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本の紹介「カエルが消える」
「カエルが消える」キャサリン・フィリップス著、大月書店、ISBN4-272-44027-6、2400円+税
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【早川友康・和田岳 20021220】
●「カエルが消える」キャサリン・フィリップス著、大月書店
昔はどこにでもいたカエルたちが今減少し絶滅しようとしています。そこで世界中の両生類研究者が、なぜカエルが減っているのかをつきとめ、カエルの減少をくい止めようと調査を始めました。その原因は、水辺の乱開発?乱獲?外来種?酸性雨?オゾン層破壊による紫外線の影響?
ジャーナリストである著者が研究者に取材して、世界各地の絶滅の危機にあるカエルを紹介したもの。カエルを通じて世界の環境問題が見えてくる。残念ながら、カエルの未来は、明るくはなさそう。
お薦め度:★★★★ 対象:環境問題に関心のある人
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