繁殖(今までに集まった情報 ・ 大阪で繁殖する鳥リスト)
集団ねぐら(ツバメ、ハクセキレイ、スズメ、ムクドリ、カラス)
●対象:大阪府に生息するすべての鳥。ドバトや野生化したアヒル、逃げ出した飼い鳥も含みます。
●調査期間:とくにありません。ずっと集め続けたいと考えています。過去の記録を送ってくださってもかまいません。
●情報の公表:寄せていただいた情報は博物館資料として整理・保存し、市民や研究者に役立つような形で提供していきます(ホームページで公表する場合もあります)。ある程度資料が集まった段階で、Nature Studyなどの刊行物でも報告します。将来は博物館の展示にも生かそうと考えています。なおタカ類やフクロウ類、タマシギ、ヒクイナ、ヒタキ類などは、巣場所が公表されると、カメラマンやバードウォッチャーが集まることによって繁殖に悪影響がでる場合があります。そのようなことが予想される場合は、巣の位置がわかるような形での公表は行ないません。
●情報提供の方法:ハガキなどに以下の内容を記入した上、自然史博物館の和田まで送ってください。他の人から聞いたという間接情報は、参考記録として扱いますのでご了解下さい。
1.鳥の種類:種の同定に自信がない場合は、自信がないと書いておいてください。必要に応じて確認に行きます。できれば写真を撮って一緒に送ってください。
2.観察日または観察期間(最低限観察年をはっきりさせてください)
3.観察場所:地図上での位置をできるだけ詳しく、わかるならば番地まで書いてください。山地であれば、環境庁が使っているメッシュコードを記して下さっても構いません。
4.環境:観察場所の環境を、海岸・埋立地・河川・池・田畑・住宅地・公園・社寺・山林・その他の中から選んで書いてください。必要ならば複数を選んでください。
5.繁殖確認の内容(繁殖に関する情報の場合):単に’繁殖していた’という報告は不可です。なぜ繁殖していると判断したのかを詳しく書いてください。例えば、卵やヒナがいる又は親鳥が卵を抱いている巣を見つけた。親鳥が餌を運んだり巣に出入りしていた。巣立ったばかりのヒナ・巣造り・求愛行動・擬傷行動などを観察した。繁殖しそうな環境でさえずっていた。また、繁殖しそうな場所で、繁殖期に生息していた場合も報告してください(5月20日から7月31日の期間の観察記録は、すべて送っていただけると嬉しいです)。
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6.その他(必要な場合):個体数や行動、繁殖の結果、巣場所など、気づいたことがあれば書いてください。
7.観察者の氏名・住所・電話番号
●注意:人が巣に近づくと、親鳥が巣を放棄したり、巣が捕食者に見つかりやすくなったりします。繁殖の確認の際は鳥に迷惑をかけないように充分注意してください。