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本の紹介「みかづきのよるに」

「みかづきのよるに」たてのひろし著、福音館書店ちいさなかがくのとも2022年6月号、400円+税


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【冨永則子 20220612】
●「みかづきのよるに」たてのひろし著、福音館書店ちいさなかがくのとも2022年6月号

 三日月が光る暗い夜。街灯もなく懐中電灯の明かりだけをたよりに、川のそばまでお父さんと散歩。そろそろ恐くなって帰りたくなった頃、お父さんが懐中電灯を消してみると周りに星が光っている! 星と思ったのはホタルの光。暗い夜の散歩だけでも冒険なのに、ホタルまで見られたら忘れられない思い出になるだろうな。いつもは細かいタッチと線で描く舘野さんがコンテを使い対象の輪郭すら描かいていないが、自分がホタルをつかんだような気持ちになる。

 お薦め度:★★★  対象:ホタルの匂いが気になる人に
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