大阪鳥類研究グループ
野外調査
●カラーリングを付けたユリカモメ探し(1998年11月-)
ユリカモメがいない夏場を除き、ずーっと継続中。くわしくはこちら。
●カラーリングを付けたコサギ探し(1999年12月-)
コサギは年中いるので、とにかくずーっと継続中。くわしくは、こちら。
●カラーリングを付けたカワウ探し(2001年4月-)
2001年4月より、伊丹市昆陽池(2002年からは滋賀県竹生島でも)で、カワウのヒナに対する標識調査が行なわれ、脚にカラーリングが装着されています。その観察記録を集めて、カワウの移動状況を調べて楽しんでいます。くわしくは、こちら。
●ムクドリ・イソヒヨドリ・ハッカチョウ分布調査報告(2014年4月-7月)
大阪府下のムクドリ繁殖情報、近畿のイソヒヨドリ情報、西日本のハッカチョウ情報を収集。
●大阪府のムクドリ類の集団ねぐら調査(2014年9月-2015年2月)
阪府下のムクドリの集団ねぐらの情報を収集。可能な範囲で集まった個体数を評価。
野外観察会
●「泉南河口干潟ツアー」(2014年4月13日)
尾崎港周辺から男里川河口、樫井川河口の干潟を回りました。男里川河口では、ミヤコドリやシマアジを観察。
●「ハッカチョウの繁殖場所さがし」(2014年5月11日)
明石港でハッカチョウを観察。あっさり観察できてしまったので、明石公園へ。おかげでアオバズクを観察できた。
●「岬町の山の鳥と海の鳥」(2014年6月21日)
逢帰ダム周辺で山の鳥の囀りを聞き、箱作の海岸でコシアカツバメのコロニーを観察。の予定が、どちらも不発…。
●「あまりヨシ原じゃないツバメの集団ねぐら」(2014年7月27日)
堺市平井大橋のツバメのねぐらを観察。存続が危ぶまれていたが、約6000羽が乱舞してくれた。
●「巨椋干拓地のサギ・シギチドリ類と、季節遅れのツバメの集団ねぐら観察会」(2014年8月31日)
南西はずれの久御山町の休耕田にシギが入ってると聞き、延々と歩いて行って観察。とって返して宇治川のツバメの集団ねぐらを観察。いっぱい歩いた。
●「インハンドによるムシクイ・ヒタキ研修 7年目」(2014年9月7日)
1週前の8月31日になんとイイジマムシクイが放鳥され、期待して臨んだが、例によって振られる。
●「ムクドリの集団ねぐら観察会」(2014年10月4日)
JR大阪駅の北にムクドリの集団ねぐらがあると聞いて観察に。空中で球になってムクドリが乱舞して盛り上がった。
●「山田池公園の集団ねぐら」(2014年11月22日)
ムクドリの集団ねぐらを、と思ったけどいないそうなので、昼間はオシドリなどを見て、夕方はカラスのねぐら観察。
●「鶴見緑地で羽根拾い:カモの羽根に挑戦 第1弾」(2014年12月13日)
強風でとても寒い。カモの羽根はヒドリガモとオナガガモのみ。アオバトの羽根で盛り上がる。
●「千種川河口の冬鳥」(2015年1月17日)
カモの大群と、クロガモを狙ったが、カモはいつもより少なめ(スズガモ約3000羽とホシハジロ約1000羽)。クロガモはおらず。
●「服部緑地で羽根拾い:カモの羽根に挑戦 第2弾」(2015年2月22日)
羽根拾いのはずが、羽根好きがいなかったので、普通に鳥見。トラツグミやヒクイナで盛り上がる。
実習・勉強会
●「宮崎学さんを囲む会」(2014年10月5日)
宮崎さんが大阪に来られるついでに、会員のスライドを見せての囲む会を企画。
参加者は11名。
総会
●2014年3月9日に、大阪市立自然史博物館実習室にて、午後1時から午後5時半まで総会を開きました。参加者は、28名。
プログラム
1.招待講演(13:00-14:45)
齋藤武馬氏「3種に分かれたメボソムシクイの分類学的研究」
2.会員の発表(15:00-16:15)
・熊代直生氏「ムシクイ類の識別を難しくする最近のできごと」
・中村 進氏「メボソムシクイの謎 −声紋分析でわかったこと−」「クロジの囀りの声紋分析による比較」
・高木昌興氏「リュウキュウコノハズクの分布に与えるケラマギャップの地史的および生態学的時間スケールの意義」
・和田 岳 「大阪府下の公園で繁殖する鳥の調査(第4回)報告」
3.議事(16:30〜17:00)
・活動報告 ・会計報告 ・次年度事業計画 ・世話人の選出
・その他:会員数報告など
4.懇親会(17:30-)
会計報告は無事承認され、おもに決まったことは、
・会計上現れた不明の余剰金675円は、2014年度に寄付金として処理する。
・2014年度体制:世話人(浦野信孝、古園由香、弘岡知樹、寺田玲、池上隆之)、事務局(和田岳)