモの糸の研究が一番面白い話だったかもしれない。
お薦め度:★ 対象:おすすめしません
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