2026年度 夏期博物館実習 1班3日目 (8月21日 チョウ)
こんにちは!
2026年度博物館実習1班3日目のブログを担当させていただきます。M大学から参加しましたN.A.と申します。実習3日目は、昆虫研究室の長田学芸員のご指導のもと、昆虫標本の詳しい説明と観察、標本の仕分け、分類や種の移り変わり、展示用の標本の説明と観察、学芸員の仕事について実習を行いました。
午前は、昆虫研究室や昆虫標本製作室、書庫、昆虫標本を収蔵している収蔵庫を見学しました。見学の中で、学芸員の方から、学芸員に求められる英語の技能や、昆虫を標本にするときの操作、収蔵されている昆虫標本について説明を受けました。また、ドイツ箱に入っている昆虫標本を近くで観察させていただきながら、昆虫の特徴や魅力について教えていただきました。その後、チョウとガの触角の違い、トンボの翅の特徴や体の大きさについても説明していただきました。実習では、チョウとガが一緒に入っているドイツ箱からガを探して空のドイツ箱に移し、さらにトンボを不均翅亜目と均翅亜目に分け、不均翅亜目を空のドイツ箱に移す作業を行いました。分類群や学名の移り変わりの説明も受けました。
午後は、展示用のチョウ・ガの標本を近くで観察させていただきながら、その標本について説明を受けました。日本にいる種だけでなく、海外に生息する興味深い翅をもつ種や珍しい種の標本も、数多く観察させていただきました。また、常設展に展示されている昆虫標本についても説明していただきました。その後、学芸員の調査研究の仕事について資料が配布され、内容の説明を受けました。
私は昆虫について専門的な知識が少なかったため、この実習を受ける際とても緊張していました。しかし、説明を受けて気になった点や分からなかった点を質問する機会が多く、その場ですぐに解消することができました。チョウとガの触角の特徴の違いで分類群分けできるのは日本だけであると知りました。一方で、海外ではチョウの触角の特徴をもつにもかかわらずガと分類されている種が存在したり、その逆の種も存在したりするということで実際に展示用の標本の触角を確認させていただきました。ここまでチョウ・ガの分類群分けが難しいとは知らず、より興味がわきました。


