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本の紹介「脳細胞は甦る」

「脳細胞は甦る」三石巌著、祥伝社黄金文庫、2010年10月、ISBN978-4-396-31527-6、600円+税


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【六車恭子 20170616】
●「脳細胞は甦る」三石巌著、祥伝社黄金文庫

 「私の世界の限界は言語の世界の限界である」(ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン)の言葉を引き、「論理の世界こそが自分のすむ世界であって、その外は神秘の世界であるから自分はなにも語らない」・・・・。これを「世紀のイベントだ」と絶賛した。言葉は意識されたとき、はじめて価値をもつ!
 生命はタンパク質によって構成され、そのタンパク分子の設計者がDNAなのだ。何を経験し、学び、どんな情報をニューロンにインプットしたかが、人間の行動を決定するのだ。脳細胞こそ、もっとも長寿な存在、正しいトレーニングで鍛練すれば利口になれる!知性脳の主役、前頭葉は鍛えるというより、使い続けることだという。
 分子栄養学の立場から「高タンパク、高ビタミン、高スカベンジャ一」を唱えて、爽快!

 お薦め度:★★★★  対象:ボケ老人にならないために


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