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本の紹介「死海文書入門」
「死海文書入門」ジャン=バティスト・アンベール&エステル・ヴィルヌーヴ著、創元社、2007年9月、ISBN978-4-422-21194-7、1500円+税
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【西川裕子 20071222】
●「死海文書入門」ジャン=バティスト・アンベール&エステル・ヴィルヌーヴ著、創元社
イエスが生きた、まさにその時代と場所の聖書。死海文書は「20世紀最大の考古学上の発見」とすら言われる。ベドウィンとの壮絶な発見競争、
死海文書を隠した人々のキルベト・クムランと呼ばれる遺跡、 エッセネ派と呼ばれる敬虔な古代ユダヤ教の人々、などなど。 ただ、死海文書に書かれた内容についてというより
考古学的な話が多いので、宗教的な話が好きで飛びつくと肩透かしを食らうかもしれません。
お薦め度:★★★ 対象:死海文書がどうやって見つかったか知りたい人
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