ホネホネサミットの記録のページです。なんとなく関連情報を並べます。気が向いたら追加します。
ホネホネサミット2009開催!
◆開催日:8月22日(土)〜23日(日)
◆会場:大阪市立自然史博物館 本館
◆入場料:無料(当日は植物園入園料、博物館の常設展入館料、ホネホネたんけん隊展入場料も無料)
◆主催:なにわホネホネ団、大阪市立自然史博物館、NPO大阪自然史センター
◆協賛:株式会社エヌ・ティー・エス、株式会社アリス館。この他に、花王コミュニティ・ミュージアム・プログラムの助成を受けています。
◆出展者:安芸ホネホネ団、芥川緑地資料館(あくあぴあ芥川)、小笠山の自然観察会、GALVANIC、きしわだ自然資料館・古生物ゼミ、岐阜県世界淡水魚園水族館 アクア・トトぎふ ボランティア有志「骨部」、岐阜大学応用性物科学部附属野生動物管理学研究センター、京都大学大学院地質学鉱物学教室 古脊椎グループ、近畿大学農学部 里山調査局、群馬県立自然史博物館、骨骨倶楽部、小西雅樹、魁!!骨塾、自由の森学園 骨部屋、成安造形大学人体表現研究室、特定非営利活動法人 生態工房、特定非営利活動法人 東洋蝙蝠研究所、西南学院高等学校生物部、ダチョウ組、田村秋彦、土屋英夫、豊橋市自然史博物館ボランティア資料整理ボランティア(脊椎動物学分野)、中村玄、なにわホネホネ団、奈良教育大学 パンドラの会、沼田町化石館、林耕次、福井市自然史博物館 骨部、ほねっこ倶楽部、ほねほねくらぶ、ボーン企画、みなくち子どもの森自然館、盛口満、山口未花子、吉村文孝(以上35団体・個人)
◆プログラム
■ポスター展示・ブース出展:両日09:30〜17:00
■ホネホネ☆発表会
22日 13:00〜13:20
『博物館ボランティア連携による「博物館うらがわツアー」の意義』
福井市自然史博物館・骨部 田中嘉寛氏
内容:博物館ボランティアと共に、博物館の役割や標本を残す意義を来館者に伝える「博物館うらがわツアー」を行っている。そのアンケートを比較解析し、博物館ボランティアが解説を行う意義を考察した。
22日 13:30〜13:50
『忘れないで!!私たち』
魁!!骨塾 稲葉智之氏(現栖古生物研究)
内容:ハラジロカツオブシムシを使う骨標本作製。その利点は捨てられてしまうことの多い多くの小骨の標本化です。
■ダブル原画展「ホネを描く 盛口満 小田隆」
ホネを見れば描かずにいられない。ホネの伝道師・ゲッチョ先生と、小学館の図鑑NEOなどの恐竜の復元画で有名な小田隆氏との、奇跡のダブル原画展が実現。二人の達人によるホネの表現を同時に見られます。
・会場:自然史博物館本館2階イベントスペース
・日時:両日とも、09:30〜17:00
・『ホネを描く』盛口満(珊瑚舎スコーレ講師、沖縄大学人文学部準教授)
ホネを見ると、むらむらと描きたくなる。それはホネには美しさとかっこよさがあるから。それだけでなく、こんなホネ見つけたよとか、こんなとこにもホネがあったよという思いを、誰かと共有したいから。基本、ロットリング使用の白黒画を展示します。
・『骨・命を支えるもの』小田隆(成安造形大学特任講師)
私にとって骨は「死」を意味するものではなく、強く「生」を意識させるものです。複雑で不可思議な形態。血管や神経が通っていたであろう大小様々な孔。がっちりと絡み合う縫合線など。それらのひとつひとつを描くたびに、「生」を強く感じ、命の素晴らしさを実感することができます。今生きている我々も骨で支えられています。私の描く骨から、「生」を感じ取ってもらえるなら、望外の喜びです。
■ワークショップ「恐竜復元画に挑戦しよう!」
きしわだ自然資料館での「きしわだ恐竜教室こどもの部」で実施しているワークショップです。恐竜の頭骨図をもとにした復元画製作に挑戦しましょう。
・講師:徳川広和(恐竜・古生物復元模型家)
・会場:自然史博物館本館1階
・参加費:一人1回50円
・定員:一回30名(付き添い・見学を除く)
・時間:一回約30分(両日とも午前と午後1回ずつ程度の実施を予定しています。詳しい時間は、当日会場でお確かめ下さい)
・主催:きしわだ自然友の会・古生物ゼミ
◆特別企画 標本士の仕事
ドイツ南西部のシュトゥットガルトからプロの生物標本士を招いて、実演と講演を行います。
・講師:相川稔氏(元ヘッセン州立ヴィースバーデン博物館自然史部)、Jan Panniger(ヤン・パニガー)氏(バーデン・ヴュルテンベルク州立自然史博物館)
・会場:以下のいずれも大阪市立自然史博物館本館1階 講堂
■実演「鳥の裏側」
博物館でつくられ、展示、保管される標本は何もホネだけではありません。博物館にある動物標本の代表といえば剥製。そんな剥製、どうやって作られているんだろうと思ったことがある人も多いはず。そこであまり見る機会のない鳥の展示用剥製づくりを実際にみてもらって、そんな疑問を解消します。普段博物館で何気なく見ていた(素通りしてしまう?)剥製が違って見えてくるかも?
