2000年に採集した/受け入れた標本
2000年1月、2月、3月、4月、5月、6月
7月、8月、9月、10月、11月、12月
(1998年、1999年)
日付は受け入れた日(採集した日ではありません)、(File Z**-**)というのは動物研究室の標本受入台帳の番号です(ZはZoologyのZ)。その後ろの表題は、標本受入票に付けたタイトルです。おおまかにどこの何をもらったのかを表していますが、あまり深く考えてつけているわけではありません。寄贈者の名前は本人の承諾が得られたときのみ公開します。
(File Z**-**)が付いていないのは、和田が採集した標本で、受入自体は他の学芸員が行なっているはずです。この場合、日付は採集日を、その後ろの表題は採集場所を表します。
●2000年7月21日 (File Z00-68)天王寺動物園のレッサーパンダほか
ほぼ一年ぶりに、天王寺動物園に死体を引き取りに行きました。詳しくはこちら。もらってきたのは、鳥類47点、哺乳類6点、両生爬虫類20点の合計73点。
●2000年7月20日 (File Z00-67)オホーツク海のエトピリカ
1966年頃に、オホーツク海でのサケ・マス船団の網で混獲されたエトピリカの本剥製を、元漁師さんから寄贈していただきました。繁殖期の個体で、色は少し褪せてますがきれいです。
●2000年7月15日 (File Z00-66)箕面のムクドリほか
ムクドリ以外にも、ネズミ類や食虫類の死体をいくつかもらいました。
●2000年7月14日 (File Z00-65)東大阪のメジロ
2000年6月3日、路上で鳴いていたのを拾ったそうです。親に世話されていた巣立ちビナを誘拐してしまった可能性大です。しばらく飼育された後に死んでしまいました。
●2000年7月4日 (File Z00-64)高槻市のイワツバメ
2000年6月23日、大阪で2ヶ所しか知られていないイワツバメのコロニーで保護された雛です。残念ながら死んでしまったので、寄贈していただきました。
●2000年6月21日 (File Z00-63)滋賀のカワラヒワ
2000年6月15日、大津市で拾ったそうです。
●2000年5月10日 (File Z00-62)堺のスズメ
2000年4-5月、路上に落ちていたスズメが2羽。そろそろ巣立ちビナがたくさん落ちているシーズンです。
●2000年5月6日 (File Z00-61)岸和田のツグミ
2000年3月20日、ネコが採ってきたそうです。
●2000年5月6日 (File Z00-60)大和郡山のヒヨドリ
2000年3月26日、竹林で拾ったとか。ヒヨドリが落ちているのは珍しいのですが。
●2000年4月18日 (File Z00-59)堺市のオオルリ
2000年4月18日、学校で小学生が拾ったそうです。とってもきれいな雄の成鳥です。
●2000年6月18日 (File Z00-58)長居のクロツグミ、ヤマシギ、キジバト
いずれも博物館のガラスに衝突してしまいました。
●2000年4月10日 (File Z00-57)交野市のツバメ
2000年4月5日、交野市星田。巣の上で動かなくなっていたそうです。成鳥が巣の上でどうして死んでいたのかは不明です。卵つまりでもないらしい。
●2000年3月31日 (File Z00-22)高槻市のキセキレイ
2000年3月26日、高槻市安岡寺の路上に落ちていたそうです。
●2000年3月16日 (File Z00-21)東大阪市のスズメ
2000年3月15日、東大阪市の公園で死んでいたそうです。
●2000年3月12日 (File Z00-20)京都のゴイサギ
2000年2月17日、鴨川で死んでいたそうです。
●2000年3月30日 (File Z00-18)奈良のカラス
奈良県で駆除されたカラスが40羽も送られてきました。何とか無理矢理冷凍庫に詰め込みました。これの皮を剥くのを考えると、頭が痛い。ぜんぶ散弾で殺されているので、小さい丸い穴がたくさん開いています。
●2000年3月20日 (File Z00-17)大東市のキジバト
2000年3月15日、大東市野崎で拾われたそうです。こちらは山道なので、窓ガラスに衝突ではないでしょう。
●2000年3月20日 (File Z00-16)沖縄のキジバト
2000年2月10日、衛生環境研究所の窓ガラスに衝突したそうです。いずこのキジバトも窓ガラスによく衝突します。
●2000年3月15日 (File Z00-15)東成区のホシハジロ
2000年3月15日、東成区大今里の城東運河で死んでいたそうです。小さい水路なのにホシハジロがよくくるようで、毎年のように姿態が届けられます。
●2000年3月25日 (File Z00-14)長居のキジバト
2000年3月25日、博物館の窓ガラスに衝突。だからキジバトは多いんです。
●2000年3月20日 (File Z00-13)長居のヒヨドリ
2000年3月20日、博物館の窓ガラスに衝突。ヒヨドリの衝突は珍しい。
●2000年3月12日 (File Z00-12)長居のキジバト
2000年3月12日、博物館の窓ガラスに衝突。キジバトの衝突は多いです。
●2000年2月27日 (File Z00-10)大東市のホシハジロ
2000年2月11日、大東市深北緑地で死んでいたそうです。館に届けられるカモ類は、大部分ホシハジロです。
●2000年2月17日 (File Z00-09)吹田市のツグミ
2000年2月11日、吹田市南吹田で死んでいたそうです。
●2000年2月16日 (File Z00-07)豊中市のアオバト
2000年1月22日、服部緑地で死んでいたそうです。片目が飛び出していますが、あとはきれいなものです。
●2000年2月14日 (File Z00-06)高槻市のホオジロ
2000年2月11日、高槻市の北の端、中畑のバス停の所で、窓ガラスに衝突して死んでいたそうです。
●2000年1月18日 (File Z00-02)箕面のフクロウ
2000年1月17日、箕面の山の中でテグスに絡まっているのを保護されて、動物病院で死んでしまったそうです。野鳥の会関係のつてで連絡を下さり、わざわざ持ってきて下さりました。ハジラミが大量に付いていました。死にたてで冷凍してないので、まだ生きて動き回っている。
●2000年1月9日 (File
Z00-01)大阪市のオオルリほか
昨年の秋の渡りの時期に拾われたオオルリのメスとセンダイムシクイ。オオルリは大阪市内、センダイムシクイは和歌山県橋本市。タイトルがつけにくい。