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本の紹介「どんぐりの穴のひみつ」
「どんぐりの穴のひみつ」高柳芳恵文・つだかつみ絵、偕成社、2006年9月、ISBN4-03-634730-6、1200円+税
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【長井裕司 20070219】
●「どんぐりの穴のひみつ」高柳芳恵文・つだかつみ絵、偕成社
これはどんぐりでは無く、どんぐりに穴を開けた虫達のお話である。著者は普通(?)の主婦なのだが、鋭い洞察力と粘り強い観察でどんぐりの穴の謎を解いて行く。正直やられたという感じだ。私もシギゾウムシの幼虫という所までは調べたことはある。しかしそこまでである。著者は一歩進んで「ファーブル昆虫記」にも載っていない産卵方法を発見する。本当に自然の不思議さを感じるとは、こういうことを言うのだろう。
お薦め度:★★★★ 対象:どんぐりは好きだが虫は嫌いという人にぜひ
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