2025年度 冬季博物館実習 2日目

こんにちは。 

2025年度冬季博物館実習 1日目のブログを担当します、近畿大学 M.Aです。

本日は、和田学芸員のご指導のもと、ヒツジの骨とアライグマの骨を洗う作業と骨の組み立てを行いました。

 午前中は、まず骨を洗う際の作業時の注意事項の説明を受けた後、実習生3人で骨を洗う作業に入りました。ネットに入っている骨をバットの上にすべて取り出し、歯ブラシを使いながら骨に付着している肉の残りかすなどを落とし、骨をきれいにしました。この際に、ネットに骨の残りがないか、洗い終わったバットの中に骨の残りがないかをしっかりと確認する必要があります。「骨を無くさない・壊さない・混ぜない」を意識しながら丁寧に作業をしました。脚などにあるとても小さい骨は壊れやすく、無くしやすいため細心の注意を払いながら取り組むことが大切でした。

 全体の骨を洗い終わった後、予め洗い終わっていたジャガーの骨と、私たちが実際に洗ったヒツジの骨の組み立てを行いました。椎骨と肋骨に分け作業を行いました。実習室にブタの骨格標本があるので、それを手本に骨を組み合わせていきました。わずかな骨の違いを見つけながら、ぴったり合う骨を見つけ組み合わせていきます。私は、椎骨を頸椎・胸椎・腰椎に分けることから苦労しましたが、手本を見ながらと和田学芸員のアドバイスを受けながらなんとか組み立てることができました。

 組み立てた後は、和田学芸員からそれぞれの骨の説明を受けました。部位ごとに説明がある、他の動物種として比べてどうなるか、ネコ科だけにみられる特徴などを教えていただきました。実際の骨をみながら説明を受けることで、骨が動いている様子を想像しやすく、個体ごとの骨の特徴を実感することができました。

 今回の実習を通して、学芸員の仕事の一部を体験することができました。実際に骨を触り、組み立てていくことで標本取り扱いの難しさ、管理方法を学ぶことができました。とても有意義な1日になりました。