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本の紹介「ゆるゆる生物日誌」

「ゆるゆる生物日誌 はるか昔の進化がよくわかる」種田ことび著、ワニブックス、2019年1月、ISBN978-4-8470-9763-8、1000円+税

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【ケンタロウ 20190425】【公開用】
●「ゆるゆる生物日誌」種田ことび著、ワニブックス

 「ゆるゆる生物日誌」は、地球のできたころから恐竜時代の終わりまでを進化の過程で、マンガで表しているおもしろい本ですが、マンガ化しすぎて、おかしくなっています。とつぜん、手がでてきたり、なぐったりとかで・・・ふざけすぎです。135ページでやっと感動しました。
 読む前に「はじめに」を読んでおかないと、進化の意味をかんちがいしてしまいます。おもしろおかしく読んだほうがいいです。ぜひ読んでみてください。

 お薦め度:★★★★  対象:地球のできたころから恐竜時代の終わりまでの進化の過程をマンガ系で読みたい人へ
【上田梨紗 20190426】【公開用】
●「ゆるゆる生物日誌」種田ことび著、ワニブックス

 めちゃ面白くて、ゆるきゃわー。
 マンガですが、地質時代ごとに章分けされ、キャラクター化された生物達が関西弁を巧みに操り、ボケとツッコミをまぜつつ、地球が誕生してからの先カンブリア時代から、顕生代白亜紀ごろまでの生物進化を簡単にわかりやすく教えてくれる。「はじめに」から「先カンブリア時代」(p.25)までが、特にわかりやすく表現されている。と、思います。
 本編も、もちろん面白いのですが、個人的には、番外編などの真核生物くんの世界観がツボです。鼻が低くても、男らしくなくても、それは個体差が出るように進化してきた、ご先祖さまの頑張りの結果なのだから楽しんで生きよう。多様性が無くなり、環境に適応できないと、その種の絶滅につながることを理解しよう。そして世界は、スクラップアンドビルドだと頭の隅においておこう。

 お薦め度:★★★★  対象:マンガが苦手じゃない全ての人、初期の生物が好きな人、新しいことを始める人
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