・日時:22日 14:30〜16:00
■講演「骨格標本のできるまで 博物館の舞台裏」
骨格標本をつくっている博物館や個人はよりよい作成方法を見つけるために試行錯誤を繰り返しています。ドイツの博物館でも日々ホネと格闘して質のよい標本を後世に残すべく努力しています。そんなドイツのシュトゥットガルト自然史博物館ではどういうふうに骨格標本がつくられているのかを紹介します。
・日時:23日 14:00〜16:00
◆開催趣旨
2003年より、「なにわホネホネ団」が大阪市立自然史博物館を舞台に活動を始めました。当初は、ほんの数名が細々と活動しているだけでしたが、現在では100名を超える大所帯になっています。「なにわホネホネ団」の主な活動内容は、博物館に集まった動物の死体を、博物館で保存するために標本化することです。その他に各地のイベントに出掛けていって、動物の死体を標本として残すことの意義を普及し、こうした標本の製作活動の楽しさを広めようとしてきました。
「なにわホネホネ団」以外にも、日本各地の自然史系博物館や大学の周辺には、動物の死体を標本として保存しようと活動している方々がいます。日本各地にホネの魅力にとりつかれ、個人で骨格標本を作製している方がいます。こうした同好の士が一同に集まって、それぞれの技術を伝えあったり、さまざまな情報交換をしてみたいと考え、今回、ホネホネサミットを企画しました。
ホネホネサミットは、博物館や大学などを舞台に、公の財産としてのホネの標本づくりをしている団体や個人の交流が大きな目的です。その他にも、さまざまな形でホネの標本づくりに関わっている者同士が交流できればと考えています。
また、イベントとして一般の方々にも来ていただき、ホネの魅力や動物の死体を標本として残すことの意義を多くの人に知ってもらう機会にもしたいと考えています。
それぞれが作ったホネの標本を展示したり、活動内容を紹介したり、皮むきや骨取り技術の交換をしたりして、楽しく盛り上がり、意義あるイベントにしましょう。
なお、ホネホネサミット後も継続できる、団体・個人同士の情報交換のネットワーク作りも計画しています。このイベントが、日本各地のホネの標本製作集団の活動を活性化させるきっかけになればと思っています。多くの方の出展をお待ちしています。
◆出展要領
◇対象:骨格標本作成またはホネに関連した活動をしているグループ・個人
→自然史系博物館などを中心に骨格などの動物標本製作活動をしている団体・個人(今回の出展のために団体を結成する事を推奨します)。その他、骨格標本製作を行っている団体・個人。芸術活動をされている団体・個人も歓迎しますが、実物の骨の形の面白さを伝える内容をお願いします(単にホネをモチーフにしているだけの場合は出展対象外とします)。博物館、学校の生物・科学部、大学の研究室・サークルなどの出展も歓迎します。
◇出展形態(詳しくは下の展示案内.pdfをダウンロードして御確認ください)
・ポスター(団体または個人)
・ブース(団体または個人)
・ホネホネ☆発表会(団体または個人)
・協賛、及び販売ブース(企業などの団体)
◇出展に際しての注意事項
1 出展料は不要です
2 会場までの搬入・搬出は各団体でお願いします
3 出展希望が多数の場合はお断りする場合があります
その場合、博物館などを中心に動物標本製作活動をし
ている団体・個人の出展を優先します。
4 骨格標本作成またはホネにまったく関係のない、
あるいは今回のイベントの趣旨にそぐわないと
事務局が判断する出展はお断りすることがあります
5 標本の販売、生物の配布は禁止します
6 次のような出展はできません
・ 生物を配布するなど自然保護上問題のあるもの
・ ブース内での飲食をともなうもの
・ 販売のみを目的としたもの
・ 会場内に多量のゴミが出るもの
・ 大きな音がでるなど、周辺の出展者に迷惑のかかるもの
◆申込要領
・ 別紙の出展申込用紙および出展者紹介の用紙にご記入の上、下記事務局までできるだけ電子メールでお送り下さい
( 電子メール用のファイルは以下からダウンロードできます )
・1団体・個人は、ポスター又はブースのいずれか一方にのみ申込み可能です(ホネホネ☆発表会は重複可)。
・ 申込み締め切り:2009年 5月31日(日)
・出展者・出展団体には、6月下旬に、出展に必要な机や機材などの申込みに関する詳しい案内をお送りします。
7月に入っても案内が届かない場合は、事務局までお問い合わせ下さい。
◆問合せ先
〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23 大阪市立自然史博物館内 ホネホネサミット事務局( 担当:和田・西澤 )
TEL : 06-6697-6222、 FAX : 06-6697-6225、 E-mail : hone2009@mus-nh.city.osaka.jp
◆案内のダウンロードと申し込み用紙
・出展案内(ここまでの文章と同じ)
・展示案内
・出展申込用紙
・出展者紹介原稿用紙