実習生・職業体験生の日誌

2024年度秋季博物館実習2日目(11/14)

こんにちは!三重大学のH.Mです。

今回私は、実習2日目の博物館実習での活動についてお話しします。

午前中は、フェスティバルで使用する机の拭き上げや台車での運搬を行いました。(写真は拭き上げ後の机です)

この時、私たちの班は植物園の裏にある倉庫から机を運搬しました。その数20個。しかし、実際にフェスティバルの時には他の場所からもたくさん机を持ってきて使っていました。椅子やボードも同じように多く運搬しましたが、博物館の表から見えていない場所には資料以外にも多くのものが収納されていることを知りました。また、屋外用と屋内用で台車が分かれていたり、台車にも取っ手があるタイプとないタイプがあったりと、それぞれの目的ごとに使える台車が多く揃っているのも博物館らしく、面白い!と感じました。

午後は、A会場として使用するネイチャーホールで、ブース名が書かれた紙をまっすぐに貼る作業を3人体制で行いました。私はまっすぐになっているかどうか確認する役を行っていましたが、別日に高所に貼る作業を実際に経験すると、一人で掲示物をまっすぐ貼ることはとても難しく、近距離からと遠距離からでは判断に異なりが生じることを改めて認識しました。また、その作業の中でコミュニケーションと連携もとても重要だと感じました。さらに、まっすぐ貼るためにレーザーを用いて作業を行ったのですが、今まで学校での掲示等を行うときにも使ったことが無く、掲示を行う機会が多いからこそレーザーなどを用いているのだろうなと思い、思わず感心してしまいました。

私はこれまで自然史フェスティバルに訪れたことがありませんでした。しかし、実際に準備している過程で色々見させていただいて、大阪市立自然史博物館が来館者の方や多くの施設・団体との繋がりが強く、愛されている場所であるからこそ毎年行えているイベントであると思いました。また、学芸員の仕事で大事なこととして、その博物館の雰囲気を守り続けていくことも含まれるのではないかと思います。

学芸員実習を通じて、学芸員という仕事にはタフさと情熱が重要な要素だと思いました。これからも何かしらの形で博物館に関われると嬉しいです!

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