此の本を手に取って開いて見て先ず感じた事はもっと昔に出会っておれば、博物館へ通い始めた頃は学芸員の方の説明に消化不良的なもどかしさを味わわなくてもと思った次第です。ということは己の自然に対する知識が不足していたとの反省にもなります。
15項目に分けてそれぞれの探検ガイドが絵入で展開されており、博物館でも此の程度のものを情報センターの本売場に置いて欲しいと思いました。
内容の項目は以下の通りです。
(1)身近な植物(2)雑木林の植物(3)湿地の植物(4)シダとキノコ(5)オオタカのすむ森(6)渡り鳥の季節(7)冬の野鳥(8)里山に生きる動物(9)谷戸の生きもの(10)森の生活者(11)水辺の昆虫(12)野原につどう昆虫(13)里山の歴史と文化(14)里山の人とくらし(15)自然と民族
以上の項目で内容は想像がつくと思いますが、関西用に博物館で作製して貰えればと思っています。