大阪鳥類研究グループ

2012年度の活動内容野外調査野外観察会総会


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野外調査

●カラーリングを付けたユリカモメ探し(1998年11月-)
 ユリカモメがいない夏場を除き、ずーっと継続中。くわしくはこちら

●カラーリングを付けたコサギ探し(1999年12月-)
 コサギは年中いるので、とにかくずーっと継続中。くわしくは、こちら

●カラーリングを付けたカワウ探し(2001年4月-)
 2001年4月より、伊丹市昆陽池(2002年からは滋賀県竹生島でも)で、カワウのヒナに対する標識調査が行なわれ、脚にカラーリングが装着されています。その観察記録を集めて、カワウの移動状況を調べて楽しんでいます。くわしくは、こちら

●大阪市内の都市公園で繁殖する鳥の調査(第4回)(2012年5月-7月)
 大阪市内の2ha以上の都市公園43ヶ所で繁殖する鳥の調査。

●関西の駅のツバメの巣調査(2012年5月-7月)
 関西2府4県の駅1336ヶ所のツバメ類の巣を調査。都市の自然調査プロジェクトとの合同調査。

野外観察会

●「阪神干潟のシギチドリツアー」(2012年4月22日)
 甲子園浜→海老江干潟を計画しましたが、雨天中止。

●「鶴見緑地で繁殖する鳥:公園で繁殖する鳥の調査の研修」(2012年5月20日)
 鶴見緑地を一通り歩き回って、鳥の繁殖の様子を観察。

●「高野山ナイトハイクと夜明けのコーラス」(2012年6月1-2日)
 最終電車で深夜に集合。周辺の山をウロウロ。夜明けのコーラスを聞いて解散。

●「淀川鵜殿のツバメのねぐら観察会」(2012年7月29日)
 数千羽のツバメが集まり、何度かハヤブサが狩りに来て大盛り上がり。

●「インハンドによるムシクイ・ヒタキ研修 5年目」(2012年8月25日)
 イイジマムシクイにふられるのを含めて年中行事。例年になくたくさんの鳥が捕れて、とても忙しい一日でした。サンショウクイの話は内緒…。

●「湖西のツバメの巣と白サギ識別講習」(2012年9月8日)
 近江今津駅にあるツバメ類3種の巣を見て、琵琶湖を見て、田んぼで白サギを勉強。

●「公園で羽根拾い 服部緑地編」(2012年10月21日)
 服部緑地を一通りウロウロして羽根拾い。ヒヨドリの羽根すら少ないくらい、羽根が落ちていなかった。長居公園は羽根がたくさん落ちてるんだなと、改めて確認。

●「金剛山の冬鳥と木の実探し」(2012年11月25日)
 オオマシコが来ていると聞いて期待したがふられた。でも、ゴジュウカラやコガラには出会えた。木の実の事はうかっと忘れていた。

●「伊勢湾で越冬する水鳥」(2012年12月15日)
 地元の方に案内頂き、安濃川河口や雲出川河口へ。ミユビシギ、ミヤコドリ、コクガン。大阪湾にはいない海の鳥を満喫しました。途中の池ではオオハシシギにも出会えました。

●「平城宮跡は今!?」(2013年1月6日)
 舗装問題が持ち上がっている平城宮跡から水上池へ。アリスイは見つからなかったが、水上池にはなぜかオオハクチョウ。舗装されてしまう場所にはタシギがたくさん隠れていた。

●「湖北町の水鳥」(2013年2月2日)
 河毛駅から歩いて湖北野鳥センターまで。途中でであったコハクチョウの群れにはアメリカコハクチョウが混じり、野鳥センター前にはヒシクイとマガンの群れ。オオワシもちゃんと見れた。
総会

●2012年3月4日に、大阪市立自然史博物館実習室にて、午後1時から午後5時半まで総会を開きました。参加者は、27名。

プログラム

1.招待講演(13:00-14:45)
  堀江明香氏「島のメジロの繁殖戦略 彼を知り己を知れば百戦殆うからず?」

2.会員の発表(15:00-16:15)
 ・中村 進氏「大峰山系のメボソムシクイの声紋分析でわかったこと」
 ・久米宗男氏「シジュウカラガンと外来種カナダガン」
 ・和田 岳 「大阪府の農耕地で繁殖する鳥の分布調査」「大阪湾岸のカモメ類分布調査2011報告」

3.議事(16:30〜17:00)
 ・活動報告 ・会計報告 ・次年度事業計画 ・世話人の選出
 ・その他:会員数報告など

4.懇親会(17:30-)
会計報告は無事承認され、おもに決まったことは、
・会計上現れた不明の余剰金6340円は、2012年度に寄付金として処理する。
・2012年度体制:世話人(浦野信孝、古園由香、弘岡知樹、寺田玲、池上隆之)、事務局(和田岳)