大阪鳥類研究グループ

2016年度の活動内容野外調査野外観察会総会


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野外調査

●カラーリングを付けたユリカモメ探し(1998年11月-)
 ユリカモメがいない夏場を除き、ずーっと継続中。くわしくはこちら

●カラーリングを付けたコサギ探し(1999年12月-)
 コサギは年中いるので、とにかくずーっと継続中。くわしくは、こちら

●カラーリングを付けたカワウ探し(2001年4月-)
 2001年4月より、伊丹市昆陽池(2002年からは滋賀県竹生島でも)で、カワウのヒナに対する標識調査が行なわれ、脚にカラーリングが装着されています。その観察記録を集めて、カワウの移動状況を調べて楽しんでいます。くわしくは、こちら

●大阪府のソウシチョウ繁殖分布調査(2016年5月-7月)
 2015年度に引き続き、繁殖期の大阪府内のソウシチョウとウグイスの囀りのセンサス調査を実施。

●カラスの枝落とし行動調査(2015年10月-2017年2月)
 2015年度に引き続き、カラスがクスノキなどの実付きの枝を落とす行動の確認情報を収集した。

●関西のリュウキュウサンショウクイ生息状況調査(2016年2月-)


野外観察会

●「奈良公園の花に来る鳥」(2016年4月9日)
 予定通りニュウナイスズメのサクラの花落としと、カラスがシカの毛を抜くのを確認。

●「河内長野南東部のサシバさがし&ソウシチョウ研修」(2016年5月5日)
 サシバのペアを間近に観察。イソヒヨドリが多かった。

●「金剛山ナイトハイクと夜明けのコーラス」(2016年6月10日〜11日)
 山頂での夜明かしは濡れて寒かった。ジュウイチからはじまる早朝のコーラスは素晴らしかった。ムササビも間近を飛んだ。

●「ポンポン山山麓のソウシチョウ調査」(2016年7月9日)
 雨天中止

●「インハンドによるムシクイ・ヒタキ研修 9年目」(2016年8月28日)
 年もあのムシクイは捕れず。ハチクマやアマツバメが飛んだ。

●「西山のタカ渡り観察」(2016年9月24日)
 すぐ雨が降り出し、そのまま解散。事実上雨天中止。アマツバメは飛んだがタカは飛ばず。

●「岬町でタカの渡り観察」(2016年10月10日)
 ノスリがパラパラ飛んで、サシバやツミも飛んだ。

●「北摂のリュウキュウサンショウクイ探し研修」(2016年11月26日)
 クロジやアカゲラは出たが、リュウキュウサンショウクイはおらず。

●「妙見山の冬鳥」(2016年12月4日)
 エナガの群れの周囲をチェックしたが、リュウキュウサンショウクイはおらず。山頂にアトリがいた。

●「金剛山の冬鳥」(2017年1月15日)
 白銀の世界で、雪や霧氷は綺麗だったが、鳥はエサ台にカラ類やゴジュウカラ、カケスがいた程度。

●「近江今津〜新旭辺りの琵琶湖の水鳥」(2017年2月26日)
 カモは少なめ。とにかくオオバンが多く、2ヶ所の田んぼに100羽もの群れ。
総会

●2016年3月13日に、大阪市立自然史博物館実習室にて、午後1時から午後6時まで総会を開きました。参加者は、20名。

プログラム

1.招待講演(13:00-14:45)
  白井 剛氏「都市近郊でのアオサギの生息地拡大とその要因を探る」

2.会員の発表(15:00-16:45)
 ・和田 岳 「大阪府におけるサギ類の集団繁殖地の分布:2009年の調査結果」「大阪府ソウシチョウ繁殖分布調査 2015年中間報告」「カラスの枝落とし行動のひろがり」
 ・久下直哉氏「赤阪下池のツバメの集団ねぐらの報告」
 ・熊代直生氏「小林平一鳥類コレクションの紹介」
 ・須川 恒氏「京都府RDBweb版掲載写真コンプリート」

3.議事(17:00〜17:30)
 ・活動報告 ・会計報告 ・次年度事業計画 ・世話人の選出
 ・その他:会員数報告など

4.懇親会(18:00-)
会計報告は無事承認され、おもに決まったことは、
・2016年度体制:世話人(浦野信孝、古園由香、弘岡知樹、寺田玲、池上隆之)、事務局(和田岳)