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ナチュラリストへの道〜標本作り
自然界にはわからないことがいっぱいです。たとえば、生物界にはまだ名前の付けられていない種類がたくさんいます。ウィルソン(Edward O. Wilson)は『生命の多様性』(1992)のなかで、現在知られているあらゆる現生生物の種数は約140万種であるが、まだ名前のついてないものの数は1000万〜1億種の間だろうと述べています。また、たとえ名前がついていても、記録がほとんどなく、生活史や習性が謎に包まれているものもたくさんいます。むしろそのような生物のほうが多いくらいです。このような一例だけとってみても、自然についての研究テーマには事欠かないことがわかるでしょう。
ナチュラリストは自然と向き合い、観察し、記録し、採集し、標本を残すことを通じて研究の道に接近していきます。アマチュアであっても自然界の謎解きに挑戦できます。適当な指導者のもとで研究テーマを定めて文献を読み(英語などの語学力も必要)、みずから調査・研究すればその道の達人になることも可能です。
ナチュラリストになるためには採集のルールやマナーを知っておくことも大切です。また、標本の作り方を身につける必要もあります。ここでは、ナチュラリストへの道の一つとして、昆虫と植物の標本の作り方を紹介したいと思います。
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