2001年1月、2月、3月、4月、5月、6月、7月、8月、9月、10月、11月、12月
2000年
材料の入手:行事の下見で三重県の櫛田川河口の干潟に行ったので、ついでに採集。下見のついでに食料調達か、食料調達のついでに下見かは微妙なところ。まあ味見も下見の内かと…。
調理法:オゴノリは、ゴマ油で炒めて酢醤油につける。シオフキは一晩塩水につけた後、みそ汁に。マテガイとイシガニは、油で炒めて、醤油をぶっかける。サキグロツタマメタガイは、酒と醤油と砂糖で煮付ける。
コメント:以前、ツメタガイを食べたけど、かたいし臭いしまずかった。サキグロタマツメタガイの方はうまいとの、第四紀研究室の学芸員の言葉を信じて、恐る恐る食べました。確かにうまいです。今回の一番のヒットでした。マテガイも同じくらいうまい。身離れもいいし。この二つは、行事本番でも、ぜひ採ってこなくては。
オゴノリはいつもはさっとゆでて、酢醤油で食べるのですが、炒めるとご飯のおかずにぴったりです。一方、シオフキのみそ汁は、シジミのみそ汁より少し落ちる感じ。それにまだ砂を持ってるのがいて、ジャリジャリしました。イシガニは、まずくはないけど、身は少ないし、それでいて殻は固い。あまりお薦めできません。
材料の入手:第四紀研究室の学芸員が岬町の豊国崎の海岸で採ってきたのを食べさせてもらう。
調理法:ワカメとウミトラノオは、さっとゆでて、ポン酢醤油で。ムラサキウニは生で生殖巣を。
コメント:ワカメとムラサキウニは、うまかった。ムラサキウニは、味見程度しかなかったけど…。ウミトラノオは取り立ててうまくない。小さいムラサキイガイの稚貝がたくさんついていて、ジャリジャリするし。
材料の入手:廊下を歩いていると、植物研究室からお声がかかって、一口食べさせてもらいました。入手経路は不明。
調理法:皮をむいて、かぶりつく。
コメント:おいしい。マンゴーみたいな感じ。もっと食べたかった。
材料の入手:魚の担当学芸員が、香川県に調査に行ったおみやげのツメタガイ。さらにハチ担当学芸員が、倉敷に行ったおみやげのカキ。待っているだけで食材が集まってくるなあ。
調理法:ツメタガイはゆでで、肉を殻からだしてから、酒と醤油で煮る。カキは焼いて、醤油をかけて。
コメント:カキはうまかった。いくらでも食べられそう。一方、ツメタガイはまずい。本当はゆでて醤油でもかけてと思ったけど、臭くてくえず。時間をかけて煮たけど、今度は堅くなっただけ。市場に出ないのは無理もない。
材料の入手:魚の担当学芸員が、淡水魚の調査に行ったおみやげ。
調理法:ブラックバスは身を塩と胡椒をふって片栗粉を付けて、バターで焼いてムニエルに。あらは、魚担当学芸員が酒と醤油で煮てくれました。オイカワは内臓をとって塩をしてから、網で焼いて、酢醤油につける。
コメント:意外なことにブラックバスはうまかった。あっさりした白身魚。海で言えばスズキみたい。どうしてあんまり食べられないんだろう?オイカワもおいしく、骨まで食べました。