この部屋は「地球と生命の歴史」というテーマで展示してあります。私たちが暮しているこの地球は,誕生してから46億年という長い歴史を持っています。そして,約40億年前には地球上に生命が現れました。その後長い時間をかけて,ある時代に栄えたものが次の時代には滅びるという事を繰返しながら,生命は単純なものから複雑なものへと進化してきました。
地質時代の化石を調べることによって,地球の歴史,特に生物のうつりかわりを知ることができます。三葉虫などの無脊椎動物や魚類などが栄えたのが古生代,恐竜などの爬虫類やアンモ十イドが繁栄したのが中生代です。もっと高等な哺乳類が栄えた時代を新生代といいます。人類が発展した約200万年前から現在までを,「第四紀」あるいは「人類紀」といいます。
ここでは,「大阪平野のおいたち」から順に時代をさかのばり,日本列島のおいたちや地球の歴史,そこに現れた生物のうつりかわりをたどってみましょう。
11 大阪平野の生いたち
12 大氷河時代
13 人類の時代
14 大阪層群
15 哺乳類の時代
15A 第三紀の植物
15B ビカリアの海
15C 二上山
15D 哺乳類の時代
15E グリーンタフ変動
l5F 貸へい石と石炭
16 和泉山脈──大阪の白亜紀
17 恐竜とアンモナイトの時代
17A アンモナイトの海
17B 中生代の陸上植物
17C 恐竜のなかまたち
118 古生代の海と森
18A 花のさかない森
18B 哺乳類型爬虫類