マスコミ顛末記2004

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2004年2月6日  NHK大阪「おでかけ1番」

アクセス:1月28日電話がかかってきた。2月6日に取材に行きたいとのこと。博物館の展示の紹介を放送したいらしい。翌日の鳥の観察会に合わせて、長居の冬鳥についての話が聞きたいような、そんなわけで鳥担当にふられたらしい。博物館本館の展示で鳥の話はつらいので、情報センター1階でならOKと答える。とにかく、2月6日の午後3時以降をあけておく事を約束。しばらく音沙汰がないと思ったら、2月4日に別の人がやってきて、最初の電話と同じような質問をして、展示室を見て帰っていった。
取材:2月6日、午後2時半にはNHKの放送用のワンボックスカーがやってくる。廊下にケーブルを長々とはわせて、撮影機材を持ち込んでいた。午後3時に行ってみたら、すでになんやら打ち合わせをしてる。もうすぐレポーターの人が来るので、もう少ししてから来てくれと言われる。で、もう少ししてから行ってみた。
 とにかくスタッフが多い。レポーター、カメラマン、ディレクター、照明。たいていの取材はこのくらいのメンバーでやってくるけど、その他にぼんやりしている人達が5名ほど(他にも車の中にもいたらしい)。どうやらADや機材関係の人やコードをさばく人達らしいが、中には本当になんにもしてないように見える人もいた。
 台本もないし、どこでどんな話をしたらいいのかもわからないので、みんながやってる事をボヤーと見てる。レポーターの人がカメラと一緒に歩きながら展示について話をしてる。と、最後に学芸員役のディレクターが短いコメントを。“観察会でどんな事を知って欲しいですか?”“そうですねー、身近な公園にもいろんな鳥がいることを知って欲しいです” で、こんな感じでお願いします、と言われる。
 そしてすぐにリハーサル。とりあえず最後の登場場所の近くにスタンバイしていて、カメラが横を向いてる間にレポーターの横に立って、質問に答える。首から双眼鏡をぶら下げて、手に図鑑とフィールドノートを持っていた方がいいとの指示がでる。そして、他の打ち合わせがあるとのことで、午後4時頃まで休憩。
 午後4時頃から再びリハーサル。今度は小道具を持って。小道具についても質問に答えると、今度は鳥の観察会に何が必要かとの質問に答えつつ、自分で図鑑やフィールドノートの説明を追加することになる。で、またリハーサル。ほぼOKが出たらしい。でも、自分的には滑舌が悪いのが気になる。
 中継が入る番組が始まる午後5時の少し前、ロシアで地下鉄テロのニュースが入る。もしかしたら中継はなくなるかもしれないとのこと。内心ラッキーと思いつつ、とりあえず待機。ディレクターやカメラマンが何度もスタジオと打ち合わせているらしい。どうやら中継時間が1分ほど短くなるけど、中継はするらしい。残念。
 中継の15分ほど前、レポーターさんだけでまたリハーサル。ちなみにレポーターさんは、オープニングのコメントもあって、一人でも何度も練習をやってました。そして午後5時半頃、最後のリハーサル。今度は、割と上手にしゃべれたかも。
放送or記事:生放送です。本番は結局、午後5時40分頃から。放送時間は約4分。出番はほんの30秒弱程度か? まあ、あっと言う間に終わりました。
コメント
<取材>
結局、わずか1分足らずの出番に3時間近く拘束されて、リハーサルが4回! 何度も時間を計りながらのリハーサルがあって、その度に指示が増えて、短いセリフなのに緊張してしまった。画面でも緊張がありありだったらしい。それに下を向きすぎと言われた…。とにかく後で編集してくれるのがわかってる収録は、好き勝手な事が言えるけど、言ったことがそのまま流れる生放送は難しいし緊張する。話が長すぎるとアカンやろと思うし…。もう生放送はこりごり。


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