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本の紹介「たびするてんとうむし」
「たびするてんとうむし」イザベル・シムレール著、岩波書店、2022年2月、ISBN978-4-00-112699-0、1800円+税
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【冨永則子 20220821】
●「たびするてんとうむし」イザベル・シムレール著、岩波書店
卵から成虫に育ったテントウムシは、自分が卵を産む場所を探して回る。ところが、どこに行っても枝や葉っぱに擬態した虫たちに追い払われてしまう。どんな虫が隠れているのかな? テントウムシは卵を産む場所が見つけられるかな? イザベル・シムレールは『あおのじかん』『はくぶつかんのよる』など、繊細な色遣いとタッチで生き物を主人公にした絵本を発表してきたが、本書では小さな小さなテントウムシを主人公に、迫力ある画面で景色の中に隠された虫たちを描いている。
お薦め度:★★★ 対象:小さな虫が好きな人に
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